第八地区おたっしゃクラブでの落語会

 九月に入っても残暑厳しい9月9日(土)、山形市の東部公民館の講堂で開催された、第八地区社会福祉協議会主催の「おたっしゃクラブ」での落語会に、山形落語愛好協会の闘球亭丘割君と、私、山彦亭虎之輔がお呼ばれして来ました。落語会の部は、午前10時10分にスタートし、約30名のお客さんに当会の落語二席で笑って楽しんでいただきましたよ!( ^)o(^ )

【本日の噺家と演目】
・闘球亭 丘 割・・・・・『ざるや』
・山彦亭 虎之輔・・・・・『六尺棒』

 初っ端(しょっぱな)は、現役大学生の丘割君です。大学に入学するやいなや、落研に入部して活動している丘割君。はつらつとしたおたっしゃクラブの高齢者の皆様に、負けず劣らずの明るく元気なパワーでお客様をグイグイ引き付けていきます。演目は、縁起担ぎする商家の主人を、とことん担いでおもしろいようにご祝儀を頂戴する『ざるや』の噺。『あなたのお住まいは』と聞かれたざるやの答えを『上山です』等と絶妙のアドリブも入れ、会場を存分に温めてくれましたよ。(^_-)-☆

続いては、虎之輔の登場です。マクラは季節の話題から。秋と言えば、勉学の秋、そしてスポーツの秋。それぞれにまつわる短い小噺を披露したのですが、それぞれのオチで、大きな拍手をいただきましたよ(^_^)/~その勢いで、演目の『六尺棒』に突入。頑固親父と放蕩息子の壮絶な親子喧嘩の噺を、時間が押していたためかなり早口で進めたのですが、それが妙にハマり、サゲまで盛り上がって終えることができましたよ(^_^)/~

 第八地区社会福祉協議会、並びにおたっしゃクラブの皆様、山形落語愛好協会のホームグラウンドともいうべき、東部公民館での落語会にお呼びいただき、感謝しております。山形落語愛好協会の噺家一同、これからも精進していきますので、またお呼びください。本日は、誠にありがとうございました(*^_^*)    【山彦亭虎之輔】

 

鶴岡市 不動山本明寺 秋季例大祭落語会

令和5年9月7日 暦の上では秋ですが
まだまだ真夏日が続いております。
本日は山形県最古の即神仏を祀る由緒あるお寺、不動山本明寺さんにお呼ばれいただきました。

演目と演者
◎講談「怪談 耳なし芳一」如月家 道楽
◎落語「六尺棒」     山彦亭 虎之輔

まずは一席目、わたくし道楽が担当しました。
お寺が舞台で和尚さんが登場するという設定がピッタリ、雰囲気抜群の怪談でお楽しみいただきました。
午前中ではございましたが少し暗くして、お灯明などの小道具、演出にも凝ってみました。

さて、お次は虎之輔さん、袴を穿いての気合いが入った高座です。
虎さんお得意の演目と言うことで、マクラではフーテンの寅さんのタンカバイを披露、お客さんとの掛け合いも場を盛り上げます!
「六尺棒」昭和15年当時は禁演落語に指定されましたが令和の今は、良き時代でございます。登場人物は大店の放蕩息子と頑固親父二人だけですが、どっちもどっちの売り言葉に買い言葉の大喧嘩、サゲでは身を乗り出しての大熱演でした。

今年は本明海上人誕生400年記念、落語会に引き続き、集まった30人の信者の皆さんは、大護摩祈祷、即神仏・本明海上人供養祭に参加されました。
気持ち良く演じさせて頂いたうえに、美味しいお弁当まで準備して頂きました。
短い時間ではありましたが、お客様には楽しんで頂けたものと確信しております。
また来年お会いできるのを楽しみにしております!
有難うございました。

【如月家 道楽】

山形市 東沢コミュニティセンター「マジャーレがんど」夏の落語会

夏も終りに近い本日、東沢コミュニティセンター「マジャーレがんど」さんにお招きいただき落語三席、講談一席をお集まりの約40名のお客様にお楽しみいただきました。
雁戸山のふもと、ホタル舞う自然豊かな東沢地区とはいえ、まだまだ暑いですが会場は空調が効いてとても気持ち良く演じさせていただきました。

本日の演目と噺家
◎「小言念仏」     楽笑亭 明世
◎「怪談 耳なし芳一」 如月家 道楽
中入り
◎「おかめ団子」    楽笑亭 明世
◎「千早振る」     笑門亭 福来助

一席目は明世さんの「小言念仏」です。
上方落語仕立てで小うるさい親父の小言をブツブツと……。お客様のクスクスと言う笑い声も聴こえ、座を温めてくれました。

 

さて、ニ席目は私、道楽の出番となります。
今回は趣向を変えまして講談「怪談 耳なし芳一」。
有名な小泉八雲の怪談ですが、会場を暗くして行灯を点けたりと演出も少し凝ってみました。
この暑さも少しは癒やしていただけたでしょうか。

後半は中入りを挟み、明世さんの再登場です。
演目は「おかめ団子」。
なかなか、人情噺をじっくりと聴かせる機会は少ないのですが、本日はお時間をたっぷり頂きましたので、テンションもアップ。
お客様も思わず噺に惹き込まれて、明世さんの人情噺に聴き入っていたようです。

さて、トリに控えしは、待ってました!の福来助さんの登場です。
演目は「千早振る」。
なかなか、難しい演目をここぞと聴かせてくれました。
百人一首のうたをモチーフに言葉遊びを聞き手にどう理解してもらえるのが難しいところ、誰でも演れる演目ではないですが、さすが福来助さん、ツボを押さえて所作もバッチリ。お客様も納得の演目でした。

今回は人情噺、講談と笑うツボは少ないのですが、ウン、ウンとお客様に「聴きに来て良かったな」と感じて頂けたのではないか?と……。

会場は広く、ゆったりと、エアコンも効いて汗もかかずにとても気持ち良く演じることが出来ました。
お茶やお菓子も用意していただき、館長さんはじめスタッフの皆さんとも歓談、特にお茶うけの丸なす漬けは最高の味でした。
こちらは初めてのお招きなので責任重大でしたが、東沢地区の皆さんのサポート、本当に感謝しております!
またお会いできるのを楽しみにしております。

【如月家 道楽】

南山形蔵王駅地区落語会のご報告

本日は蔵王駅前公民館へ明世さん、双極さん、らん朝の3人で出前寄席にお伺いしました。
役員の方を合わせて約20名のお客様にたっぷり笑っていただきましたよ!

【本日の演目と噺家】
○濃紺亭 らん朝『ん廻し』
○楽笑亭 明世『おかめ団子』
〜お仲入り〜
○濃紺亭 らん朝『カレーなるカイダン』
○錯乱坊 双極『百川』

初っ端はらん朝がご機嫌を伺います。
ここ最近の話題として、暑い!とにかく暑い!アツいと言えば高校野球!といつもの野球小咄をマクラに振りつつ「今日のお客様にご多幸がありますように」と『ん廻し』へ。
引っ越してきた豆腐屋から山のような木の芽田楽を貰った長屋の連中。大家さんのひらめきで「言葉の中に『ん』が付いた数だけ木の芽田楽あげようじゃないか」の一言に、あの手この手で一本でも多くせしめようと長台詞。終いには聞き慣れない言葉の洪水に耳が溺れそうになる大家さんの一言でお後と交代です。

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続いては明世さんで『おかめ団子』です。
本来予定していたネタと急遽差し替えになりましたが、そこはベテランの妙技。母親と二人暮らしの大根売り、商いの帰りに母親のためにと毎日一本ずつ団子を買うのですが、ひょんな事から団子屋の大枚な売上の金を見てしまい悪い事とは知りながら‥人情噺でグッとお客様の耳と心を引き付けつつも、マクラでちょっとした仕込みを入れる事で噺に緩急が生まれお客様を飽きさせません!
もはや十八番と言っても過言ではないネタでもってお仲入りです。

三番手は再びらん朝の『カレーなるカイダン』でお付き合いいただきました。
暑い季節は怪談噺で少〜し涼しくなっていただこうという趣向。もっとも、エアコンは十分効いていたんですがね。
学生時分、夜遅く帰宅すると待っていたのは作り置きのカレー。何日も続くと飽きはするものの、せっかく母親が作ってくれたのだからとバクバクッと食べちゃう。その後奇妙な事が起こり出し‥と、短めのネタでもってお後と交代です。

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トリは双極さんで『百川』です。
マクラでもって江戸の三大祭りと祭りに使用した「四神旗(四神剣)」の解説を入れながら、江戸は日本橋の料亭「百川」に奉公に上がった訛りのキツい田舎者の百兵衛と、客としてやって来た見栄っ張りで早呑込みな魚河岸の連中とのチグハグな掛け合いが笑いを誘います。
ついには百兵衛に常磐津の師匠を呼びにやらせたはずが、何がどうして魚河岸の連中が袈裟懸けに切られたと聞いて医者の先生までやってくる始末。
最後までトボけている百兵衛の台詞でもって、本日はこれにて幕でございます。

日曜の昼下り、外は日差しがキツくてもそれを跳ね返すほどの笑い声を頂戴いたしました。またお呼びいただけるよう一同精進いたします!
本日はありがとうございました!
【濃紺亭 らん朝】

やまがたクリエイティブセンターℚ1での落語会

 本日も熱中症警戒アラートが発表された8月18日(土)、やまがたクリエイティブセンターQ1の多目的室で開催された「おれんじカフェさくら」でのいきいきサロンに、山形落語愛好協会のたけのこ亭きのこさんと、私、山彦亭虎之輔がお呼ばれして来ました。会場に到着すると、「おれんじカフェさくら」の皆様は、百歳体操のまっ最中でした。落語の部は、その後午前10時15分にスタートし、約15名のお客さんに当会の落語二席で笑って楽しんでいただきましたよ!!(^^)!

【本日の噺家と演目】
・たけのこ亭 きのこ・・・
・山彦亭 虎之輔・・・・・『六尺棒』

 初っ端(しょっぱな)は、涼し気な色合いの着物姿で登場のきのこさんです。開口一番、「落語によく登場する人物は、決まっています。長屋に住む八っあん、熊さんと、なぜか横丁にすんでいる物知りのご隠居さん」と、人物紹介でお客さんを一気に落語の世界に引き込んでいきます。そして、演目の『つる』へ。かつて、「首長鳥」といわれた動物が、なぜ「鶴」と言われるようになったかという、スタンダートな前座噺を身振り手振りもあざやかに演じ、会場をしっかりと温めてくれましたよ。(^_-)-☆

 続いては、虎之輔の登場です。マクラでは、連日続く猛暑を乗り切る暑さ対策の話題から、お客様参加型の食べ物なぞかけに進みました。たとえば、「冷たいビールとかけて、ラブラブの恋人たちと解きます。その心は……どちらも〇〇ないと、さびしいでしょう」。オチを言うたびに、お客様から拍手をいただき、会場は大いに盛り上がりましたよ。その勢いで、第二次世界大戦中はなぜか禁煙落語になった本日の演目の『六尺棒』へ。頑固おやじと道楽息子の壮絶な親子喧嘩の一席で、しっかりと楽しんでいただき、おひらきを迎えましたよ( ^^) _U~~。

 終演後のあいさつの後、主催者の方より「山形落語愛好協会の落語を聞いたのは初めてでしたが、楽しかったので、また聞かせてください」という有難い言葉をいただき、おみやげもいただきました。「おれんじカフェさくら」のスタッフの皆様、そしてお客さまの皆様、本日はまことにありがとうございました。また、皆様とお会いできることを楽しみにしています( ^)o(^ )
          【山彦亭 虎之輔】

三川町「菜の花大学」落語会

お盆が終わりましたが、暑い日が続きます。そんななか三川町の「菜の花大学」にお招きいただき落語を披露させていただきました。今回で4回目のお招きでしたが、如月家道楽さんと、私、錯乱坊双極の二人でつとめさせていただきました。30名ほどのお客様。エアコンも一部故障中の部屋での落語会でしたが、たっぷり笑っていただきました。

【本日のプログラム】
〇如月家道楽・・・・落語『紙入れ』
〇錯乱坊双極・・・・落語『粗忽長屋』
〜仲入り〜
〇如月家道楽・・・・講談『耳なし芳一の話』
〇錯乱坊双極・・・・落語『百川』


開口一番は道楽さんです。演目は「紙入れ」です。道楽さん、カツラのマクラでお約束の笑いをとるのはいつもの通り。そして、初っ端から色っぽいこの大人の噺に突入です。旦那におかみさんとのことを悟られないように必死に取り繕う新吉と、度胸満点のおかみさんとの様子が面白く、お客様も大いに笑っておりました。


次は私、双極の「粗忽長屋」です。自分のことなのに、全く様子がわからなくなってしまっている、粗忽者二人の様子を、軽い感じで演じさせていただきました。わけのわからないやり取りの所々に笑いが起り、いい感じの場の雰囲気となったところでお仲入りです。


仲入りの後は、再び道楽さんの登場です。今度はガラッと雰囲気が変わり、講談の怪談噺でのお伺いです。小泉八雲原作の耳なし芳一のお噺。道楽さんの趣のある声で、おどろおどろしく、語って聞かせ、お客様をしっかり引き込んでおりました。


トリは私で、「百川」をおしゃべりさせてもらいました。夏のお祭りの季節ということもあり、このネタをやらせてもらいました。田舎者の百兵衛さんと河岸の若い衆の珍問答を面白おかしく演じさせていただきました。最後にサゲでしっかりと笑っていただけて、ホッといたしました。

三川町の「菜の花大学」様には今年もお呼びいただいて感謝です。時間もだいぶ延びてしまいましたが、最後まで笑っていただいてありがとうございました。それにしても暑いです。お身体には注意をして、また次回お会いしましょう!

【錯乱坊双極】

維豊気祭での落語披露の御報告

お盆の最初の日である、8月13日(日)。尾花沢市寺町の薬師寺で開催された「維豊気(いぶき)祭」にお呼ばれし、山形落語愛好協会の下記のニ名が落語を披露して来ました。
「維豊気祭」とは、自然豊かな場所で、心豊かな気持ちを次世代へ伝えていく志を持ち、様々な活動をしている「維豊気会」の祭りで、今年のテーマは「願い込め 絵馬に想いを納めおく 噺と喫茶と唄の盂蘭盆(うらぼん)」。落語披露は19時からでしたが、主催者の寺町青年団の方より「早めに会場にいらして、絵馬納めや茶の湯体験をどうぞ」とのご案内をいただき、17時に薬師寺に到着しました。かがり火に見立てたスエーデントーチに迎えられ、境内に入ると、リサイタル音合わせの真っ最中。演歌の鳴り響く中、我々は本堂に招かれ、上ノ畑焼きの茶碗で抹茶をいただき、奉納する絵馬書きを体験した次第です。その後、18時半からの絵馬祈祷にも参列し、住職のありがたいお祓いも受けさせていただきました。
そして落語の部は、本堂で予定通り19時に開演。照明をやや落としたおごそかな雰囲気の中、約20名のお客さんに、当会の落語二席で「笑って楽しんで」いただくことが出来ましたよ!!(^^)!

【本日の噺家と演目】
・遊歩亭 千 早・・・『転失気(てんしき)』
・山彦亭 虎之輔・・・『六尺棒』

開口一番は千早君です。御年(おんとし)19歳、山形落語愛好協会の活動歴二年目の千早君ですが、荘厳な本堂の御神体を背にして座り、入り口の扉が開かれて境内にいるお客さんやスタッフの方にも聞こえるようマイク二本を設置するという、いつもより大がかりな舞台設定に少しも気後れすることなく噺す様子は、堂々たるものでした。
演目は、前座噺のスタンダートでお寺が舞台という、まさに本日の時と場にふさわしい『転失気』。持ち時間を気にしてでしょうか、いつもより早口での高座でしたが、それが逆に軽快なテンポを生み出し、お客様は知ったかぶりをする和尚と、何食わぬ顔で和尚を翻弄する小坊主の掛け合いにすっかり引き込まれていましたよ。場をしっかりと温めて、お後と交代です。(^_-)-☆

続いては、虎之輔の登場です。実は、私、虎之輔は山形県新卒採用の高校教師として、奉職したのが尾花沢高校だったのです。そこでマクラでは、尾花沢市民として、五年間暮らした中で覚えた尾花沢独特の方言を、お客様に答えてもらうという形で進めました。「一つ目、地元の人は尾花沢のことを何といいますか?三文字です」と言った途端、境内から「おばねー」という男性の野太い声が聞こえてきたのです。続いて「では、うそつくな!」は➡「ずほだべー」。「かわいそうは?」➡「むごさい」「むつこすい」と、次々に大きな声で答えが叫ばれ、会場のボルテージが一気に上がりましたよ( ^^) _U~~
その勢いで、演目の『六尺棒』に突入。頑固一徹な父親と、夜遊び・火遊び・遊び放題の道楽息子の丁々発止のやり取りに、会場はおおいに盛り上がり、本日のおひらきを迎えました。( ^)o(^ )

終演後、主催者の方より「来年以降もこの時期に維豊気祭を開催するので、また落語をお願いしたい」という有難い言葉をいただきました。そして、間助さんと共に「瀧見館」のお風呂に入らせてもらいました。蒸し暑い夏の夜、露天風呂には虫たちも来ていましたが、トローンとした泉質の銀山温泉は最高でした。
維豊気会のスタッフの皆様、そしてお客さまの皆様、本日はまことにありがとうございました。また、尾花沢市の皆様とお会いできることを楽しみにしています。    【山彦亭 虎之輔】

銀山温泉「瀧見館」での落語会


本日は銀山温泉の「瀧見館」さまからお声がけをいただき、高座を務めさせていただきました😁❗️
日本有数の素晴らしい観光地、銀山温泉での落語は全くの初めてということもあり、かなり早めの時間に会場入りして、銀山温泉のすばらしいロケーションを堪能させていただきました😁❗️

 【本日の噺家と演目】
⚪︎笑風亭 間助 「つる(英語注釈付きバージョン)」

落語の方はというと、さすがは銀山温泉!海外の方が4名来てくれていました☺️
もちろん折り込み済みということで、少しだけ英語の注釈を交えての落語披露です☺️
落語の「つる」は、「ロング ネック バード🦜」なのです😆
これが、なんともいえないカタコト感を生んだみたいで、海外の方にも日本の方にもしっかり笑っていただけました❗️
なかなかお伺いできない銀山温泉を堪能して、落語も笑っていただいて、さらに温泉♨️にも入らせていただいて☺️
本日は最高の1日になりましたよ😁❗️

【笑風亭 間助】

連合地協青年委員会落語会パルズ寄席

本日8月10日(木)に笑風亭間助さんと私、宝笑亭熊水の2人で連合地協青年委員会落語会パルズ寄席落語&ハガトーク!にお邪魔してまいりました!
20名以上のお客様に笑って楽しんでいただけました(^▽^)/

 【本日の演目と噺家】
〇笑風亭 間助 「つる」
〇宝笑亭 熊水 「お見立て」

初っ端は毎度お馴染みの間助さんの「つる」です。初めて落語を見る方が多い中、まくらで雰囲気を作り、本編では会場の笑いを誘い、場を盛り上げてくださいました(^^)

お次は、熊水の「お見立て」です。私事ですが、3日前の花笠まつりで着用した浴衣を着用し、女子大学院生初の出前に臨みました。お大尽の行動や顔にたくさん笑っていただけました(^^)


そして、衆議院議員の芳賀さんから国政報告ハガトーク!なんと!!落研出身ということで、たくさんの小噺もしていただき、ここ一番の大盛り上がりとなりました(*^▽^*)
落語&ハガトーク!の後には懇親会にも参加させていただき、おいしいお食事やモルックを行い楽しい会となりました!!最後にみんなであのポーズを!!ズームイン!!本日はありがとうございました!!!

【宝笑亭 熊水】

やまらく亭怪談噺の会


7/29(土)に山形落語愛好協会の企画落語会第一弾、「やまらく亭怪談噺の会」を開催しました。普段の出前寄席や山形落語まつりではできないようなネタをかけてみようという試みです。今回は落語の怪談噺に加え山形在住の怪談作家、黒木あるじ先生著作の「山形怪談」の朗読もございました。事前のお知らせが7/1(土)の山形落語まつりくらいになってしまいましたが、うだるような暑さの中、約20名のお客様に不思議な話から因縁話までたっぷりとお聴きいただきましたよ!

【噺家と演目】
・たけのこ亭 きの子『一眼国』
・濃紺亭 らん朝『カレーなるカイダン』『もう半分』
・笑風亭 間助『山形怪談朗読(ツマジロ、モリノヤマ、ゆきをんな)』
・石々亭 註馬『死神』


開口一番は、きの子さんで『一眼国』です。
今回の怪談噺の会をやりたいと企画を提案してくれたのがきの子さん、噺の方でも一つ目ばかりの世界に迷い込んだ男の様を活き活きと描いてくれました。日常のスキマにフッと入り込んでしまった非日常の噺でもってお後と交代です。


続いては、らん朝です。
マクラ代わりにごく短い、どこかで聞いたことのあるような口調のミニ怪談『カレーなるカイダン』と、落語は『もう半分』でお付き合いいただきました。
『もう半分』は五街道雲助師匠の型で途中芝居掛かりになる所もやらせていただきました。怪異そのものよりも本当に怖いのは人の業という、出前寄席ではできない噺の供養の場でもありました。


仲入り後は間助さんで「山形怪談」の朗読です。
今回は『ツマジロ』『モリノヤマ』『ゆきをんな』の3遍。
話の最中にBGMをかけたり、話の終わりに効果音を入れたりと、今回の会では最もチャレンジした企画でした。
こちらも反応は上々でしたので朗読は続けていきたいですね。


トリは註馬さんで『死神』です。
こちらも出前寄席では尺や内容の都合でなかなかかけられない噺です。
普段からホンワカとした口調の註馬さんが、真に迫った死神の声を出すと印象がガラリと変わりますね。定番の「アジャラカモクレン○○○」の呪文は分かる人には分かる文言でしたが、お客様のほとんどが分かっていたという‥
最後はロウソクの炎をフーッと吹き消したところで舞台照明を暗転させて男がバタリ、でお開きです。

最後にアンケートのお願いと、月イチで売出し中の若手プロを招いての「やまらく亭プロの会」の告知をいたしました。8/12(土)はテレビでもお馴染みの立川志らく師匠のお弟子さん、立川志らぴーさんの落語会です。他の会もご予約絶賛承り中です!
↓詳しくはコチラを!!

やまらく亭

アンケートもお褒めの言葉をたくさん頂戴いたしました。これからも会を企画し、山形にさらなる落語の輪を広げたいと思います。本日はありがとうございました!

【濃紺亭 らん朝】

上山市浄光寺落語会

7月30日上山市の名刹浄光寺での落語会にお招きいただき、落語を聴いていただきました。3回目のお招きでございますが、今回は楽笑亭明世さんと錯乱坊双極の二人でお伺いし、50名ほどのお客様にたっぷり笑っていただきました。それにしても暑いです。会場到着の時にクラクラきました。皆さま、熱中症にはお気をつけて!

【本日のプログラム】
〇錯乱坊双極・・・・『つる』
〇楽笑亭明世・・・・『幽霊蕎麦』
〇錯乱坊双極・・・・『百川』


開口一番は私、双極がつとめさせていただきました。演目は「つる」でお伺い。とにかく暑い中お集まりいただいたお客様たちに、まずは軽いタッチのこの演目でクスクス笑っていただくことができたかなぁと思います。上々の滑り出し。。。


次は明世さんの「幽霊蕎麦」です。49日過ぎても法事をあげてもらえずに、一生懸命働いてお金を稼ぐ夫。奥さんとのやりとりが妙にシュールで楽しいお噺。夏のお寺にぴったりマッチして、お客様もすっかり引き込まれておりました。


トリは私で、「百川」をおしゃべりさせてもらいました。夏のお祭りの季節でもあるので、このネタをやらせてもらいました。日本橋にある会席料理で実際にあったと言われるこのお噺。本当かどうか分かりませんが、終わりに向かって盛り上がり、喜んでもらえたかなと思います。

落語会が終わって、おこわのお弁当をご馳走になりました。精進料理かなと思いますが、とっても美味しかったです。
それにしても、とにかく暑く、そんな中で聴いていただいたお客様には本当に感謝です。ありがとうございました。

【錯乱坊双極】

西下条町内会いきいきサロンのご報告

本日は「西下条町内会」さんのいきいきサロンにお伺いして、落語で笑いのひとときをお送りいたしました。
こちらへは2017年以来久々のお伺い。朝からカンカン照りの中で町内会の清掃活動をした後との事でしたが、約30名のお客様にたっぷり笑っていただきましたよ!

【本日の演目】
○山彦亭 虎之輔『還付金詐欺落語〜スーパーマン〜』
○濃紺亭 らん朝『カレーなるカイダン』
○笑風亭 間助 『カラオケ病院』

開口一番は虎之輔さんで『還付金詐欺落語〜スーパーマン〜』です。
マクラでは虎さん十八番の、「寅さん」の啖呵売。
映画「男はつらいよ」でお馴染みの売り文句を、お客様を巻き込んで並べ立てていきます。
ネタに入れば、社会問題になっている還付金詐欺を落語の切り口でユーモラスに描いたやり取りで笑いが止まりません!場がすっかり和んだところでお後と交代です。

二番手はらん朝で『カレーなるカイダン』です。
7月に入り暑い暑い夏も本番。そしてアツい夏といえば甲子園、ということで、お馴染み野球小咄を千本ノックの如くポンポンと繰り出します。
その後、夏ということもありちょっと涼しくなっていただこうと某タレントさん口調の怪談をご披露。
途中笑いも挟みつつ、最後は‥といったところでお後と交代です。

トリは間助さんで『カラオケ病院』です。
マクラはこれまた得意の桃太郎小咄。なのに桃太郎本人は出てこないという所も含めて笑いどころたっぷりの小咄からお客様の笑いも止まりません!
ネタでは間助さんがカラオケ好きということもあり『カラオケ病院』を。病気にまつわる懐メロの替え歌をたっぷりと歌い上げ、手拍子もたくさん頂戴いたしましたよ!

最後は当会からのお知らせと質問コーナーで和やかな空気でお開きとなりました。
本日はたくさんの笑いとお褒めの言葉、お土産までいただきまして、誠にありがとうございます!
またお伺いできる日を楽しみに、これからも精進してまいりますm(_ _)m
【濃紺亭 らん朝】

鶴岡市楯川原公民館落語会

梅雨の中休みで晴れた本日6月25日、鶴岡市楯川原公民館で開催された落語会にお招きいただき、落語を聴いていただきました。石々亭註馬さんと錯乱坊双極の二人でお伺いし、たっぷり笑っていただきましたよ。

【本日のプログラム】
〇石々亭註馬・・・・『たけのこ』
〇錯乱坊双極・・・・『蜘蛛駕籠』


まずは註馬さんで、「たけのこ」です。マクラのネタは現地調達という註馬さん。公民館に貼ってあった詩が気に入ったと紹介しながら、場の雰囲気をしっかりと掴みます。庭に出た「たけのこ」を巡っての隣家とのやりとりが、軽妙な語り口で語られ、すっかり皆さんを魅了しておりました。


次は私双極が務めさせていただきました。「蜘蛛駕籠」でお伺いです。なかなかお客さんを捕まえられない駕籠かきの奮闘ぶりを演じさせていただきました。久しぶりの口演で、しどろもどろという感じの出来でしたが、温かいお客様に助けられてなんとか務めさせていただきました。

鶴岡は何度もお邪魔しておりましが、とっても良い雰囲気の会場ばかりで、大好きです。今日の楯川原でも楽しい落語会となりました。また是非お邪魔したいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

【錯乱坊双極】

第16回山形落語まつりのご案内

こちらでのご案内が遅くなり、大変失礼致しました
m(_ _)m
「第16回山形落語まつり」開催のお知らせです(*^_^*)。
今回も木戸銭無料でお待ちしております。

■日 時: 令和5年7月1日(土)13時開場 14時開演
■場 所: 遊学館ホール(定員324名)
■木戸銭: 無料
■駐車場: 県営駐車場をご利用の場合、2時間無料になります。

※入場にチケットは必要ありません。
※定員に達した場合、またはコロナ感染防止のため指導があったなどの場合には、入場を制限させていただく場合があります。
※未就学児のご入場はできませんのでご了承ください。
※新型コロナ感染症対策のため、マスク着用のうえ、ご来場ください。

※チラシのダウンロードはこちらから

山形落語愛好協会では、「山形落語まつり」と題して市民の皆様への無料の落語会を平成26年7月より年2回ペースで開催して参りました。このところコロナ禍の状況をふまえ、三密を避けるため寄席形式での催しや、飛沫が飛ばないように配慮したオンラインでの催しと、本来のプログラムを変更し、「山形落語まつり」の番外編という形で開催して参りました。いずれのイベントにおきましても、皆様に大変喜んでいただき、「笑い」が持つ可能性や必要性、そして生活に潤いを与えてくれる素晴らしさを改めて感じたところでした。

今回も実際のホールを使い開催することを迷いましたが、皆様から開催を楽しみにしているとのお声を多数お寄せいただいたこともあり、コロナ感染対策を十分に行った上で、『第16回山形落語まつり』を開催することに致しました。少しづつ賑わいが戻りつつある今こそ、山形のみなさんに笑って楽しんで、心も健康になっていただきたいと考えております。ぜひお誘いあわせの上、お気軽にご来場くださいませ(*^_^*)

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上野いきいきサロン落語会 ご報告

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6月22日(木)、上野いきいきサロン落語会にお招きいただき、明世さん、半生さん、福来助の3名で伺ってまいりました。
このいきいきサロンは、蔵王第一町内会で主催する会で、月2回いろいろな催しを開催しているとのことでしたが、今回は「落語会」と言うことで、17名の会員の皆さんに上野ふれあいプラザに足をお運びいただきました。
当日は大変どんよりとした梅雨空でしたが、ご参加いただいた皆さんには、おおいに笑っていただきました。

【演目】
 楽笑亭 明世    「紙入れ」
 笑望亭 半生    「七段目」
 --- 中入り ---
 笑門亭 福来助   「野ざらし」

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最初に登場したのは、明世さん。演目はお馴染みの「紙入れ」ですが、今回は少し趣きを変えて「関西弁」でのお噺です。
非常に艶っぽい小噺から始まったのですが、年齢的には私たちより少し先輩の方々を上手に噺の中に引き込んで、いよいよ本ネタです。飄々とした明世さんならではの世界観たっぷりで、関西弁特有の軽妙さも手伝って、「間男」の噺も変に「重さ」を感じさせず、皆さんにおおいに笑っていただきました。
それにしても、最終場面でのおかみさんのセリフは、どっしりとした女性の「肝っ玉の太さ」を感じさせる一席でした。

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続いては、半生さんの登場です。「まくらの半生」と異名を持つ半生さんならではの小噺で笑っていただき、すっかりお客様を半生ワールドに引き込んで本ネタへ。歌舞伎特有の言い回しの難しさも何のその、芝居マニアの若旦那と父親のやり取りも滑稽で、小僧定吉との最終場面へ。
本当は、父親に頼まれて若旦那の芝居を止めに行ったはずの定吉が、若旦那と一緒に芝居をする羽目に。今で言うパワハラで若旦那の言うことを聞かざるを得なくなったものの、定吉も根っからの芝居好き。最後は定吉が階段から落っこちて幕。実に楽しい一席でした。

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中入り後、最後の一席は私、福来助が務めさせていただきました。実は、私事ですが、この4月から自分の住む町内会の会長をやらせていただいてまして、まくらでその仕事の煩雑さに忙殺されていると愚痴を言ったところ、「どこも同じだね」と慰めの声が掛けていただいて勇気百倍。2年半ぶりのネタに入らせていただきました。
途中、八つぁんが「それにしても年寄りばっかりだねぇ」と言うんですが、そこで皆さんと顔があってしまい、「拙いこと言っちゃたな」と思っていたところ、一人のご婦人が「大丈夫よ」といった顔で微笑んでくださって救われました。久しぶりのネタにもかかわらず、優しい皆様のおかげで、気持ちよく噺をさせていただきました。

当日は、体育館を会場に使用する予定だったところ、お客様の人数を考えると広すぎるので、急遽、和室に会場を変更していただきました。
イスではなく座布団に座っての長時間であったにもかかわらず、終始笑顔で接していただいた皆さまに感謝申し上げるとともに、今回の落語会を企画していただいた「蔵王上野第一町内会」の髙橋会長さまはじめ、いきいきサロンの皆さまに改めて御礼申し上げます。
「楽しかった」「来年もまた」のお声をいただき、帰り際にはたくさんのキュウリを頂戴してきました。ご馳走さまでした。ありがとうございました。

(笑門亭 福来助)