
4月26日、遊学館第1研修室にて、京都笑笑亭(らふらふてい)の皆さんをお迎えして、山形落語愛好協会英語部の初主催イベント、山形de英語落語会を開催しました。
【本日のプログラム】
〇ちゃめ吉&かんた・・・・・What is Rakugo?
〇わお・・・・・Tenshiki
〇かんた・・・・・Birthday Present
〇かんた・・・・・Magic Bamboo Sticks
〇ちゃめ吉・・・・・A Geisha Girl in a Hurry
〇K坊・・・・・The Prohibition

まずは、ちゃめ吉さん&かんたさんによる落語紹介コンテンツ「What Is Rakugo?」。「Your imagination is important! (想像力が大事!)」と皆さんの想像力を試す内容がてんこ盛り!息の合った、まるで夫婦漫才のようなやりとりで、大笑いのスタートです。

続きまして私わおの「Tenshiki(転失気)」。日本語ネイティブと英語ネイティブが約半数ずつを占めるお客様に、日本語学習者を悩ませる日本語について軽くお話をしてから、日本語ではおなじみの「おなら」の噺です。実は(やはり?)英語にも日本語と同じように「おなら」を意味する言葉が多数あるんですねー。たくさんの笑いを頂いて、お次と交代です。

続きましては、かんたさんの「Birthday Present(誕生日プレゼント)」です。旦那の誕生日に、焙じることで煙の中から誰でも希望の人が現れるお茶を持ってきた太鼓持ちの勘助。勘助が呼び出す「お客様」の登場シーンでは、会場全体を巻き込んだ振り付け!すっかり会場の皆さんを虜にしました。

お仲入後は、色物として再びかんたさんの登場です。英語落語会にふさわしい、世界一周旅行に連れて行っていただきました!

続きまして、ちゃめ吉さんの「A Geisha Girl in a Hurry(いらち俥)」です。主人公が男性から美しい芸者さんに変更された、人力車アドベンチャー。ちゃめ吉さんの演じ分けるひ弱な俥屋さんとマッチョの俥屋さんがおかしくて、おかしくて、会場は爆笑の渦に巻き込まれました。

そして、トリを飾るのは、残念ながら顔出しNGのK坊さん。ネタは「The Prohibition(禁酒番屋)」です。マクラでは、英語落語との出会いを楽しいエピソードを交えながらご紹介。外国人と日本人のお客様が半々なので、ジャパングリッシュを器用に操り、皆さんの心を鷲づかみに。本編に入ると、役人vs丁稚のだまし合いに会場は大盛り上がり。トリにふさわしい、爆笑の一席となりました。
英語落語会は初めての試みでしたが、65名ものお客様にお越し頂き、演者・スタッフ一同感謝感激雨霰でございます。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!
【餡団亭和緒】