サロン南ヶ丘落語会


お彼岸の中日の本日、はっきりしないお天気となりましたが、山形市の滝山地区、サロン南ヶ丘さまからのお招きで、落語を披露してまいりました。今回は雲鳴家丘割くんと、私、錯乱坊双極の若手2名?で、落語をお届けしてまいりました。

【本日のプログラム】
〇雲鳴家丘割・・・・・・・『ざる屋』
〇錯乱坊双極・・・・・・・『短命』
〇雲鳴家丘割・・・・・・・『長屋の花見』


まずは丘割くんの一席、「ざる屋」からスタートです。縁起を担いで、アゲアゲムードのこのお噺。テンポの良い丘割くんの語り口でお客様も笑わずにいられない。場の雰囲気も上昇ムードで、最高の出出しとなりました。


続いては、私、双極の「短命」です。少しエッチなお噺で、恐縮でしたが、ご隠居と八の噛み合わないやりとりを楽しんでいただけたと思います。何年かぶりにこのネタをかけさせていただきましたが、お客様の反応がとても良く、良い気持ちにさせていただきました。


最後は季節を先取りしたネタ、丘割くんの「長屋の花見」です。あと一月も経たないうちにやってくるお花見の季節。落語の世界でお馴染みの、貧乏長屋の風景を、丘割くんが演じてくれました。お客様も笑いどころを外すことなく、たっぷりとお楽しみいただけました。

コロナの影響でここ何年か開催できなかったこの会ですが、再開できたことが、私どもも大変嬉しいです。また、お元気な皆様にお会いすることを楽しみにしています。
【錯乱坊双極】

山形市松原市営住宅集会所 落語会の報告です。

3月11日、東日本大震災13年目の本日、改めて犠牲になった方々の御霊に心より哀悼の意を表します。
まさにそんな日では有りましたが、小白川の松原市営住宅集会所に約15名様のお客様にお集まり頂きました。ここしばらく冬が逆戻りした季節のようでしたが、今日は会場の大きな窓から柔らかな陽の光が降り注ぐ朝となりました。

本日の演目と噺家
◯「お血脈」・・・・・如月家道楽
◯「替り目」・・・・・楽笑亭明世

先ずはわたくし、如月家道楽のご機嫌うかがいです。ご年配のお客様用健康ネタ、果てはあの世ネタがテッパンでございます。
皆さん、他人事のように笑っていただきましたが、「お血脈」には願ったり叶ったりの導入ですね。オチでもしっかり笑っていただき、
みんな、石川五ェ門と一緒に極楽に行きたかったか〜い?!

さて、トリに登場の楽笑亭明世師匠。
またまた、マクラで私のズラネタをイジり、ヒトの不幸を笑いのネタにする落語のセオリーに脱毛、いや脱帽です。
「替り目」は酔っぱらい亭主を女将さんが軽妙にいなすやりとりを面白く聴かせる滑稽噺。ところどころに妙なクスグリを仕込んであり2分に1回の笑仕様。
明世師匠の飄々とした語り口にお客様も笑いっぱなしでした。

何故か真ん中が丸〜く空いているアットホームな雰囲気?!で、まるで世間ばなしをしているようなゆったりとした雰囲気にお客様も相好を崩しっぱなし、こちらこそ楽しませていただきました。(>ω<) 松原地区の皆さん、生で落語を初めて聴いたという割には抜群のリアクションでした。 また、お声掛け頂ければ幸いです。 【如月家道楽】

天童市下北目楽友会


雪もちらつく中、寒い一日となってしまいましたが、天童市の下北目楽友会の皆様のお招きで、落語を披露してまいりました。足元の悪い中、25名ほどお集まりいただき、暖かな雰囲気。今回は如月家道楽さんと、私、錯乱坊双極の精鋭2名で、落語をお届けしてまいりました。

【本日のプログラム】
〇錯乱坊双極・・・・・・・『平林』
〇如月家道楽・・・・・・・『お血脈』
〇錯乱坊双極・・・・・・・『堪忍袋』


開口一番は私双極の「平林」です。まずは、いつもの山形大学の研究のお話から「笑わないと早く死んじゃうよ」と脅かしながら、小噺をいくつか。とても良い反応で、気持ちよく本編に突入。定吉の活躍を楽しんでもらいました。


続いては、道楽さんの「お血脈」です。死後の世界を軽妙に聴かせてくれて、お客さんも大喜び。いつものカミングアウトがなかったので、おかしいなと思ったところ、最後の最後に出てまいりまして、写真を撮るのを忘れてしまいました。


最後は双極が「堪忍袋」でお伺いさせていただきました。今回は実は袴を着装するつもりで準備してきたのですが、着方を忘れて断念しました。羽織も持ってこなかったので、着流しで失礼をいたしました。お恥ずかしい姿を見せてしまいましたが、それでも大いに笑っていただき、楽しく高座を、勤めさせていただきました。

初めてのお伺いでしたが、評判が良かったと主催者の方からお聞きして、安堵いたしました。また、お会いできるのを楽しみにしたいと思います。
【錯乱坊双極】

定例勉強会のご報告

今日は、落語まつり明けの勉強会ということで興奮も冷めやらぬ中、月一回恒例の定例勉強会を開催しました!
ネタおろしの落語や爆笑小噺ネタも飛び出し、楽しい勉強会になりましたよ!(*^^*)

【本日の演目と噺家】
○如月家 道楽   「お血脈」
○楽笑亭 明世    小噺
○遊歩亭 千早   「四人癖」
○石々亭 註馬    近況報告

【笑風亭 佐と吉】

第10回湯野浜出前落語会のご報告


本日は、鶴岡市湯野浜地区にて毎年恒例となりました湯野浜出前落語会に、明世さんと満月の2人でお伺いいたしました。副会長さんのご挨拶によりますと今回で10回目という記念すべき落語会に出演できたことに大変光栄でした!外は強い風雨というあいにくの天候でしたが、約40名ものお客様にお集まりいただきましたよ。
【本日のプログラム】
⚪︎ 走風亭 満月 「尻餅」
⚪︎ 楽笑亭 明世 「替り目」
⚪︎ 走風亭 満月 「酒と恩返し」

開口一番は、私満月の「尻餅」でお伺いです( ^∀^)数年ぶりにかけたネタですが、昨年末に浅草演芸ホールで聴いたことで再び演じたくなり、選んだ次第です。本日は3月3日のひな祭りということで大晦日ではなく、ひな祭りバージョンでお届けいたしました!大変喜んでいただいき、お後と交代です。

続いては、明世さんの「替り目」です。マクラでは、落語会のお客様の反応によって帰りの車中での噺家の会話が心配だから噺家で差別せず笑ってくださいとお願いしたところ、のっけからお客様の心を掴んで離しませんでした^_^本編でも酔っ払い亭主と優しいおかみさんとのコミカルなやり取りがおかしくてお客様も笑い声が絶えませんでした!

最後は、満月が再び高座に上がり、「酒と恩返し」で健康保険の窓口負担の噺をお楽しみいただきました。前方にお座りになられたご婦人と女子高生の笑い声にも助けられ、最後まで気持ちよく走り抜くことができました^_^

お昼は海鮮丼とアラ汁とスイーツをご馳走になり、終演後は、湯野浜温泉まんじゅうのお土産付きと至れり尽くせりの御厚意に感謝申し上げます。ありがとうございました。また来年もという何よりも嬉しいお言葉もいただき、2人で帰路につきました。湯野浜地区の皆様、今後とも末長くよろしくお願いいたします!
【走風亭 満月】

大石田町生涯学習活動推進研究集会での落語会のご報告


3/3(土)は大石田町町民交流センター「虹のプラザ」にて開催された大石田町生涯学習活動推進研究集会にて地域やコミュニティに関わる落語を、というご要望にお応えし、石々亭註馬さんと濃紺亭らん朝でお伺いしました。
大石田町の各地から来られた地区の代表の皆様や運営の方々など約80名に、当日の雪の寒さを吹き飛ばすようにたっぷり笑っていただきましたよ!

【本日の演目と噺家】
・『からぬけ』 石々亭 註馬
・『ん廻し』  濃紺亭 らん朝
・『堪忍袋』  石々亭 註馬


開口一番は註馬さんです。
かっちりとした会の間に挟まっての落語ということで、こういう場で先陣を切るのは百戦錬磨の註馬さん!
落語の中には色んな人が出てきますが、お互い様の心でもって仲間はずれにしないというのが良い所、というマクラから与太郎が大活躍の『からぬけ』へ。
キレがあるのにほのぼのとしたやり取りでもってお後と交代です。


続いてはらん朝です。
この前日に発表された世界をゆるがる大ニュース、大谷翔平結婚という話題からマクラに入ります。
いつもの野球小噺から長屋のみんなでワイワイガヤガヤの噺、『ん廻し』へと入ります。
受けどころでは方々で笑い声も起こり、皆さんしっかりと耳を傾けていただいたのがひしひしと伝わってまいりましたよ!
サゲの一言で持ってお後と交代です。


トリは再び高座に上がりました註馬さんです。
最も小さなコミュニティの一つに御夫婦なんてのがありまして、夫婦喧嘩は犬も食わない、それでも長屋の大家さんなんかが仲裁に入ったりすると噺が転がっていくもので。
不平不満を堪忍袋に向けて大声で怒鳴った後の、実にスッキリとした表情が何とも可笑しかったり、時事ネタ(中には賞味期限ギリギリも!)を吹き込む様が楽しい一席でもってお開きでございます。


普段は私共が高座や音響機材を持ってお伺いするのですが、今回は「虹のプラザ」の演劇を主体としたなないろホール(多目的ホール)で実際に使っている高座やめくり台、音響機材などをあらかじめご用意していただきました!ありがとうございました。


終了後に、会場近くのこちらへもお伺いしました。
高座でかいた汗もきれいサッパリ!
身体の芯から温まる、大変良いお湯でした。

本日はありがとうございました!
【濃紺亭 らん朝】

山形市江俣健康づくり事業での落語会のご報告

 2月23日(金)の午後は、山形市江俣町内会の皆様にお呼び頂き、出前落語を開催させて頂きました。この1週間は非常に気温差が大きく、体力的にも大変な状況だったのですが、そんな中でも健康になろうという趣旨で、今回初めて企画されたのだそうです。

 会場の江俣公民館に到着したところ、こんなポスターがありました。楽しみにされているのだと、気合が入ります。20人ほどの皆様を前に、佐と吉・註馬のゴールデンコンビで、1時間ほどじっくりと落語を披露させて頂きました。

【本日の根多帳】
◯からぬけ   石々亭 註馬
◯やかん    笑風亭 佐と吉
◯堪忍袋    石々亭 註馬

 このたびの出前寄席は本当に良いお客様に恵まれました。最近の出前寄席では記憶にないほど、本当に多くの反応を頂くことができました。お陰様で、噺家一同、普段以上の実力を発揮できたのかな、と思います。気持ちいい高座を務めることができました。明日の落語まつりに向けても弾みがつく会となりました。

 終演後はたくさんのお土産を頂いたほか、ポスターに描かれたイラストを頂戴しました。作者は演者より少しだけ人生の先輩に当たる男性なのだそうです。町内会長のTさんによれば「人は誰しも隠れた才能がある」とのことです…また皆様にお会いできるのを楽しみにしております。ありがとうございました。

【石々亭註馬】

天童市田鶴町公民館落語会の報告です。

本日、猫の日、2月22日(木)天童市田鶴町にお伺いしたニャン、ニャン、ニャン‼
ここ数日は初夏のような天候が昨夜から降った雪で久しぶりの積雪に。
外は雪解けのビショビショの道でしたが、30数名のお客様に足をお運び頂き有り難い限りですね。
やまらくレジェンドの3名での出演でございます。

本日の演目と噺家
◯「時蕎麦」・・・・・山彦亭 虎之輔
◯「お血脈」・・・・・如月家 道楽
◯「中村仲蔵」・・・・楽笑亭 明世

一番手は虎之輔師匠の登場でございます。
お馴染みの寅さんタンカバイ、お客さんとの掛け合いでお客さんは大盛り上がり。山形市のラーメン日本一や香川のうどん蕎麦日本一の話題も挟みながらオリジナルも交えた「時蕎麦」でお客さんも大笑い。
蕎麦も日本一を目指そう!との合言葉で
冷えたカラダも、落語の高座も笑いで一気に温まりました。

お次はわたくし道楽が務めさせていただきます。
マクラではテッパンの健康ネタ、これ万国共通ですよね。死んでも元気なら、イイじゃないか!
本ネタは「お血脈」本日ネタ下ろしでございます。
古典ではありますがアチコチに自作の隠しネタを入れ込みましてのご披露と相成りました。
CALL&RESPONSEもバッチリでした。(^_^;)

さて、トリを務めますは明世師匠です。
どうも、マクラでは仲間ををイジるのがお好きなようで、今日もお約束でヤラレました。
さて、本ネタは「中村仲蔵」でご機嫌伺いでございます。芝居噺で有名ですが時間が無いとなかなか高座にかけられませんね。こういうじっくりと聴かせるネタは貴重です。お客さんも自分なりの情景を浮かべながら聴き入っていた様子で満足、満足でしたね。

主催者の方から長めでとのご依頼、まるまる90分の長尺をいただき、文字通りノビノビと演らせて頂きました。
ここ、田鶴町公民館はすぐ裏が新幹線も走っている住宅地、神社の中にあり、昨年出来たばかりと言う建物はすごくきれいで快適。
2/24の「落語まつり」の告知、次回のオファーもいただき、有難き幸せです。
田鶴町の皆さん、リアクションとてもノリが良かったですね。
またお会いできるのを楽しみにしておりまーす。
それまで、皆さんお元気で!

【如月家 道楽】

健康生きがい教室~落語会の御報告

春がそこまで来ている天気の2月16日(金)、山形市の遊学館二階の学習室で開かれた「健康生きがい教室~落語会」に、笑望亭半生さんと、私、山彦亭虎之輔の二名がお邪魔して来ました。こちらのサロンに山形落語愛好協会がお呼ばれするのは初めてでしたが、午後2時から3時半までの90分間、和気あいあいとした雰囲気の中、約10名のノリのいいお客さんに、当会の落語四席でたっぷりと楽しんでいただきましたよ!!(^^)!

【本日の噺家と演目】
・笑望亭 半 生・・・『幇間腹(たいこばら)』
・山彦亭 虎之輔・・・『時そば』
    中入り   
・笑望亭 半 生・・・『七段目』
・山彦亭 虎之輔・・・『特殊詐欺防止落語~スーパーマン』

初っ端は半生さんです。まずは、ちまたで話題の「裏金」問題を取り上げます。「だいたい、国会議員は選挙の時から『ごせんえん(ごせいえん)ありがとうございます』と連呼していましたからねえ」。マクラでお客さんの心をつかんだ後は、演目の『幇間腹』へ。道楽大好きで、鍼治療の鍼を覚えたばかりの若旦那は、誰かに鍼を打ちたくてしがたがない。「そうだ。あいつなら打たせてくれるだろう」と呼びだしたのが、幇間(ほうかん)の一八ですが……。珍妙な二人の織りなす噺で笑いを巻き起こし、お後と交代です(^_-)-☆

続いては、虎之輔の登場です。演目は、寒くなると聞きたくなり、この時期、全国の落語会で最もかけられているという『時そば』を選びました。噺の前半は古典落語ですが、後半は虎之輔のアレンジバージョンになっています。前半の江戸っ子のマネをする後半の江戸っ子が、ヘルメットにしか見えない丼を見て「ま、いいや。いつ地震おこるかがわからないからな。地震が起きたらこれをかぶればいいんだ」というところ、1月1日の能登半島で大地震が起きたばかりの今、妙にリアルな切実感のあるセリフになりました。ともあれ、おなじみのお笑いで存分に楽しんでもらい、中入りとなりました(^^♪

中入りの後は、再び半生さんです。落語には、道楽大好きのノー天気な若旦那が主人公の「若旦那もの」というジャンルがありますが、前半の『幇間腹』に続き、今回の演目『七段目』にも仕事そっちのけで芝居好きな若旦那が登場します。この噺はまた「芝居噺」とも言われ、芝居好きな若旦那が、同じく芝居好きな小僧の定吉と『仮名手本忠臣蔵』の七段目『祇園一力茶屋の場』を丁々発止と演りはじめるのですが……。お客さんを噺の世界にしっかり引き込み、場を再び温めたところでお後と交代です( ^)o(^ )

 そして、トリは虎之輔が務めさせてもらいました。マクラでは、「お客様参加型の寅さんのタンカバイフルバージョン」をかけさせてもらいましたが、女性が大半の今日のお客様は大変反応が良く、オチをしっかり答えてくれましたよ。そして、演目の『特殊詐欺防止落語~スーパーマン』でも笑いどころを外さず、ここぞというところで笑い声が響きわたり、無事お開きを迎えましたよ( ^)o(^ )

 終演後のあいさつの後は、主催者よりお礼の言葉をいただき、お菓子も頂戴した次第です。「健康生きがい教室~落語会」に参加された皆様、本日はまことにありがとうございました。また、皆様にお会いできることを楽しみにしています。                
【山彦亭 虎之輔】

第6回 上山市中川地区公民館 笑いと健康の集いのご報告

本日は毎年お招きいただいて、なんと早くも6回目という上山市中川地区公民館での出前寄席に行ってまいりました。
プログラムには我々噺家のカラー写真まで載せていただいて、皆様楽しみにしていただいたことがひしひしと伝わってまいります。
(噺家の漢字がちょっと違っていたのはご愛敬という事で・・・)
寒空を吹き飛ばすように、約50名位のお客様にたっぷりと笑っていただきましたよ!

【本日の噺家と演目】
・濃紺亭 らん朝『ん廻し』
・遊歩亭 千早 『笑い茸』
 お仲入り
・走風亭 満月 『酒と恩返し』
・濃紺亭 らん朝『代書屋』

開口一番はらん朝からお付き合いいただきました。
実はらん朝、こちらへは初めてのお伺いでしたもので、まさに顔と名前だけでも憶えて帰ってください、という按配でしたがお得意の野球小咄でお客様のご機嫌をお伺いした所、非常に反応が良く笑いの量も多かったので気持ちよくネタに入ることができました。
らん朝自身が言葉遊びが好きなものですから、昔からこの『ん廻し』はよくかけているのですが、初めてお伺いする場所で反応が良いと改めて「やってて良かったなぁ」と思う次第です。
程よく会場が温まったところでお後と交代です。

続いては現役大学生、千早君です。
もうすぐ誕生日、めでたく二十歳になろうという区切りを迎え、マクラの小噺もお客様に大うけ!
ネタに入っては、今まで笑ったことのない男が笑ったらどうなるのか?その結果どんなことが起こるのか?
噺が進むごとにどんどんスケールが大きくなるにつれ、お客様の笑い声も比例するように大きくなるというウケ具合。
とても本日がお客様の前では初めてかける出来とは思えないほどの好反応でもってお仲入りです。

お仲入りの後は満月さんです。
なんと昨日が誕生日という満月さん。めでたく〇〇歳になられました。
誕生日効果か、こちらもマクラから笑い声が絶えません!
ネタに入ってもとんとんと畳みかけるやりとりに、よくよく聞けば時勢に沿ったシリアスな会話がまるで漫才に早変わり!
最後まで押し寄せる笑いの波に乗ってお後と交代です。

トリは本日2回目のお相手、らん朝です。
ワタクシもね、誕生日がね・・・あるんですよ実は。
などとくだらないことをマクラにネタへと入っていきます。
とにかくワケのワカラナイ男とそれに付き合わされる代書屋の会話、途中の一曲も気持ちよく歌わせていただきました。
いっぱいの拍手を頂戴してお開きでございます。

また、来たる2月24日(土)の山形落語まつりのご案内もさせていただきました。
開演前からチラシを手にされているお客様もいらっしゃってありがたい限りです。

終演後は役員の皆様とのお話の中で「ぜひ来年も・・・」とありがたいお言葉も頂戴しました!
喜んでお伺いさせていただきます!!

本日はありがとうございました!
【濃紺亭 らん朝】

山形市町内会「つきいちの会様」お呼ばれの報告です。

二月に入り、そこはかとなく春の匂いの今日この頃、本日2月1日(木)「つきいちの会」様のお声がけで南部公民館にお伺い致しました。
リピーターも多い、ほぼ30人のお客様、有り難い事に「待ってました!」とばかりに大歓迎の拍手をいただく、さいさき良さ、噺家冥利に尽きる気持ちの良い高座で始まりました。


◯「どうらく小ネタ祭り」如月家 道楽
◯「紙入れ」・・・・・・楽笑亭 明世
◯「道具屋」・・・・・・笑門亭 福来助

本日二月の初日、如月の名の通り一番目の登場は道楽です。一席入魂の時事ネタ、夫婦ネタ、健康あるあるネタでお客様をイジりまくり、呼吸するかの如く笑いをいただきくうちにアッという間の持ち時間、テッパンのカミングアウトのコール&レスポンスでおあと交替と相成りました。

さて、お次は明世師匠の出番となります。
明世師匠は落語仲間をイジるのがお得意なようでマクラではまたネタにされ、そんなアホがいるのかと、お客様は大笑い。いるんです。笑
本ネタ「紙入れ」はサワリでエロい艶笑小噺を振って場を盛り上げいつの間にか演目に入るという、飄々としたトボけたキャラはそのままに関西弁を駆使しての上方落語で場内、爆笑御礼でございます。

さて、トリを務めますは福来助師匠、マクラでは、早いもので今年も残すところ、あと335日とばかりに元朝詣りにちなんだお賽銭にまつわるクスグリで爆笑、雰囲気そのままにネタに入るところ、そして、あとはしっとりと聴かせるところは福来助師匠ならではの芸風でございます。サゲをしっかりと決めての〆となりました。

本日のお客様は有り難い事に落語を聴く作法の素晴らしい皆さんでした。作法?簡単です。笑ってくれればいいんです。落語家をノセればいいんです。
それだけです。
今日のお客様と掛けまして
まるで「節分の恵方巻」と解く。
その心は………、ネタもいいけどノリが最高!
ヽ(^o^)丿


最後に2/24「落語祭り」の宣伝もさせて頂き、
お開きのあとはお土産に美味しそうなお豆のセットをいただきました~。
ココの豆菓子は美味しいんですよォ。
開けてびっくり!気分は節分。嬉しいですねー。

「豆で達者に!」というお心遣い、落語家を喰ったオチに敬服です。(^_^;)
またお会いできるのを楽しみにしております。

【如月家 道楽】

出羽商工会藤島支部落語会のご報告


本日は、鶴岡市の白藤ドライブインさんの2階で出羽商工会藤島支部の集まりがあり、落語を披露させていただきました。約30名のお客様にお集まりいただき、道楽さんと私満月の和尚がツーコンビの落語でお楽しみいただきました( ^∀^)
【本日の噺家と演目】
○走風亭満月 「酒と恩返し」
◯如月家道楽 「洒落番頭」
○走風亭満月 「そば清」

開口一番は、私満月です。マクラでは、季節にちなんだ餅つき、JAXAが開発した日本初の月面着陸などに触れながら本編へ入ります。全体的にじっくり聴いてもらう内容の噺ですが、笑いどころではしっかりと声に出して笑っていただき、お後と交代です。

続いては、道楽さんです。マクラではダジャレ満載の小噺の連続で、お客様のご意見を伺いながら楽しんでいただきました。そして本編の「洒落番頭」でも至る所でシャレが飛び出て会場が存分にあたたまりました^_^

最後は、満月が「そば清」でお伺いさせていただきました。お客様には、懇親会を前にそばをたらふく食べる落語で益々食欲をそそられたと思っていただけたら幸いです。最後までとてもいい雰囲気で演じることができました。
終演後は、お土産に藤島名物藤島まんじゅうをいただきました。帰宅後、早速いただきまして、“まんじゅうこわいならぬまんじゅううまい”と声高らかに発した次第です。ありがとうございました。
【走風亭満月】

上山市 共生ホーム「わ」新春落語会の報告です。

本日2024/1/24 今年は雪が少なくこのままかな?と思いきや、昨夜から降った雪が若干残り、お足元の悪い中、(資料では今回で五回目?!の開催)20人弱のお客様に集まっていただきました。始まる30分以上前から着席していらっしゃるお客様もいらしたので当会の「落語まつり」のPRもしっかりさせて頂きました。

本日の演目
◯「小噺ア・ラ・カルト」如月家 道楽
◯「時蕎麦オリジナル」・山彦亭 虎之輔
◯「喧嘩長屋」・・・・・楽笑亭 明世

前座はわたくし、如月家道楽です。
今日は小噺を中心とした落語芸風漫談の一席でお楽しみいただきました。
今となっては懐かしいコロナ噺、健康、昭和の夫婦や果てはあの世の話題まで、今回はもの凄く近い最前列のお兄さんお姐さんとの会話を楽しみながら最後は道楽テッパンのコール&レスポンスで爆笑をいただきました。

二席目は虎之輔師匠でのお楽しみ。
師匠は地元の観光ボランティアガイドでもあり、昨年も登場したとあっては顔なじみのホームグラウンド。
「男はつらいよ」の映画ロケの話題から超有名ネタ「時蕎麦」基本は大切に、そこは虎さんオリジナルのメニュー、具だくさんの大盛り無料、大笑いでのお勘定と相成りました。
地元のお客様、大爆笑必至、満腹てすね。

さて、トリを務めるのは明世師匠、初っ端から恥ずかしながら、わたくし道楽のドジぶりをいじられまして……。(^_^;)
肝心の演目「喧嘩長屋」といえば犬も食わない夫婦喧嘩噺。大家さんをも巻き込んで罵りあい、バチンバチンと引っ叩くわ、小突くわの大騒動、お客様も喧嘩に巻き込まれ大笑い!
我々の年代、昭和の夫婦には「あるある」かも知れませんが今の世の中、ドメスティック・バイオレンス、パワハラ、セクハラ、アンコンシャス・バイアス、逮捕状が出ますネ。笑
喧嘩は落語の中だけにしておきましょう。
大爆笑で座を締めてくれました。

実はわたくし道楽は時間を間違えて4時間も早く現地に着いてしまいました。笑
おかげさまでゆっくり上山の温泉に浸かることが出来、身も心も清めて高座に上がることが出来ました。
ポジティブ、ポジティブ!
ほぼ上山マダム、毎回、昨年と常連さんも過半数とあっては力も入ります。
お土産にリンゴやラ・フランスを沢山戴き、来年のオファーまでいただきました。ということは……今日の出来は上々だったようです。
めでたし、めだたし。
共生ホーム「わ」の皆様、やまらく会は来年もお会いできるのを楽しみにしております。

【如月家道楽】

山形市 沼木バークタウン新春落語会の報告です。

本日、2024年1月21日(日)沼木地区にお招き頂き、笑門亭福来助師匠、宝笑亭卯さ銀姉さん、私、如月家道楽の3人でお伺い致しました。
奇しくも3人とも山形市立第三中学校出身という事でいわばホームゲーム。
忖度?
という訳でもないでしょうけど、50人以上のお客様にヤバいくらいに笑っていただきました。

本日の演目と噺家
◯「蛙茶番」・・・・・如月家 道楽
◯「手水廻し」・・・・宝笑亭 卯さ銀
◯「二番煎じ」・・・・笑門亭 福来助

先ずは前座の如月家道楽登場。
お客様も落語を聴く気満々、嬉しいですね~。
こうなるとこちらものっけからのハイテンション↑
最前列のお客様とのやり取りも楽しく、フルスロットルで駆け抜けました。
皆さん素晴らしいコール&レスポンスですね。

さて、お次は山形の北川景子こと卯さ銀姉さん参上。
親しみのある山形弁を駆使してのギャグは沼木マダム達に大ウケ、爆笑、爆笑とまさに笑いの「沼」にハマったようです。
なるほど、山形つや姫大使のオファーも近いでしょう!
「手水廻し」の演目は扇子を使ってのオーバーアクション。お客様の目を釘付けにしてましたね。

そして、トリを務めますは福来助師匠。
さすが、落ち着いた雰囲気は唯一無二の存在です。
ここでも山形弁をネタにお客様の爆笑を誘います。
3人とも三中出身だと、やはり地元ネタは強いですね。
さて演目は「二番煎じ」所作の多いこの演目、ネギや肉を食べる所作にも最高の笑いをいただきながらじっくりと聴かせてくれました。
「え?なんであそこ(所作)でウケたの?」と本人も首をひねる予想外の嬉しい反応でした。

残念ながら、外は久しぶりのどしゃ降りでしたが、ホールは熱気に包まれました。
天気が悪いぶん、お客様が良かった。
とにかく、3人ともこんなに爆笑?
本当に嬉しい噺家冥利に尽きる高座でした。

当会の落語家、楽笑亭明世師匠が町内会長主催のイベントでしたが、明世さんもこんなに忙しく、働くんだ……、と普段、見慣れぬ町内会町の仕切りぶりにある意味びっくり。(^_^;)
お寿司と打ち立てのお蕎麦をお土産にいただき、大満足の一日となりました。
沼木地区の紳士淑女?の皆様、またお会いできるのを楽しみにしております!

【如月家 道楽】

河北町下工永寿会 新春笑いの会


雨の残念なお日柄でしたが、河北町下工永寿会の新春笑いの会で、足元の悪い中に結構な人数にお集まりいただき、落語を披露させていただきました。今回は笑風亭佐と吉代表と、私、錯乱坊双極の2名で、とても暖かい雰囲気の中、落語をお届けしてまいりました。

【本日のプログラム】
〇錯乱坊双極・・・・・・・『つる』
〇笑風亭佐と吉・・・・・・『勘定板』
〇錯乱坊双極・・・・・・・『猫の災難』


開口一番は私双極の「つる」です。まずは、山形大学の研究の成果を紹介し、「笑わないと早く死んじゃうよ」と軽く脅かしながら、小噺を振ったところ、とても良い反応。本編に入っても、ご隠居と八公のバカバカしいやり取りでしたが、しっかりと聴いていただき、大いに笑っていただき、お後と交代です。


続いては、佐と吉さんの「勘定板」です。新年から運を掴む?ということから、このネタでお伺い。村人のお願いに対して旅籠の番頭さんの大いなる勘違い。そのやり取りに、会場のあちこちで失笑の渦。とても楽しい雰囲気となりました。


最後は双極が「猫の災難」でお伺いさせていただきました。正月早々お酒の噺で恐縮でしたが、熊さんが我慢できずにお酒を飲み、だんだん酔っ払っていく様子を、とても楽しんでいただけた模様。私も気分よく高座をつとめさせていただきました。

米寿の方がお二方いて、落語会の前にお祝いをいたしました。今回初めてのお伺いでしたが、落語に慣れていらっしゃる方も多く、とてもいい雰囲気で落語ができました。ありがとうございました。
【錯乱坊双極】