共生ホームわ新春落語会

 大寒に入り、折しもこの冬一番の寒波が押し寄せるという1月25日(水)の午後。上山市の「共生ホームわ」にて開催された落語会にお呼びいただき、天空亭魚々太郎さん、如月家道楽さんと、私、山彦亭虎之輔の三人でお邪魔してきました。こちらでの落語会には、当協会の噺家が2018年、19年、20年と毎年のようにお呼ばれし、一昨年、昨年とも同時期にご依頼をいただいていましたが、あいにく二回共、コロナが拡大したため中止になってしまいました。そして本日、満を持しての四回目の出演を果たすことが出来たのでした(^^)
 コロナにも負けず、大雪にもめげずにご来場いただいた約15名の皆様には、当会の落語三席でたっぷりとお楽しみいただき、真冬のホットなひと時をすごしてもらいましたよ(^_-)-☆

【本日の噺家と演目】
〇如月家 道楽・・・・『紙入れ』
〇天空亭魚々太郎・・・『勘定板』
〇山彦亭 虎之輔・・・『六尺棒』

 開口一番は道楽さんです。マクラでたーっぷりと小噺を振って場を温めたのち、知る人ぞ知る恒例のカミングアウトでドカーン。その勢いで、本日の演目、艶笑落語の『紙入れ』に入りました。この話の主な登場人物は、まだうぶな若者、新吉と、彼をひいきにする豪快でちょっと間抜けな旦那。そして、その女房であり、新吉を誘惑するおかみさんの三人。三人の織りなすやり取りで、会場をさらに温め、お後と交代です(^^)/

 続いては、魚々太郎さんの登場です。マクラで「家庭生活の中で、一番多くの呼び名があるものは何ですか」とお客様に質問すると、今日のお客様は積極的です。すぐ「ヒントをください」というリアクションがあり、魚々さんが「家の中の場所です」と答えると、なんと「トイレ」という正解が即出たのです。そして、147あるというトイレの呼び名の一つでもある、演目の『勘定板』に突入。お客様にはくすぐりどころを外さずに大いに笑っていただき、会場がさらに温まったところでお後と交代ですv(^^)

そしてトリは、地元上山市出身の虎之輔が務めさせてもらいました。前のお二人の熱演で、高座に上がった時点で残り時間がなんと五分。お客様に「実は…」とお伺いを立てると、あたたかい反応で迎えられ、予定通り進めさせてもらった次第です。マクラでは、お客様を「上山のミニ城下町散策コース」にご案内。湯上観音と呼ばれ、寅さん映画のロケ地になった観音寺では、お客様参加型の寅さんのタンカバイを披露。ところどころでお客さまにオチを答えさせたのですが、本日のお客様はここでも絶好調。大いに盛り上がったところで、演目の『六尺棒』へ。ここでも、笑いどころを外さずにしっかりと笑っていただき、無事お開きとさせていただきました( ^^) _U~~

 落語会終了後のご挨拶で、本日の演目の紹介後、来たる3月18日に開催される「第15回山形落語まつり」のご案内等もさせてもらいました。その後、主催者の方より「来年も同じ時期にまたお願いします」とご予約をいただき、嬉しい限りです。また、おみやげに三種類のりんごの詰め合わせ袋や、手作りのお菓子もいただき、重ね重ねありがとうございました。
 「共生ホームわ」にご来場いただいた皆様、また来年も皆様と元気でお会いできることを楽しみにしております。本日は誠にありがとうございました(^_-)-☆      【山彦亭 虎之輔】

鶴岡市長沼地区新春初笑い落語会のご報告


 1月21日(土)に、鶴岡市は長沼地区の落語会にお邪魔してきました。笑風亭佐と吉代表と、私、天空亭魚々太郎の2人です。雪を気にして早めに出発したのですが、天気もよく、たっぷりとおしゃべりし、大いに笑いながらのドライブ気分でございました。(佐と吉代表は運転疲れの様子でしたが((+_+))。午前中に輪投げ大会を楽しんだという約30名のお客様に落語をたっぷりと堪能していただきましたよ。

【本日のプログラム】
◯ 笑風亭 佐と吉 「勘定板」
◯ 天空亭魚々太郎 「片 棒」

 開口一番は佐と吉代表の「勘定板」です。私も得意な持ちネタにしていますが、落ちも含めて細かな部分がいろいろ違っていて面白かったです。お客さん以上に興味津々で聴いてしまいました。お客様はこういう噺が本当に好きですねえ。おばちゃんたちからは特に大きな笑い声が絶えず聞こえてきました。噺の中身は下の事(便所)なのですが、佐と吉代表がやるとそう思えないから不思議です。上品なフラがそうさせるのでしょう。たっぷりと温めていただきました。!(^^)!

 そして、私、天空亭魚々太郎の「片棒」です。約3年ぶりにかける大ネタですが、苦労して覚えたせいか割にスムーズに言葉が出てきて、楽しくおしゃべりすることができました。途中、楽器の演奏が入る場面があったり、リズムをとったりする場面があったりするのですが、軽く手拍子をしてくれるお客様がいたり、足でリズムをとったりしてくれるお客様がいたりと、噺にとても集中して聴いて頂くことができました。じっくりと丁寧に聴いて下さる方が多く、強い視線と笑いを絶えず感じながら高座を無事終える事ができました。(*^^)v

 帰りのお客様から「凄く楽しかった」「面白かった」「生の落語は違うね」と嬉しい言葉を頂戴することができました。一番嬉しかったのは「芸人の本物の芸を見せてもらった」という言葉です。芸にはやはり素人芸と玄人芸というものがあります。玄人芸だと認めていただいたことになります。私達は、素人ながらも芸人の端くれ。最大限の賞賛の言葉をいただきました。最後に事務室でお茶のみをしたのですが、長沼地区の自治振興会長の高橋さんから、「この辺りの年寄りは便所に行くことを勘定に行くと言うヨ」という事を聞き、2人に共通する持ちネタにリアリティーが加わったということも大きな収穫でした。この落語会にお招きいただきました関係者の皆様、そして日々の生活に何にも役に立たないおしゃべりにお付き合い下さいましたお客様に感謝申し上げ、鶴岡市長沼地区落語会の報告とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。

【文責:天空亭 魚々太郎】 

第6回吉野宿いきいきサロン〜新春初笑い落語会のご報告

 1月14日(土)、山形市の吉野宿町内会様のいきいきサロンで開催された「新春初笑い落語会」に如月家道楽さん、笑門亭福来助さん、走風亭満月の3人でお伺いしました。吉野宿いきいきサロンにお呼ばれするのは今回で6回目ですが、コロナ禍の影響で3年ぶりに開催できることとなり、約20名のお客様に楽しんでいただけました。
【本日のプログラム】
◯ 如月家 道楽 「金色夜叉」
◯ 笑門亭 福来助「饅頭こわい」
◯ 走風亭 満月 「そば清」


 開口一番は道楽さんです。マクラから知る人ぞ知るお馴染みのパフォーマンスが繰り広げられ、会場があっという間に温まりました。本日の演目は久々にかけたという「金色夜叉」です。道楽さんによる新年からお客様参加型の一席で、テーマソングを一緒に合唱しながら駆け抜けた一席でした。勿論大爆笑です(^^)

 続いて、福来助さんの登場です。福来助さんといえば、素敵なハスキーボイスが特徴で、マクラでもその特徴を活かした形でお客様からのウケが抜群ございました。演目は誰もが知る古典落語の真骨頂「饅頭こわい」です。怖がりながらも饅頭を口に頬張る所作が面白おかしく、しっかりと笑っていただきました。まさに笑う角には福来る一席でございました。
 中入り休憩を挟み、満月がトリを務めさせていただきました。マクラでは、年末年始の出来事や目標を立てる話題を取り入れ、くすぐりどころでしっかりと笑っていただきました。演目は、最近のお気に入り「そば清」です。お昼前にそばを沢山食べる所作でお客様もお腹が膨れたかもしれませんが、それ以上に笑っていただきましたよ(^^)
 終演後、早速、1年後の1月13日(土)同じ時間に出前落語のご依頼をいただきました。毎回のことながら重ね重ねありがとうございます。また来年も新しい笑いをお届けにあがりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。【走風亭 満月】

山辺町ロータリークラブ 例会での落語会のご報告


 山辺町ロータリークラブの新春例会の催しとして落語を披露してきましたよ。お邪魔したのはお馴染み先輩・後輩コンビの遊歩亭千早くんと私、天空亭魚々太郎の2人です。外は近頃の天候には珍しく、雪がしんしんと降る寒空でしたが、20名ほどのお客様の会場はホットなものになりましたゾイ!

【今日の噺家と演目】
○遊歩亭  千早 「転失気」
○天空亭魚々太郎 「勘定板」

 開口一番は千早くんの「転失気」です。自分の身近であった工夫されたマクラでお客様をほぐし、笑いの導火線に火をつけた千早くん。肝心の噺に入ってからも爆笑の連続となりました。会を重ねる毎に工夫とオリジナリティを加え、しかも高座姿に落ち着きを感じられる姿は、「若者っていいなあ」と思わざるにはいられません。ここまでお客様が温まってしまうと、「この後、どうしよう・・・」としか思えなくなってしまいます。

  最初と最後しかないわけですが、最後は、私の「勘定板」。最も汚い落語ネタと言われていますが、最も崇高な教訓を含んだネタだと私はとらえています。千早君がかなりホットにしてくれたので、たくさんある導火線にすでに火がついているお客様はもう大爆発!どっかんどっかん!もうこれしか形容のしようがありません。

 終わった後、たくさんの方から声をかけられ、「新春の会にふさわしかった!」「素晴らしかった!」「いやー、笑った!」という、あまりにもありがたい言葉を頂戴したところです。商工会議所の職員の方々からも「私も観たかった!」とまで言われてしまいました。高座に上がる身としてはこれほど嬉しいことはありません。たくさんのお年玉をいただいた気分です。
 お招きいただきました、山辺ロータリークラブの皆様方に感謝申し上げ、落語会の報告とさせていただきます。
 
【文責:天空亭 魚々太郎】

大曽根地区新春交流会での落語披露


本日は山形市内での今年の落語初めとして、大曽根地区新春交流会に笑風亭間助さん、走風亭満月さんと濃紺亭らん朝の三人でお伺いしました。
会としては2017年以来のお伺いでしたが、地元の皆様たくさんのお越しで客席は大入、60名以上の方にたっぷりと笑いをお届けしてきましたヨ!

【今日の噺家と演目】
○濃紺亭 らん朝 「ん廻し」
○走風亭 満月  「そば清」
○笑風亭 間助  「初天神」
 

開口一番はらん朝で「ん廻し」です。最近のニュースから今年の話題、そしてお馴染みの野球小咄でお耳慣らしで一笑い頂いてからネタに入ります。
落語でおなじみ大家さん、長屋の皆にお裾分けの料理、木の芽田楽を振舞おうとしますが、せっかくなので一ひねり。言葉の中に「ん」が一つ入るたびに木の芽田楽を一本ずつあげようという趣向。これに長屋の連中はあれこれとなぞかけまがいの言葉を言い立ててたんまり持ち帰ろうと知恵を絞ります。
最後の長台詞の所では笑いとともに「おぉ~」と感嘆の声もいただきましたよ!
 

続いては満月さんで「そば清」です。満月さんは年末に仙台の寄席「花座」に行ってきたそうで初めて行った感想や、ご時世ならではの小咄でご機嫌を伺ってから得意ネタへ。
「賭け」そばを生業にしてる通称「そば清」さん、始めは町内の若い衆相手にそばの大食いで荒稼ぎしますが、せいろ50枚で1両の勝負に二の足を踏んでトンズラ。旅先で怪しげな草を持ち帰り満を持して大食い勝負に挑みますが・・・
満月さんの飄々と、そして次第に早くそばを手繰る仕草、せいろ50枚の勝負でいっぱいいっぱいになる様で大笑いしていただきました!
 

トリは間助さんで「初天神」です。今年最初の出番で口が回らないとは言いながら、とんとんと小気味よくマクラを入れて十八番のネタへ。
初天神の境内には出店が付きもの、最初は良い子にしていた金坊ですが次第にいつもの「あれ買ってくれ~これ買ってくれ~」が始まると、父親は頑として拒否。しかしそこは蛙の子は蛙。似た者同士の親子の駆け引きが繰り広げられます。
親子の微笑ましいやりとりがのどかな正月風景を思い起こさせてくれ、会場は温かな笑いに包まれました!

未だお客様には席の間隔を空けてマスクを着用の上でお聞きいただきましたが、お天気にも恵まれ初笑いにはもってこいの一日だったと思います。
お客様の大きな笑いに包まれて、私達にとっても幸先の良い落語初めとなりました。今年一年、これからお伺いする会場でもこちらに負けない笑いをお届けできるよう頑張ります。
また、帰る際にはお土産まで頂戴いたしました。
本日はありがとうございました!
【濃紺亭 らん朝】

山元地区新春懇話会での落語披露

 新年最初の三連休の中日である1月8日(日曜日)。上山市山元村にある山元地区公民館で開催された「山元地区新春懇話会」にお呼ばれし、山形落語愛好協会の錯乱坊双極さんと、私、山彦亭虎之輔がお邪魔して来ました。当協会の噺家が同公民館のイベントで落語を披露させてもらうのは、昨年11月の「山元地区感謝祭」に続いて二度目になります。
 今回のイベントは同地区の地区会長が一同に会する新春の恒例行事で、午前10時に始まりました。最初に上山市長、県議会議員(上山市選挙区)、上山市市会議員(山元村出身)、山元地区会長の四名の方のあいさつがあり、噺家二名も拝聴した次第です。そして、午前10時40分に落語の部スタートです。同公民館の職員の方以外は、オール男性の約20名の皆様に、当会の落語でたっぷりと初笑いをしていただきましたよ(^^)/

【本日の噺家と演目】
〇錯乱坊 双 極・・・『浮世床』
〇山彦亭 虎之輔・・・『六尺棒』

 初っ端は、双極さんです。最初のあいさつで、虎之輔が「みなさん、笑うことは健康にいいので大いに笑ってください」と呼びかけたのを受けて、「笑わないと長生きできないことが、医学的に証明されているんですよ。早死にしてもいいんですか。さあ、笑う練習をしましょう」と半分プレッシャーをかけ(笑)ながら、小噺を次々に振っていきます。すると、効果てきめん。笑い声があちこちから聞こえ、場がしっかりあたたまりましたね。そして、演目の『浮世床』に突入。浮世床とは、江戸時代の髪結床(現代の床屋)で、町内の若い衆の寄り合いの場所になっていた場所ですが、そこで繰り広げられるなんとも珍妙な会話に、会場はさらにヒートアップして、お後と交代です(^_-)-☆

 トリは、虎之輔が務めさせてもらいました。開口一番、「我々天狗連の噺家は自分で高座名を決めますが、山彦亭の『やまびこ』とは何を表していると思いますか。山元地区のみなさんならピンと来ると思いますが」と問いかけました。「実は、私は元高校の国語教師で『生活綴方』を高校作文教育の土台になるものと認識し、生活綴方に根差した小論文指導を実践していました。その気概を込め『生活綴方』を象徴する「山びこ学校」を名前に入れたのです」と話すと、「おー」という声も聞こえたし、笑顔のあたたかい空気も流れ、嬉しくなりました。
 そして、今は上山市の観光ボランティアも務めている話題から、お客様参加型の「寅さんのタンカバイ」に進みました。噺家がオチを言う矢先に、お客さんにオチを敢えて答えてもらい、答えが出ると私がジェスチャーでリアクションを返す流れなのですが……。結果は、はなまる💮でした。ふだん答えが出にくいところもサラリと出て、会場は大いに盛り上がりましたよ。その勢いで、演目の「六尺棒」へ。ああ言えば、こう言う丁々発止の親子喧嘩の噺でお開きとさせてもらいました(^^♪)

 最後のあいさつの後は、代表の方から、お礼の言葉を頂戴しました。また、おみやげにおめでたい紅白のあんぴんもちもいただきました。山元地区の皆様、またお目にかかることを楽しみにしています。本日は誠にありがとうございました。  
【山彦亭 虎之輔】

東根市長瀞公民館落語会

新年明けましておめでとうございます㊗️
今年も落語、がんばりますので、ぜひ山形落語愛好協会にお声がけくださいね。よろしくお願いいたします。

さて、本年初めての出前落語。私の地元、東根市の長瀞公民会で開催された、長瀞地区新年を祝う会にお招きいただきました。今回は、天空亭魚々太郎さん、たけのこ亭きの子さん、そして私、錯乱坊双極の3人で、落語を披露させていただきました。雪がちらつく天候でしたが、大勢の方にお集まりいただき、たっぷり楽しんでいただきました。

【本日のプログラム】
〇天空亭魚々太郎・・・『看板のピン』
〇たけのこ亭きの子・・『桃太郎』
〇錯乱坊双極・・・・・『猫の災難』

開口一番は魚々太郎さんの看板のピンです。前回よりもさらにオリジナリティあふれる噺に仕上げられており、お客様は大笑い。いつものように、マクラから会場を巻き込む魚々太郎ワールド。十分に場が暖められ、絶好の状態でお次と交代です。

続きましてはきの子さんの桃太郎。小憎らしい子供とそれにあしらわれる父親の対比がとても楽しく面白く、あちこちで笑いが起き上がっておりました。ひょうひょうと演じるきの子さんにお客様も引き込まれているようでした。

最後は私、双極の猫の災難です。東根生まれで長瀞の近くに住んでいるということもあり、俄然張り切って高座をつとめさせていただきました。この噺は昨年末から続けてかけておりますが、今回も笑っていただけたかなぁと手応えを感じました。

正月早々、私の地元東根の落語会にお招きいただき、本当に嬉しかったです。場の雰囲気もとても暖かな楽しい会となりました。お弁当🍱も準備していただき感謝いっぱいです。次の機会も楽しみにしております。
ありがとうございました。

【錯乱坊 双極】

西原サロン~落語会

 年の瀬も押しせまった12月23日(金曜日)。山形市西原二丁目にある西原集会所で開催された「西原サロン~落語会」に、山形落語愛好協会の下記の2名がお邪魔して来ました。当協会の噺家が同会場にお呼ばれするのは、今回が初めてです。
 午前10時開始とのことでしたので、午前9時に会場に到着すると、西原自治会の代表の方が出迎えてくれました。聞けば、十数年前にも落語会を同会場で開いたことがあり、その時は個人の噺家が落語二席を披露したとのこと。今回のサロンは、落語会のみで2時間を予定しているとのことでしたので、途中休憩を取り、前半2席、後半2席の計4席を務めさせてもらうことにしました。
代表の方以外は、オール女性の約15名の皆様に、当会の落語でたっぷりと脳を活性化してもらい、大いに笑って楽しんでいただきましたよ(^^)/

【本日の噺家と演目】
〇如月家 道 楽・・・『味噌豆』
〇山彦亭 虎之輔・・・『還付金詐欺落語~スーパーマン』
~中入り~
〇如月家 道 楽・・・『洒落番頭』
〇山彦亭 虎之輔・・・『三方一両損』

 初っ端は、道楽さんです。マクラではこちらの会場に向かった時の様子を報告します。「この冬一番の寒気襲来で道路はツルツル、〇〇〇もツルツル」と、三つ目の道具を使ってのカミングアウトでドカーンと来ましたね。そして、小噺を幾つか振って場をあたためた後は、演目の『味噌豆』に突入。味噌豆とは、味噌にするためにやわらかくゆでた大豆のことですが、このおいしい味噌豆をめぐる小僧さんと旦那さんとのやり取りに、会場はほっこりとなり、笑いも巻き起こりましたよ。(^_-)-☆

 続いては、虎之輔の登場です。マクラでは「寅年の今年も残りわずか」の話題から、とらさんつながりでお客様参加型の「寅さんのタンカバイ~フルバージョン」に進みました。噺家がオチを言う矢先にお客様がオチを言うのは本来タブーですが、あえてその禁じ手を使うよう誘導した次第です。すると、大きな声でオチを言われる方もいて、会場は大いに盛り上がりましたよ。その勢いで、演目の「還付金詐欺落語~スーパーマン」へ。こちらでも勘のいいお客様に笑いどころを外さず、しっかり笑ってもらいましたよ( ^^) _U~~

 中入りでは、社会福祉協議会の方が冬の入浴時に高齢者が気をつけることを話してくれました。なんと、今は交通事故で亡くなられる方より、入浴時に亡くなられる方が年間で多いとのこと。前期高齢者でもある噺家二人もしっかりと聞きいりました。そして、後半の部に入り、再び道楽さんの登場。マクラの小噺であっという間に落語ワールドにお客様を引き込みましたよ。そして、演目の「洒落番頭」へ。洒落のうまい番頭さんと、洒落のわからない旦那さんが織りなす珍妙なやりとりに、会場はお風呂のようにあったまりましたよ( ^)o(^ )

 そしてトリは、虎之輔が務めさせてもらいました。今回の高座は私にとって今年最後の高座ですが、山形落語協会にとっても今年最後の高座です。いわばオオトリの大役を奇しくも虎之輔が務めさせてもらうことになり、黒紋付羽織袴の正装で臨んだ次第です。年の瀬の小噺を幾つかかけて拍手をいただいた後は、演目の『三方一両損』へ。短期で喧嘩っ早いが心根の優しい江戸っ子二人の喧嘩を、名奉行大岡越前守が見事に裁く噺で、めでたくお開きとさせてもらいました!(^^)!

 最後のあいさつの後は、西原サロン代表の女性から、お礼の言葉を頂戴いたしました。また、帰る時にはお菓子と缶コーヒ―とみかんのおみやげもいただき、ありがとうございました。来年もぜひお呼びください。皆様とまたお目にかかれることを楽しみにしています。
 それでは、皆様。良いお年をお迎えください。             【山彦亭 虎之輔】

櫛引寄席のご報告


師走も慌ただしい12月17日土曜日の午後。
鶴岡市櫛引生涯学習センターに当協会選り抜き?!の3人がお邪魔しました。笑
金屏風を背に超一流落語家の雰囲気を味わいながら3人で90分強という超尺を頂きまして思う存分の大暴れで御座います。
本来は9月の予定でしたが新型コロナの影響で延期になりましたがお客様にも充分に楽しんで頂いたしだいで御座います。

【今日の噺家と演目】
〇笑風亭 間助  「白日の約束」
〇如月家 道楽  「紙入れ」
〇笑風亭 佐と吉 「竹の水仙」
 

まず、ご挨拶に間助さんの登場です。
3.14、ホワイトデーを題材にした演目です。
3.14、円周率ではございません。
「ホワイトデー?あぁ、メンドくさい」というのはバレンタインデーにチョコをもらった人の言う言葉、私くらいになりますと、その、「あぁ、メンドくさい」を味わう事もできなくなるので有ります。
味わえるだけ幸せと言うものでしょう。贅沢です。(道楽談)
ゴディバぁ?!怪獣か、ゴディバ対メカゴディバって。
古典落語、人情噺ではないだけにとにかく笑いどころ満載で、ホワイトデーなるほどあるあるの連続。
オチはナイショだけど何度聴いても面白いね。

続いては私、道楽の出番で御座います。
昼のひなかから浮気だの不倫だのと場違いな噺で恐縮ですが、やはりマクラといえども手を抜けません。
お子さんもいらっしゃいましたが、将来のお勉強という事でじっくり聴いていただきましょう。笑
女将さんとの浮気を旦那に見つかったかも…、と心配する新吉と旦那のやり取りが肝の古典落語ですがオチは色々あるらしいですね。
尺を30分いただきましたのでマクラもタップリとね。

そして、トリは佐と吉がさん登場で御座います。
古典中の古典、「竹の水仙」をじっくり聴いて頂きました。マクラでは「冬ソナ」ヨン様ネタはもう古いと言いながらも冬のソナタ、あなたどなた、鉄板ですので笑いはとれてますねー。
さて、本編は大ネタだけに30分にまとめるのは本来は難しいのですが上手くまとめて、左甚五郎が登場となる重くなりがちな所は軽くいなしてサラッと聴かせるとはさすが粋というものですな。

当日は快晴、足元も良かったのですが前日の雪でキャンセルされた方もいらっしゃったようで満員とはまではいきませんでしたが、少しづつリピーターも増えて、今後が楽しみな定例寄席となりました。
終了後は生涯学習センター長と打上げさせて頂き、これからの山形と庄内パイプになって落語発展にどう貢献して行くかという壮大な話題となりました。笑

櫛引の皆様、大雪の中、足をお運び頂き有難うございました。来年またお会いしましょう。

【如月家道楽】

すげさわの丘クリスマス会~落語会

この冬一番の大雪となった12月16日(金曜日)。山形市すげさわの丘にある「障がい者施設すげさわの丘~社会福祉法人友愛会」で開催された「すげさわの丘クリスマス会~落語会」に、山形落語愛好協会の下記の2名がお邪魔して来ました。当会の噺家が同施設におよばれするのは、今回が初めてです。大雪の坂道を登って、午前9時半に同施設の玄関先に到着すると、時節柄、いの一番に抗原検査を受けることとなりました。もちろん、二名共難なくクリアーして、会場入り。同施設の入所者の方や、スタッフの皆さん、合わせて約60名の皆様に、当会の落語二席で大いに脳を活性化してもらい、一足早いクリスマス会をしっかり楽しんでいただきましたよ(^^)/

【本日の噺家と演目】
〇如月家 道 楽・・・『紙入れ』
〇山彦亭 虎之輔・・・『三方一両損』

初っ端は、道楽さんです。マクラでの小噺から、知る人ぞ知る恒例のカミングアウトへ。そして、『不倫』の話題から艶笑落語の『紙入れ』に突入しました。「間男と亭主抜き身と抜き身なり」という意味深な川柳があります。間男とおかみさんの逢引きの現場に亭主が出くわすという恐ろしい修羅場を描いた艶笑川柳ですが、こういう時に肝が据わっているのは女性の方なんですね。あたふたとあわてふためくうぶな間男の新吉と、彼をひいきにする豪放かつちょっと間抜けな旦那。そして、その女房であり新吉を誘惑するしたたかなおかみさん。この三人が織りなすやり取りに笑いが巻き起こりましたよ。場をしっかりと温めて、お後と交代です(^_-)-☆

そしてトリは、虎之輔が務めさせてもらいました。マクラでは「落語の聞き方アイウエオ」を紹介。その中の「オ」は「オチを言わない」というもの。噺家がオチを言う前にお客さんがオチを言うのは、タブーですが、あえて禁じ手を使って会場を沸かせる技があります。それは、「笑点」での林家木久扇師匠の小噺でも、おなじみですね。「寅さんのタンカバイ」をやり、ところどころでお客さんが禁じ手を使うことを誘導しましたが、結果は大成功。オチを元気に言われる方もいて、会場は大いに盛り上がりましたよ。その勢いで、演目の「三方一両損」へ。ああ言えば、こう言う丁々発止の親子喧嘩の噺でお開きとさせてもらいました。(^^♪)

最後のあいさつの後は、入所者代表の女性から、花束とお礼の言葉を頂戴いたしました。また、クリスマス会ということで、控室でコーヒーとおいしいシートケーキもごちそうになりました。
障がい者施設すげさわの丘の皆様、またお目にかかることを楽しみにしています。本日はまことにありがとうございました。    
【山彦亭 虎之輔】

南沼原コミュニティーセンター年忘れ落語会のご報告


 本日は、毎年この時期にご依頼を受けている南沼原コミュニティーセンターにて年忘れ落語会でした(^^)
 いずれもこちらの会場に所縁のある間助顧問、熊水ちゃん、卯さ銀さん、満月のブラボーな4人で伺いました。
【本日のネタ帳】
◯ 笑風亭 間助 「白日の約束」
◯ 宝笑亭 卯さ銀 「役員面接」
◯ 走風亭 満月 「そば清」
◯ 宝笑亭 熊水 「紺屋高尾」
 
 まずは、前座最高と笑顔の間助さんの登場です。毎年のようにご指名で登場しているのですが、さすが当会顧問、ネタ被りせず安定の存在感と場づくりでトップバッターを務めていただきました。演目は年明けの重要行事ホワイトデーを見越した「白日の約束」です。


 続いて、北川景子こと卯さ銀さんによる山形弁マダム落語のご披露です。ハイパー地元落語と時折繰り出されるギャグにような話の展開にツボにハマるお客様もいるなど絶好調の話しぶりでございました。演目は「役員面接」

 中入りを挟んで私満月は、王道の照明係としてワールドカップネタや蕎麦打ちセット購入の話題に触れながら、年越しそばにちなんで「そば清」をご披露させていただきました。

 トリは、やっぱり我らがミス花笠熊水ちゃん(๑>◡<๑)演目はしっとり人情噺で「紺屋高尾」。それでも、要所要所でギャグを入れてくすぐるハイレベルの展開でお客様も終始笑顔が絶えない高座でした。 終演後は、お客さまから来年の落語会予約のお声掛けと次回お聴きになりたい演目「明烏」「幾代餅」のリクエストもあり、噺家としてこれほど嬉しいことはないとの思いを胸に帰路につきました。南沼原地区の皆様ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします(^^) 【走風亭 満月】

鶴岡市八栄島地区活動センター落語会

いよいよ師走ですね。
本日12月10日、鶴岡市八栄島地区活動センターで開催された落語会に、天空亭魚々太郎さん、濃紺亭らん朝さん、そして私、錯乱坊双極の3人でお邪魔してきました。はっきりしない天気で月山を越える時には雪になるんじゃないかと思いましたが、無事会場に到着。八栄島地区の皆様とお会いすることができました。

【本日のプログラム】
〇天空亭魚々太郎・・・『看板のピン』
〇濃紺亭 らん朝・・・『ん廻し』
〇錯乱坊  双極・・・『猫の災難』

 開口一番は魚々太郎さんです。高座に上がるとさっそく後ろの方に座ったお客様を前の方に誘導。それだけで会場の雰囲気が変わるから不思議なものです。ネタは「看板のピン」。ネタおろしとのこと。賭け事の由来など丁寧に説明して枕から本編までお客様をガッツリつかんで、離しません。本人は出来が悪くて落語から引退するなんて言ってましたが、誰もそんなことを許しませんよ。

 次はらん朝さんの「ん廻し」です。なぞかけが得意のらん朝さん。枕で野球のポジションそれぞれにかけて、ひとつひとつ解いていくのはさすがでした。んのつく言葉を次々と繰り出し、お客様もびっくりするやら、感心するやら。大満足の高座でした。

 トリは双極の「猫の災難」でした。高座に上がる時につまづいて落ちてしまいました。ほんとうの落伍家になっていまいました。お客様にもたいへんな心配をかけてしまいましたが、無事に一席おしゃべりができました。自分でうまくできたかはわかりませんが、お客様の反応がよく、気持ちよくできました。
 
 私は今回で今年の落語納めとなりました。八栄島地区の皆さんは、本当に反応が良く、演者3人楽しくおしゃべりができました。お土産もいただき、感謝感謝です。また皆さんにお会いするのを楽しみにしています。!<(_ _)>

【錯乱坊 双極】

山形市 西田中央公園集会所 落語会のご報告

2022年11月30日(水)

 暮も近づく昨今とはいえ、なんだか今日は温かな日和の中、笑門亭福来助さん、楽笑亭明生さん、そして私、如月家道楽と高齢者トリオで西田中央公園集会所にお邪魔しました。
町内の皆さん約25~6名のお客様が集まり、歌を歌ったり、絵本の読み聞かせ等ひと通り終わり、いよいよ落語会です。

【本日の演目】
○笑門亭福来助  「元禄女太陽伝」
○楽笑亭明生   「道具屋」
○如月家道楽   「紙入れ」


 初っ端は明生さん、演し物は「元禄女太陽伝」見た目も器量も今ひとつのお熊が何故か吉原で運が向くという一席。
明生さんの朴訥とした語り口が聞き手を引き付けてやみません。口上の場面では思わず拍手も。
しっかり笑って頂き、好演の高座でしたョ。
                        

 さて、お次は福来助さん、お馴染みの古典「道具屋」で笑いを誘います。
やっぱり、与太郎のおバカぶりはいつも笑えるものです。
抜けない木刀を抜く仕草ではお客様にも大受けの一席、与太郎のバカっぷり全開でしたねぇ。

 お二人で一手に座を温めて頂いたところでトリは如月家道楽の「紙入れ」のご披露となりました。
午前中から艶っぽい噺で恐縮ですが、まくらから「間男」「浮気」「不倫」となんだかなぁ、みたいな雰囲気も意に介さず、イケイケの勢いでゴリ押し笑いを頂いた次第でしたぁ。

 最後にオヤツとして手作りの干し柿をいただきました。明生さんのマクラにも干し柿の噺が出て来て文字通りタイムリーな話題となりました。
干し柿、とても美味しくいただきました。
西田二丁目の皆さん、またお声掛け頂ければ嬉しいです!
では、次回までお元気で!

【如月家道楽】

鶴岡市黄金町落語会のご報告

 11月も終わりに近づいた26日(土)。鶴岡市は黄金地区の落語会に、遊歩亭千早くん、錯乱坊双極さん、そして私、天空亭魚々太郎の3人でお邪魔してきました。会場はしっとりとした和室。天気にも恵まれ、明るい日差しのもと、約25名のお客様に存分に落語に浸っていただきましたよ。

【本日のプログラム】
〇遊歩亭  千早・・・『釜泥』
〇天空亭魚々太郎・・・『転失気』
〇錯乱坊  双極・・・『猫の災難』

 開口一番は遊歩亭千早くんです。物腰のやわらかな好青年ですが、醸し出す雰囲気に独特のおかしみがあり、登場した時点でお客様に笑みがこぼれます。マクラも大うけ!爆笑のまま「釜泥」に突入。しぐさの一つ一つに笑いが起こります。お客様をつかんで離さない技量には舌を巻いてしまいます。お客様を存分に温めてくれました。ホット千早健在です!!(*^-^*)


 次は私、天空亭魚々太郎の「転失気」です。時代を政治を風刺することができるのも落語の魅力の一つ。落語は、昔から庶民の不満のはけ口でもありました。時事ネタ満載の今しかやれない「転失気」でしたが、終始笑いを頂戴することができました。!(^^)!

 トリは錯乱坊双極さんの「猫の災難」でした。所作が難しく素人にはハードルが高い噺ですが、双極さんの手にかかればよい形になります。酒を飲む仕草や、酔っぱらっていく様子も見事!終始お客様の笑いが絶えない一席となりました。(*^^)v
 
 黄金地区の皆さんは、本当に反応が良く、みんなが行きたがるのがよく分かります。暖かな雰囲気が溢れ、お客様一人一人の朗らかさが伝わって来るようでした。「素敵なお客様に出会えたことを感謝しなきゃいけないね。」と、帰りの車の会話が弾んだ落語会でありました。企画運営して下さった皆様、そして大いに笑って下さった皆様に御礼申し上げ、黄金町落語会の報告とさせていただきます。またよんで下さいまし!<(_ _)>

【文責 天空亭魚々太郎】