三川町「菜の花大学」落語会

お盆が終わりましたが、暑い日が続きます。そんななか三川町の「菜の花大学」にお招きいただき落語を披露させていただきました。今回で4回目のお招きでしたが、如月家道楽さんと、私、錯乱坊双極の二人でつとめさせていただきました。30名ほどのお客様。エアコンも一部故障中の部屋での落語会でしたが、たっぷり笑っていただきました。

【本日のプログラム】
〇如月家道楽・・・・落語『紙入れ』
〇錯乱坊双極・・・・落語『粗忽長屋』
〜仲入り〜
〇如月家道楽・・・・講談『耳なし芳一の話』
〇錯乱坊双極・・・・落語『百川』


開口一番は道楽さんです。演目は「紙入れ」です。道楽さん、カツラのマクラでお約束の笑いをとるのはいつもの通り。そして、初っ端から色っぽいこの大人の噺に突入です。旦那におかみさんとのことを悟られないように必死に取り繕う新吉と、度胸満点のおかみさんとの様子が面白く、お客様も大いに笑っておりました。


次は私、双極の「粗忽長屋」です。自分のことなのに、全く様子がわからなくなってしまっている、粗忽者二人の様子を、軽い感じで演じさせていただきました。わけのわからないやり取りの所々に笑いが起り、いい感じの場の雰囲気となったところでお仲入りです。


仲入りの後は、再び道楽さんの登場です。今度はガラッと雰囲気が変わり、講談の怪談噺でのお伺いです。小泉八雲原作の耳なし芳一のお噺。道楽さんの趣のある声で、おどろおどろしく、語って聞かせ、お客様をしっかり引き込んでおりました。


トリは私で、「百川」をおしゃべりさせてもらいました。夏のお祭りの季節ということもあり、このネタをやらせてもらいました。田舎者の百兵衛さんと河岸の若い衆の珍問答を面白おかしく演じさせていただきました。最後にサゲでしっかりと笑っていただけて、ホッといたしました。

三川町の「菜の花大学」様には今年もお呼びいただいて感謝です。時間もだいぶ延びてしまいましたが、最後まで笑っていただいてありがとうございました。それにしても暑いです。お身体には注意をして、また次回お会いしましょう!

【錯乱坊双極】

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