慰問落語におじゃましました

 今日は、NPO法人山形自立支援創造事業舎みちのく屋台こんにゃく道場さんからお誘いいただき、避難所である山形市総合スポーツセンターに慰問落語におじゃましてきました。

 大曽根もちつき保存会のみなさんも来ており、お昼ご飯は、こんにゃく道場さんの玉こんにゃくと煮たまご、大曽根もちつき保存会さんのつきたての餅がふるまわれました。


↑もちつきの様子。つくスピードがとても速い!

↑玉こん準備中の様子。いいにおいがする♪

 今日は、お昼ご飯を食べているみなさんの前で落語をご披露させていただきました。お食事しながらも、みなさんに笑っていただけましたよ!

【噺家と演目】
○笑風亭 佐と吉 「つる」
○笑風亭 間助 「カラオケ病院」


  私、佐と吉

  笑風亭間助師匠

  素敵な踊りでした!

 今日は、花木扇二郎さんの日本舞踊の披露もあり、とても華やかな感じになりました!

 避難所のみなさま、お邪魔させていただいてありがとうございました! 機会がありましたら、また呼んでくださいね(^^)

【笑風亭佐と吉】

かほく町民大学での講師依頼

 河北町さんから、「かほく町民大学」での講座の講師依頼が来ました。10月1日の夜に開催で「落語をテーマとした笑いを含めた話し方を学ぼう」という内容にしたいと思います。 まじめな高座、もとい講座ですので、ちょっとハードルが上がっております(^_^;)
 今回は、笑風亭佐と吉師匠が伺います。落語の楽しさを通じて、話術の楽しさも伝わればと思っておりますので、河北町のみなさま、奮ってご参加くださいね!

6月定例勉強会の日程変更のお知らせ

 6月1日を予定しておりました定例勉強会は、会場の都合により日程を変更させていただきます。

 日時:平成23年6月8日(水)午後7時から
 場所:東部公民館 1階 集会室
 内容:落語4席程度

 参加自由のお気軽な勉強会です。飛び入り大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。

第13回うさぎ座演芸会のご報告

 今日は、NPO法人うさぎ村さんで3か月に一度の恒例となっている「うさぎ座演芸会」が開催されました。あいにくの雨模様にも関わらず、いつも以上の満員のお客さんに囲まれ、にぎやかな落語会になりました。

 【今日の演目と噺家】
 ○笑風亭 佐と吉 「つる」
 ○笑風亭 間助  「悋気の火の玉」
  - 中入り -
 ○圓丁亭 日が志 「人情八百屋」

※残念ながら、佐と吉くんの写真はありません。ファンのみなさま、ごめんなさい(笑)

 佐と吉くんは、今日ものっけから絶好調(^_^) 「つる」は短い尺の中にも落語のあらゆるテクニックが含まれているとも言われる噺です。佐と吉くん独特のテンポで、お客さんを爆笑の渦に巻き込んでいましたよ(*^^)v
 わたくしの「悋気の火の玉」は、一つ間違えるとオドロオドロしい怪談噺になってしまいます。旦那の演技をなるべく陽気に、奥さんの悋気(やきもち)をわかりやすく振る舞うように心掛けてみました。初披露の噺でしたが、思った以上に笑いを取ることができました(^_^;)
 大トリは、もちろん圓丁亭日が志師匠です。師匠の「人情八百屋」は私も今日初めて観た演目でしたが、笑いを狙いに行くのではなく、しっとりと聞き入って泣かせるような人情噺でした。マクラを含めて30分ほどの尺でしたが、みなさん落語の世界にしっかりはまってくれていました。

 うさぎ座演芸会は、地域のみなさまとうさぎ村のスタッフのみなさまに支えられて、第13回を迎えることができました。これからも山形のアマチュア落語家の登竜門として、末永く続けていきたいと思っておりますので、みなさんぜひ、応援(観に来てくれるだけでうれしいデス(^^))をよろしくお願い致しますm(__)m

【笑風亭 間助】

三川町公民館からの落語会の依頼

 三川町公民館から落語会の依頼をいただきました。7月21日(木)の午前中、高齢者教室「菜の花大学」ということで、60歳以上の方を対象とした落語会です。
 みなさんに大いに笑っていただき、より健康になっていただけるよう、メンバー一同、頑張っていきたいと思いますよ(*^^)v

佐と吉友人の結婚披露宴での落語余興

今日は、私佐と吉の友人の結婚式。
披露宴での落語余興を頼まれていたので、一席してきました。

親友が結婚するので嬉しいという気持ちと、余興がうまくいくかなという不安な気持ちで、料理の味もよくよくわからず・・・お酒も満足に飲めず・・・
と言いながら、出番まで待ち切れず、飲んでましたが・・・(^^;)

【噺家と演目】
○笑風亭 佐と吉 「つる (ショートバージョン)」

 

すでに乾杯も済んでしばらくたっているので、もしかしたら完全アウェイの、独り言状態になるかもなと覚悟していましたが、意外と聞いてくれていた方が多くて、驚き&嬉しい一席となりました。

「新郎とのエピソードを盛り込んでしゃべったのが良かったのかな~」「マクラの構成が上達してきたからかな~」などと、全て良いように解釈して、今後も頑張っていきたいと思います(笑)

それにしても、スーツで参加し、途中で着物に着替えて最後までそのまま、という感じで、長時間、着物姿でいたため、列席者のみなさんには完全に「落語家」として認識されたようで、子どもからも「落語家のお兄ちゃん」と呼ばれ、二次会の席でも「プロの落語家の方ですか?」と質問されました。

まあ、とにかく、列席者のみなさんに喜んでもらえたこと、何より新郎新婦に喜んでもらえたことが何よりでした。
RくんNさん、末長くお幸せに!

定例落語勉強会(ミニ落語会)を開催しました

今日は落語勉強会&交流会の日。
いつも通り、お茶を飲みながらのゆったりとした雰囲気での落語会となりました。
東根から聞きにいらしてくださった方もおり、噺にも一段と熱が入りました。

 

【噺家と演目】
○笑風亭 間助 「午後の保健室」「悋気の火の玉(読み:りんきのひのたま)」※悋気とは、嫉妬のこと。
○石々亭 註馬  「たけのこ」「桃太郎」
○笑風亭 佐と吉 「つる (ショートバージョン)」

 

ということで、今日の勉強会も、盛りだくさんの内容で、かなり場が盛り上がりました。
この調子で、今後の落語会も精一杯がんばりたいと思います。
まずは今月29日開催の「第13回うさぎ座演芸会」ですね!
みなさんの応援よろしくお願いいたします。

【笑風亭 佐と吉】

日枝神社祭典落語会のご報告

今日は、天童市長岡地区の日枝神社のお祭りに伺いました。
笑風亭間助、笑風亭しめじ、笑風亭佐と吉の3人の噺家が参加しました。

このお祭りは、「地域の子どもたちにお祭りを残そう」という親御さんたちの思いで毎年5月4日に開催され、子供神輿は今年で10年目を迎えるとのこと。

昔小さかった子どもたちが大きくなっても、祭りで一緒に遊んだ大人たちを覚えていてくれて、挨拶や話ができる関係が地区全体で作れているのが嬉しい、と実行委員の方は話してくれました。

朝からのお祭りということで、私たちが到着した昼過ぎには、たくさんの屋台と、大勢の人で賑わっていました。
子どもたちも元気に走り回って、楽しそうにはしゃいでいました。

今日はあいにくの強風で、遅咲きの桜が空一面に舞い散る中、桜吹雪の中での落語会になりました。
「遠山の金さん」という演目があればぴったりだと思いながらも、境内に特設された高座台で、強風に負けじと笑いの風を吹かせたいと頑張りました。

【噺家と演目】
○笑風亭 佐と吉 「つる」
○笑風亭 しめじ 「初天神」
○笑風亭 間助  「カラオケ病院」
○笑風亭 佐と吉 「はんどたおる」
○笑風亭 間助  「ぞろぞろ(教科書バージョン)」

私たちの落語が、少しでもお祭りの盛り上がりに貢献できたのなら嬉しいです。
来年もまた呼んでくださいね(^^)/

【笑風亭 佐と吉】

落語会と演芸番組

 震災から早いもので6週間あまり…私自身には、少しずつ日常が戻ってきています。
 今月に入り、NHKの演芸番組も、徐々に再開されてきました。放送を通して演芸に触れられるようになったのだと喜ぶ以上に、ほっとしたものを感じます。番組改編で放送時間が移動していますので、宣伝も兼ねて書いてみたいと思います。
 ・日本の話芸:教育テレビ 金曜21時30分~ (再放送 月曜15時~ )
 ・真打ち競演:ラジオ第一 土曜20時05分~
 ・上方演芸会:ラジオ第一 土曜13時05分~
    (再放送 日曜09時30分~ ラジオ第二)
 この他、「ラジオ深夜便」では、毎月最終週、午前1時台に落語の時間があります。今日と明日の深夜に放送されますが、今日深夜には、私が現在挑戦中の「たけのこ」が放送されるようです。(詳しくは「ラジオ深夜便」で検索を。)

 また、県内でプロの落語会がいくつか企画されています。
 ・林家喜久扇独演会 4月28日(木)19:00~ 鶴岡市文化会館
 ・桂歌丸独演会   5月19日(木)18:30~ 山形県県民会館
 ・柳亭市馬独演会  5月21日(土)19:00~ 川西町フレンドリープラザ
 先日、某プレイガイドで歌丸師匠の独演会のチケットを購入しましたが、いい席がまだ残っており、掘り出し物の席をとることができました。
 フレンドリープラザではロビーでの落語会です。開放的な、独特の空間で落語を楽しめます。市馬師匠の、文字どおり掛け値なしの楽しい高座が期待できます。何とか都合を合わせたく、調整中です。

【石々亭 註馬】

4月17日 寒河江市市民体育館合宿所への慰問落語のご報告

 4月17日(日)14:00から、寒河江市市民体育館合宿所の震災避難所へ慰問落語に伺いました。今日は、笑風亭佐と吉、笑風亭しめじが参加しました。

【噺家と演目】
○笑風亭 佐と吉 「つる」
○笑風亭 しめじ 「初天神」
○笑風亭 佐と吉 「はんどたおる」

 今日は2か所目の慰問落語ということで、リラックスムードの中での高座となりました。スタッフ2名の活躍と合宿所の方のご協力のおかげでスムーズな会場設営ができました。
 30人以上の方が会場においでになり、のっけから大爆笑の落語会です。3人ともにマクラから本題に至るまでノリノリの高座で、噺家のネタ一つ一つに大きな笑いが起きていました。昨日の高座での経験が活かされていることが実感できるすばらしい落語会でした。
 なによりも、避難している方々に大変喜んでいただけたことが分かったのが大変うれしかったです。

4月16日 山形市総合スポーツセンターへの慰問落語のご報告

 4月16日(土)13:30から、山形市総合スポーツセンターの避難所への慰問落語に伺いました。

【噺家と演目】
○笑風亭 佐と吉 「つる」
○笑風亭 佐と吉 「みどりの窓口」

 今回は、初めて震災避難所への慰問落語でした。代表の間助師匠がインフルエンザ明けで高座に上がれない中、佐と吉師匠だけでなく、スタッフ2名、そしてボランティアで参加してくれた方(感謝デス!)で協力しながら、音響を含めてなかなかの高座を作ることができました。
 30人以上の方が会場においでになり、笑顔で落語を観覧していただきました。でも、落語の噺よりも、まくらやハプニングの方で大爆笑(^_^;)佐と吉師匠の雪駄が壊れるハプニングが2回もありました。噺の中身を多少修正しつつの高座で、手ごたえを感じつつも、避難所での落語の難しさも感じた高座となりました。
 明日は、寒河江市での慰問落語。またまた間助師匠抜きではありますが、明日は3名の噺家が参加できる予定です。

慰問落語の決定について

 山形市総合スポーツセンター・寒河江市体育館合宿所への慰問落語の予定が決まりましたのでお知らせします。

【慰問落語の予定】
 4月16日(土) 13:30~ 山形市総合スポーツセンター避難所
 4月17日(日) 14:00~ 寒河江市体育館合宿所

 メンバー一同、張り切って行きたいと思います(*^^)v

4月6日 定例練習会の記録

今日は間助代表が都合により欠席となり、少し寂しい感じが残ってしまいました。それでも、参加したメンバーは元気に再会を確認し合い、プロジェクトの打ち合わせとともに、実行に向けたレベルアップをはかりました。

 

【噺家と演目】
○石々亭 註馬  「たけのこ」
○笑風亭 佐と吉 「つる」
○石々亭 註馬  「源平盛衰記」

 

佐と吉さんの「つる」は今回が根多下ろし、ある会の余興に向けた稽古だったそうです。佐と吉さんの味わいが存分に発揮され、短くとも充実した内容だったと思います。私自身は、間助代表との出会いが、偶然にご一緒したある会での「つる」だったのを思い出しました。
私の「たけのこ」「源平盛衰記」も根多下ろしでした。片や季節もの、片や地噺ということで、私にとって新しい挑戦でした。「たけのこ」は稽古が間に合わず、「源平盛衰記」は勢いのみ…まだまだ磨く必要を感じました(お耳汚しになってしまい申し訳ありません)。一方で、高座に掛けたことで、宿題がはっきりと見えてきました。遠くないうちにお披露目できればと思っています。

 

 

<おまけ>
僭越ながら、佐と吉も感想を書かせていただきます。

註馬師匠からは、いつも新しい噺を聞かせてもらえるのですが、今日のお噺で一番好きだったのは「たけのこ」でした。
あたかも一休さんの知恵くらべのように、近所同士がたけのこの所有をめぐってあれやこれやと言い合うのですが、前座で使えそうな噺でした。
註馬師匠がさすがなのは、噺のもっていき方、説明の仕方がとても丁寧なこと。だから、すーっと頭に入ってきてしまう。
そんな語り口を、私も真似したいなといつも感心してます。

私、佐と吉は、「つる」を初披露。
友達の結婚式で余興に落語をして欲しいと頼まれて練習していましたが、ショートバージョンなので楽々覚えられました。
今度の慰問落語会でも前座の機会があれば、ぜひ披露させていただきたいと思います。
註馬師匠から「きちんと佐と吉ワールドになっていましたよ」というお褒めの言葉をいただき、とても嬉しいです。
今年は、前座噺で使えるような短い噺を中心に覚えていきたいと考えていますので、面白そうなお噺がありましたら、佐と吉までこっそり教えてください(笑)

 

ということで、今日の勉強会も、いつもながら噺家のみなさんの白熱した語りのおかげで、場が盛り上がりました。
この調子で、今後の落語会も精一杯がんばりたいと思います。
みなさんの応援よろしくお願いいたします。

 

【石々亭 註馬 & 笑風亭 佐と吉】

慰問落語の予定について

 今日は、まずは慰問が必要かどうかということで、副代表の佐と吉くんと山形市の総合スポーツセンターや寒河江市体育館合宿所、天童市スポーツセンターなどをを訪問してきました。やはり、こころのケアは重要とのことで、どの避難所でもスタッフの方から暖かく迎えていただくことができました。
 寒河江市の避難所では具体的な慰問の日程も決まりましたよ(^^ゞ

【慰問落語の予定】
☆山形市総合スポーツセンター避難所 4月16日又は23日(土) 13:00~【要調整】
 山形県内で一番大きな避難所です。現在も500名ほどの方が避難しておられました。医務室や保育施設、学校の機能までが揃い、一つの町のような場所になっていました。4月16日又は23日(土) 13:00~を希望日としてお伝えして、後日、他の団体の慰問も含めて調整するとのことでした。

☆天童市スポーツセンター避難所 4月17日(日) 10:00~
 こちらも100名を超える大きな避難所です。避難所を訪問した後、ボランティアを受け付けしている天童市社会福祉協議会さんにお邪魔しました。明日、もう一度、当日の具体的な打ち合わせに伺う予定です。

☆寒河江市体育館合宿所 4月17日(日) 14:00~(決定)
 合宿所ということで、設備が整っている印象でした。避難者の方とスタッフの方のコミュニケーションも多いようで、どう..いった落語が良いのかなど、いろいろなことをお聞きすることができました。

 スタッフの方からのお話で特に印象的だったのは「気持ちの落ち着くような曲を流していたら、避難者の方から「気持ちが沈んでしまう」との話があり、3分で曲を止めることになった。元気の出るものの方が良かったようだ」とのお話でした。
 現場に行って実際に話を聞いてみないと、避難者の気持ちというのはわからないものだなぁとつくづく感じてしまいました(^_^;)
 落語の演目も、人情噺はNGで、できるだけ元気なもの(下品なくらい)が良いということだと思います。こういった話をまとめて、避難者のみなさんがより元気になる慰問落語を企画していきたいと思います(^^ゞ