4月6日 定例練習会の記録

今日は間助代表が都合により欠席となり、少し寂しい感じが残ってしまいました。それでも、参加したメンバーは元気に再会を確認し合い、プロジェクトの打ち合わせとともに、実行に向けたレベルアップをはかりました。

 

【噺家と演目】
○石々亭 註馬  「たけのこ」
○笑風亭 佐と吉 「つる」
○石々亭 註馬  「源平盛衰記」

 

佐と吉さんの「つる」は今回が根多下ろし、ある会の余興に向けた稽古だったそうです。佐と吉さんの味わいが存分に発揮され、短くとも充実した内容だったと思います。私自身は、間助代表との出会いが、偶然にご一緒したある会での「つる」だったのを思い出しました。
私の「たけのこ」「源平盛衰記」も根多下ろしでした。片や季節もの、片や地噺ということで、私にとって新しい挑戦でした。「たけのこ」は稽古が間に合わず、「源平盛衰記」は勢いのみ…まだまだ磨く必要を感じました(お耳汚しになってしまい申し訳ありません)。一方で、高座に掛けたことで、宿題がはっきりと見えてきました。遠くないうちにお披露目できればと思っています。

 

 

<おまけ>
僭越ながら、佐と吉も感想を書かせていただきます。

註馬師匠からは、いつも新しい噺を聞かせてもらえるのですが、今日のお噺で一番好きだったのは「たけのこ」でした。
あたかも一休さんの知恵くらべのように、近所同士がたけのこの所有をめぐってあれやこれやと言い合うのですが、前座で使えそうな噺でした。
註馬師匠がさすがなのは、噺のもっていき方、説明の仕方がとても丁寧なこと。だから、すーっと頭に入ってきてしまう。
そんな語り口を、私も真似したいなといつも感心してます。

私、佐と吉は、「つる」を初披露。
友達の結婚式で余興に落語をして欲しいと頼まれて練習していましたが、ショートバージョンなので楽々覚えられました。
今度の慰問落語会でも前座の機会があれば、ぜひ披露させていただきたいと思います。
註馬師匠から「きちんと佐と吉ワールドになっていましたよ」というお褒めの言葉をいただき、とても嬉しいです。
今年は、前座噺で使えるような短い噺を中心に覚えていきたいと考えていますので、面白そうなお噺がありましたら、佐と吉までこっそり教えてください(笑)

 

ということで、今日の勉強会も、いつもながら噺家のみなさんの白熱した語りのおかげで、場が盛り上がりました。
この調子で、今後の落語会も精一杯がんばりたいと思います。
みなさんの応援よろしくお願いいたします。

 

【石々亭 註馬 & 笑風亭 佐と吉】

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