国立病院機構山形病院「秋のつどい」落語慰問のご報告

本日は、山形市行才にあります国立病院機構山形病院さんからの初めてのご依頼で「秋のつどい」に笑風亭間助代表と、私、宝笑亭卯さ銀の2人でお伺いしてまいりました。病院入口より長い廊下を渡り別棟2階の会場となる療育訓練室に辿り着きますと、さながら寄席を思わせる橙緑紫色の提灯や紙花の飾付けの素敵な演出でのお出迎え。車椅子やベッドごと移動し集われた患者さんとそのご家族、病院ボランティア、職員の約150名もの皆さまに落語を楽しんでいただきました(^o^)
「還暦」と「成人」のお祝い会後に高座セッティングしての落語会でしたが、準備の間に職員の方よりスクリーンも使い当会活動や噺家2人のプロフィール紹介で繋いで頂き、私共へバトンタッチとなりました。

【今日の噺家と演目】
◯笑風亭 間助 ・・・つる
◯宝笑亭 卯さ銀 ・・・こうもり
◯笑風亭 間助 ・・・桃太郎(小噺)

開口一番は間助代表の「つる」です。年祝いのおめでたい会にぴったりな演目です。日本のおとぎ話で有名な「鶴の恩返し」のパロディをマクラに沢山笑っていただき、お客様を一気に落語の世界に誘っておりました(*^_^*)

次は卯さ銀の「こうもり」です。マクラの「笑いで免疫力アップ」話繋がりでインフルエンザ予防のなぞかけに拍手をもらい、本編落語でもあたたかな笑いとなる一席でございました(^^)

最後にステージ上で、間助代表による昔話「桃太郎」パロディの小噺で会場が笑いで包まれ、終演となりました(^o^)

終わりに患者さんより心のこもった「ありがとう」のメッセージカードと綺麗な花束をいただき、とても感動した2人です。患者さんとご家族が病室に戻る際には一人一人と握手を交わしてお見送りし、「ありがとう」「楽しかった」「とても面白かった」「この子、桃太郎の話好きなのよ~」「一緒に写真撮ってください」等々沢山お言葉を頂戴しました。今日の落語会が皆さんの楽しい思い出になれば幸いです。私共噺家もとても嬉しい時間を過ごすことができました(*^^*)

帰り際に家族会の方からもお菓子の手土産まで頂戴してまいりました。何から何までホスピタリティー溢れ、企画された職員の方、ご家族や関係者の皆さま、お客様に深く感謝を申し上げ、ご報告とさせていただきます。本日は本当にありがとうございましたm(__)m

【宝笑亭 卯さ銀】

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