山形市神明町内会敬老会落語会のご報告

 本日は、山形市は神明町内会敬老会落語会に宝笑亭卯さ銀さんと闘球亭丘割くん、そして私・天空亭魚々太郎の3人でお邪魔してきましたヨ。約20名強のお客様に楽しい落語をお届けできたのではないかと自負しているところです。この場所は、丘割くんの地元、しかも隣の公園は丘割くんの遊び場所だったということで、まさに故郷に錦のような状況でした。そして中学3年生の丘割くんは本日の高座をもって一時休業し、受験勉強に力の全てをスライドさせるということで、AKB48ではありませんが、一端の卒業高座となったところです。m(_ _)m

【本日のプログラム】
〇「こうもり」・・・・・・宝笑亭 卯さ銀
〇「目薬」・・・・・・・・天空亭魚々太郎
〇「始末の極意」・・・・・闘球亭  丘割

 開口一番は、卯さ銀さんの「こうもり」です。短く軽い噺ですが、くすぐりどころが満載で、しかも卯さ銀さんのキャラクターに実に合った噺です。初っぱなからお客様方に大いに笑っていただきましたヨ。(^_^)v

 次は、魚々太郎の「目薬」です。夫婦の情愛を見事に描ききった人情噺の傑作だと思っているのは私だけで、実は、ひたすらバカバカしい艶笑落語です。R15かなと思える内容ですので、男性のお客様の顔がゆるみきったところでトリの丘割くんにバトンタッチです。(^^)/


 さて、R15の後にも関わらず、15歳の丘割くんはマクラで公園での思い出をたっぷりと語り、地元感をアピール。お客様もそれだけで目尻が下がっていくのが分かりました。元は上方落語。「始末の極意」で大いにお客様を沸かせて終演となった次第です。さすがに中学生とは思えないプロを目指していることが分かる見事な高座でした。(^_^)v来年の四月の現場復帰を我々協会メンバー一同心待ちにして、丘割くんの抜けた穴を埋めていきたいと思ったところです。(*^_^*)

 大変反応のよいお客様で、とても気持ちよくおしゃべりさせていただきました。企画して下さった関係者の皆様、そして落語を聴いて下さった皆様に感謝申し上げ、この会の報告とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。<(_ _)>

【天空亭魚々太郎】

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