11/23日(祝)には、NPO法人「一歩・一歩の会」が運営する知的障がい者施設「ハーモニィ」の年に１回のお祭りにお招きをいただきました。佐と吉・註馬の２人でお邪魔するのも３年連続になりますが、このように何度もお声掛けいただけるのは非常に光栄なことです。山形市深町から、線路をはさんだ反対側の南栄町に移転して初めてのお祭りで、盛り沢山のプログラムの最初に、２人で３席、１時間ほどご機嫌を伺いました。

【この日の根多帳】
○「庭蟹（にわかに）」　　 　 　　石々亭　註馬
○「ぞろぞろ」　　　　　　　　　 　笑風亭佐と吉
○「堪忍袋（かんにんぶくろ）」　石々亭　註馬

朝一番で会場がやや落ち着かない中でしたが、ほぼ満席のお客様を前に、おしゃべりをさせていただきました。笑いはあったものの、高座の上で「別の根多にすれば良かったかな…」とちょっと心配でしたが、後でしっかりと楽しんでいただけたことがわかりました（詳しくは後ほど）。

落語に続いて、本日のメインイベント、利用者の皆さんによる歌やミュージカル、トーンチャイムやミュージックベルの演奏がありました。みんなの声や音が１つになっての、一生懸命の音楽はとてもいいですね。12月７日、霞城セントラル１階のアトリウムで行われるイベントに出演とのことです。皆さんもぜひお聴き下さい。

※写真はポスターです。ケーキの引き換えは本物のチラシで…

午前中のプログラムのトリを飾るのは、利用者の皆さんを指導する音楽の先生方です。プロの演奏にじっくりと浸らせていただきました。

その後はおいしいお食事をご馳走になりつつ、皆さんとお話しさせてもらいました。口々に出てきたのは「とても楽しかった」「また来てね」という声でした。年に１回のお祭りに花を添えることができて何よりです。利用者の中には「落語をやってみたい」という方もいたので、来年は落語の発表もあるかもしれませんね。

「NPO法人一歩・一歩の会」では利用者の皆さんが皮細工や野菜の栽培などを行っています。皮細工は一点物の手作りで、トレーなど、こちらのページからも購入できます。
【石々亭　註馬】