
12月も折り返し。いよいよ年の瀬らしくなってきた12月16日。本日は鶴岡市栄コミュニティセンター様に当会から2名のメンバーがお邪魔してまいりました。初めての会場に2人で60分となると少し心もとないような気もしますが、職員の方々やお客様が一丸となってよく盛り上げていただきました!
【本日の演目】
・遊歩亭千早・・・「一目上がり」
・猫猫亭美々・・・「宗論」
・遊歩亭千早・・・「荒茶」

開口一番は千早が務めました。今回は60分を2人で回す都合上、前座とトリが兼任になります。体力を温存するため、まずは今年一番かけたと思われる得意ネタ「一目上がり」で様子を伺いました。数が一つずつ増えていく、というおめでたい話のため年始にかけると喜ばれるお話ですが、導入の工夫次第で年中使えるので便利です。会話ベースの物語で客席に落語のリズムをお届けし、お後と交代です。

続いてはお待ちかね、美々さんです!落ち着いた語り口ながら小ボケの混じる絶妙なキャラクター。皆様安心して笑ってください、と言わんばかりの雰囲気で客席が一気に和みました。演目は「宗論」。これまた珍しい(?)ネタですが、外国人なまりの独特な口調や、馬鹿馬鹿しいクスグリでお客さんは大爆笑!美々さんは持ちネタ1本あたりの完成度が桁違いです。終盤まで安定して笑いをとり、お後と交代です。

トリは千早が務めました。普段トリで出させていただくことはなかなかないのですが、芸歴だけで言えば最長ということもあり、せっかくですので一生懸命やらせていただきました!…とは言え二回目の登壇。自己紹介のつかみを封じられた今、できることと言えば世間話くらいのものです(準備不足?)。高座の上からお客様とコミュニケーションをとり、良きところで本題に入ります。演目は「荒茶」。登場人物が多く、聞いている側の集中力が問われる作品ですが、丁寧に人物紹介をすることである程度そこの問題を解消しているつもりです。お客様も話に没入してくださったのか、「えー!」「うわあ!」など、反応が返ってきて楽しかったです!
終演後は、数名のお客様から声をかけていただき、和やかなお開きとなりました。余談ですが、千早は米沢在住のため片道3時間の長旅でしたが、間違いなくそれだけの価値がある良い思い出をいただきました。素敵な会場やお客様方に恵まれ、演者一同、感謝の気持ちでいっぱいです。来年以降も機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします!
【文:遊歩亭千早】