９月18日は高畠町の熱中小学校にお呼び頂き、落語会を開催させて頂きました。熱中小学校は廃校になった時沢小学校を再生する取り組みで、「もういちど７歳の目で世界を」を合言葉に７年前に開校し、多くの皆さんの学びの場となっています。その後、熱中小学校は廃校再生にとどまらず、北海道から沖縄、そしてシアトルと20校以上にまで広がっています。
　※熱中小学校HP　https://necchu-shogakkou.com/
　※高畠熱中小学校HP　https://www.takahata.necchu-shogakkou.com/
　当日は「2022高畠熱中万博」が開催され、勝手にマルシェ、鉄道模型展示、ペットボトルキャップからの燃料精製、すっぽん料理試食会など、校舎内外に多くのパビリオンが出展していました。校舎内のホールで開催されたイベントが「ジャパンカルチャーFES」で、講談と俳句に続いて行われた落語会で、註馬、卯さ銀、熊水の３人が、30人あまりの皆様を前に、約１時間の高座を務めさせて頂きました。

〇寿限無　　　　石々亭註馬
〇猫の皿　　　　宝笑亭卯さ銀
〇お見立て　　　宝笑亭熊水

一席目は註馬。諸事情でチラシ等に名前がなかったのですが、あたたかいお客様に迎えて頂きました。

　続く卯さ銀さんは根多下ろしだと思いますが、いつものように客席をぐいぐい引き込みます。

　トリの熊水ちゃんは安定の高座、「本物の観光大使」の高座はさらに磨きがかかっています。

　この３人での出前寄席は2016年７月以来６年ぶり(!)でしたが、とにかくお客様も空間もスタッフも最高で、非常に楽しい高座を務めさせて頂きました。会場のホールは校舎の一部をリノベーションしたもので、手頃な広さと木をふんだんに使ったあたたかい空間は最高です。お客様も大変陽気で、スタッフの皆様も大変良くして下さりました。これだけ条件が整うことは非常に珍しく、出演者一同、大変満足の高座となりました。機会があればよろしくお願いします。

　※終演後、講談のおさゆさんと（撮影時にのみマスクを取る）

【石々亭註馬】