《富長いなほの会》「出前落語会」のご報告

本日は、富長いなほの会 ・ 堀内ハマグリの貝さんからのご依頼で、舟形町の農村環境改善センターで落語会をさせていただきました。
緑豊かな自然に囲まれて、近くを最上川が流れ、風がとても気持ちの良い最高の会場で、約30名のお客様を前に3席楽しんでいただきましたよ(*^^*)

【今日の噺家と演目】
〇笑風亭 おすし 「つる」
〇笑風亭 佐と吉 「勘定板」
〇石々亭 註馬  「カラオケ病院」

開口一番は、おすしくんです。実はおすしくんは、舟形町がデビューなんですよね。(その時の様子はこちら

今日の演目は「つる」です。マクラでは、当時に会場に聞きに来ていただいたお客様との感動エピソードをまじえながら、お客様が落語の世界にすっと入っていき心置きなく笑えるような場づくり雰囲気づくりをしてくれました。

本編も一つのきちんとした古典落語を聞いたなという満足度の高い「つる」でした(*^^)v
こういった古典落語の王道の噺でしっかり笑いを取り聞かせることのできる実力はさすがベテランです(*^^*)

続いては、私佐と吉です。私は舟形町で落語をやらせていただくのは2回目になります。しかも1回目は10年前!(おすしくんデビュー高座の時です)月日が経つのは早いものですね。

今日の演目は「勘定板」です。ちょっときたない噺ですが、想像力をかきたてる内容が面白く私はとても好きな噺ですので、久しぶりに披露してみたくなりかけてみました。本当はもう少し、噺にでてくる田舎者をコミカルに演じたいのですが、最近何だかしっくりこないんですよねぇ~(自分が田舎者のくせにおかしい笑)。
お客様の笑いに助けられて、最後まで気分良く噺をさせていただきました(*^^)v

トリは、註馬さんです。ご本人いわく「開口一番の方が好きです」とのことでしたが、トリをする註馬さんというレアな状況を味わってみたいとお願いしたところです。演目は「カラオケ病院」です。おすしくんと私で35分を使い、残り時間が少し多めに余ってしまいましたので、註馬さんにはたっぷり30分演じていただきました。

お客様とのやり取りから徐々に場の緊張を解きほぐしていく様子はさすがの一言!たっぷりの場づくりから本編へ。院長先生と先生方との軽快なやり取り、そして歌の場面では手拍子や今日一番の大きな拍手をいただき、最後まで大爆笑でございましたよ!(*^^)v

お客様から落語に関する質問をいただくなど、お客様とのコミュニケーションもバッチリで、大盛況のうちに落語会を終えることができました。


落語会のあとに、「手打ちそば重作」さんで、10割の板蕎麦と天ぷらをいただきました。これがまた絶品!本当に美味しかった(*^^*)ご馳走様でしたm(_ _)m

久しぶりの舟形町での落語は、噺家一同、大満足で、得るものが多い落語会となりました。
会長さんをはじめ皆様から温かいおもてなしをいただきまして誠にありがとうございました。
また機会がございましたら、ぜひお声がけいただきましたら嬉しいです(*^^*)


余談ですが、帰り道、大石田町を通る際、大石田町登録文化財「小坂からの眺望」を堪能しつつ帰りました。

【笑風亭 佐と吉】

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