第5回 いずみケアセンター落語会のご報告

5月30日は、夏を思わせる陽気の中、山形市長町にあるいずみケアセンターからお招きを頂き、落語会を開催いしました。こちらでの落語会は昨年10月以来ですが、繰り返しお招き頂けるのはありがたい限りです。今回は当会えりすぐりの(?)3人がお邪魔して、利用者のお年寄りと職員の皆様合わせて30人ほどの皆様にご機嫌を伺いました。

【本日の根多帳】
○註馬の歌は世につれ (石々亭註馬)
s-tyuba
○お血脈 (宝笑亭熊水)
s-yusui
○転失気 (天空亭魚々太郎)
s-gyogyo
この3人で出前寄席をするのは初めてでしたが、それぞれのカラーが炸裂した高座となりました。数ある落語会の中で、山形落語愛好協会ほど、持ち味の違う噺家が揃っている会は少ないのではと自負しています。今回の3人は特にそうで、薀蓄と伸縮自在(註馬;ある人に言わせれば「パルプンテ」)歌って踊る高座(熊水)代表クラスの風格と秘められた毒(魚々太郎)といった、互いに真似のできない3席となりました。そのようなこともあり、皆様には楽しんで頂けたのではと感じています。間助代表と卯さ銀さんも駆け付けてサポート頂き、気持ち良い高座となりました。

7月には第三回落語まつりを控えています。さらにありがたいことに、たくさんの出前寄席のご依頼も頂いております。今後とも、皆様にそれぞれのオンリーワンの高座をお届けできるよう、頑張って参ります。

【石々亭註馬】

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