今日は、山形市江南一丁目にある江南公民館におじゃましました。 江南公民館サークル連絡会さん主催の落語会で、事前に整理券を配布していただき、たくさんのお客様に集まって頂きました!! 副題は「話術を磨く」!!!当会の出張落語では最多となる5名の噺家による巧みな(?)話術をご覧いただきましたよ(*^_^*)
【今日の噺家と演目】
〇笑風亭 間助 「つる」
〇海遊亭 くらら 「牛ほめ」
〇天空亭 魚々太郎 「宗論」
〇桜亭 猫いち 「大安売り」
- 中入り -
〇石々亭 註馬 「死ぬなら今」
〇笑風亭 間助 「初天神」
初っ端は、間助さんの「つる」。生で落語を聴くのが初めてだというお客様も多かったのですが、会場の雰囲気を一気に江南公民館ならぬ「江南演芸ホール」に変化させ、お客様を落語の世界に誘っておりました(*^^)v
続いて、くららさんの「牛ほめ」。代表的な前座噺ですが、大胆なアレンジを加えたオリジナルのくららくごに仕上がっておりました。見たことの無いオリジナリティに、楽屋裏で代表と私も大爆笑しておりました(*^^)v今後もどんどん噺を磨いて、鉄板ネタに仕上げて欲しいですねぇ(*^_^*)
続いては魚々太郎さんの「宗論」。大正時代に創作された割と新し目の準古典落語で、バカバカしくも非常に分かりやすくどこでも爆笑をいただける噺です(*^_^*) 私もいつもツボにはまってしまうのですが、賛美歌のところでは爆笑連発でした(*^^)v
中入り前はわたくし猫いちの「大安売り」。江戸時代のお相撲さんの噺です。丁度、大相撲大阪場所が開催されていた日ということもあり、タイムリーな時期にネタおろしをすることができました。古典落語ですが現代風のアレンジを加え、更に直近の時事ネタを盛り込んで大爆笑をいただくことができましたよ(*^^)v
休憩をはさんで註馬さんの「死ぬなら今」。註馬さんはマクラでお客様を引っ張り込むのが上手いですねぇ。しっかりとお客様とコミュニケーションをとり、いい場を作っておりました(*^_^*)「死ぬなら今」、タイトルだけきくと物騒な感じですが、あの世の世界を面白おかしく演じ、これも大きな笑いを頂くことができました(*^_^*)
大トリは、間助さんの「初天神」です。これはもう間助さんの十八番といってもいいくらいの演目です。体を動かすシーンが多く、演じるのが難しい落語ですが、立体感のある動きと話術でプロ顔負けの初天神となっておりました(*^^)v最後まで大爆笑をいただくことができましたよ(*^_^*)
噺家5名で当初90分の予定でしたが、予想以上の大盛り上がりで予定時間をオーバーしてしまいました。それでも最後までしっかりと耳を傾けてくださり、またサークル連絡会さん、公民館職員さんのご協力により大変いい落語会となったと思います。ありがとうございました(*^_^*)
【桜亭 猫いち】