今日は、落語界の名跡!三遊亭小圓朝師匠の多大なるご厚意で、当会の噺家メンバーに特別稽古を付けていただきました。
当会も新しいメンバーを多数迎えており、県内各地で落語をご披露していますが、やはり、プロの噺家との実力の差はとんでもなく遠いものがあります(当たり前ですか(^_^;))。プロ並みとは行かなくても、メンバー一同、山形のみなさんに気軽に楽しんでいただけるくらいまでの力を付けたいところでございます。そんな中、今日は山形市西部公民館の一室をお借りして、落語の基本的な所作などを中心にお年寄りや子供たちにウケるためのコツなどを教えていただくことができました(*^_^*)
【稽古演目】
〇笑風亭 おすし 「道灌(どうかん)」
〇福笑亭 あやめ 「からぬけ」
〇桜亭 猫いち 「ハングル寿限無」
〇笑風亭 しめじ 「初天神」
〇笑風亭 佐と吉 「狸の鯉」
今回は、当会の噺家から6名が参加しました。おすしくん、あやめさん、猫いちさん、しめじくん、初めて稽古を付けていただくメンバーが4名もおります。重要な部分についてはここでは書けませんが、初心者が注意する点として、大まかには以下のポイントなどを教えていただきました。
1 声を張って演技できるか?
2 上下のときの目線
3 登場人物の演じ分け
1番については、ほとんどのメンバーが合格点。2番目については、角度が違ったり、視線が流れてしまったりと要修正の部分が多々ありました。3番目については結構難しいですねぇ(^_^;) 小圓朝師匠の実演をいただき、あらためてプロのスゴさを痛感。声色や表情だけでなく、所作を交えての演じ分けは本当にスゴイの一言でございました(*^_^*) メンバー一同、少しでも課題をクリアすることで演技に磨きをかけていきたいと思います。
今回は小圓朝師匠からの直々の稽古ということで、メンバーも少し硬くなっているところもありましたが、普段の勉強会では決して得られないすばらしい経験をさせていただきました(*^_^*)
【笑風亭 間助】