今日は、「第五地区社協の高齢者の集い」落語会ということで、山形市東原町にある清風荘におじゃましてきました。
清風荘は国の登録有形文化財に登録されており、山形市で秋の紅葉と言えばここ!と言われる「もみじ公園」内にあります。
さすが文化財!やっぱり和室は高座にぴったり。
落語をする雰囲気がすぐにできちゃいますねぇ(^^)
【今日の噺家と演目】
〇笑風亭 佐と吉 「つる(ショートバージョン)」
〇石々亭 註馬 「たけのこ」
〇笑風亭 佐と吉 「転失気(てんしき)」
生の落語を観るのは初めてという方が多く、初体験の責任を感じながら、まずは私の「つる(ショートバージョン)」を。やっぱり会場の雰囲気がいいのでしょうか。のっけから大爆笑(^^)よーく見ると、後方の掛け軸には、鶴と亀の絵が描いてあったりして、なかなか乙なものです(笑)
続いて、註馬さんの「たけのこ」。註馬さんのマクラ、絶品です。うんちくも絶妙に入れながら、納得のいく笑いを誘っていました。もちろん、その後の本題も大爆笑(^^)註馬さんの「たけのこ」は、じわじわとわきあがってくるような、なんとも言えない面白さがあり、私は個人的にとっても好きな演目です。
そしてトリは、このごろ爆笑続きで、自分でも少し怖くなってきた、私の「転失気」。最初から最後まで笑いっぱなしの方もいらっしゃるほど、大笑いしていただきました。
みなさんの笑いの反応がとてもよく、笑いがドッカンドッカン起き、それにつられてこちらもどんどん乗ってきて、終始とても気持ちの良い高座となりました。
落語の終了後には、みなさんとお話ししながら一緒に昼食をいただきました。大変おいしいお食事で、おみやげまで頂戴し、大満足♪(*^_^*)
文化財を会場にしての落語会は今回が初めてでしたが、大変良い雰囲気の中でやらせていただき、噺家と観客が一体化した、今までにないくらい素晴らしい落語会になりました。
帰る際にも手を振っていただいたり、握手を求められたりなど、みなさんに喜んでいただけたようで、とても嬉しいです(*^^)v
【笑風亭 佐と吉】