今日はJA山形市さんでの落語会ということで、蔵王温泉にある蔵王四季のホテルにおじゃましました。被災地だけでなく、山形県内の観光地などでも震災の影響がみられる中、今回は地元の蔵王温泉への応援という意味合いも兼ねてのイベントとのこと。少しでもお力になれればということで、2人とも気合を入れて高座に臨みましたよ(^_^)
【今日の噺家と演目】
〇笑風亭 間助 ごあいさつ
〇笑風亭 佐と吉 「転失気」
〇笑風亭 間助 「親の顔」
今日は高座時間が40分ということで、最初に前座代わりのごあいさつを5分ほど、そのあとに落語を20分、15分の尺で構成してみました。
前座は笑いの場を作るうえで大変大事な役割です。落語の代わりに笑いと健康のお話や地元を盛り上げる趣旨の内容で構成し、笑っていただくための場づくりを心掛けました。
続いて佐と吉くんの「転失気」。私が前座でいまいち温めきれなかった部分をみごとに補っての高座。みなさんいきなりの落語にも関わらず、一つ一つのネタに笑いをいただき、最後まで大いに笑っていただきました。この演目もすっかり鉄板ネタになったみたいです(^^)
トリは私の「親の顔」。大変バカバカしい話の中に、子供の素朴な考え方や子を思う親心を交えたお話です。後半の盛り上がりからは、男性の方もぐいぐいとついてきてくれたようで、最後のオチではみなさんから大爆笑をいただきました(*^^)v
今回は、JA山形市のみなさんから大変良くしていただき、気持ちよく高座に臨むことができました。帰りがけも「落語大好きなのよぉ。もう、面白くってしかたなかった!」と、大変うれしいお言葉をいただき、うれしい帰路となりました(*^_^*) 今後も機会がありましたらぜひお声掛けいただければうれしいです。
【笑風亭 間助】