
これまでの暑さとは打って変わって、久しぶりに爽やかな風の吹く9月19日、第20回千歳、鈴川地区民生委員・児童委員交流会にお招きいただき、頭垂亭稲穂さんと笑門亭福来助の二人で伺ってまいりました。
交流会とは言え研修会ですから、「高齢者との話し方と聞き取りについて」と言うテーマがありまして、代表の方からは、落語の“間の取り方”について勉強して自分たちの日常の仕事に活かしたいとのこと。端からプレッシャーを掛けられての2席となりました。
【本日のプログラム】
〇 頭垂亭稲穂・・・・・・「厩火事」
〇 笑門亭福来助・・・・・「つる」

まずは、稲穂さんの登場です。夫婦の縁にまつわるまくらを振った後、本ネタへ。孔子の論語が引き合いに出される“高尚な?”ネタと思いきや、夫婦の機微を描いた人情噺ですが、稲穂さんの人柄をうかがわせる高座でした。高座に上がったのがほんの数回だとは思えないほど落ち着いた喋り口で、お客さまも頷きながら、時には笑い、聞き入っておりました。

お次は私、笑門亭福来助です。落語会の後は交流会が控えているということで、短めのネタ「つる」でご機嫌お伺いです。季節ネタで笑っていただいた後、「厩火事」とは真逆の、ご隠居と八つぁんの登場する馬鹿々々しい噺に突入です。会場のあちらこちらから笑いを頂戴し、日頃大変なお仕事をされている皆さんの少しでもお役に立てたなら良かったのですが、さて落語の“間の取り方”について参考になったかは、はなはだ疑問です。

落語に入る前に、皆さんと一緒に「信条」を唱和させていただいたんですが、場違いのところに来てしまった感がありました。それでも「自分たちも笑いで人様の役に立っている」と無理やり思い込ませて始めてみたんですが、帰り際に、代表の方から「面白かったよ。機会があればまた」とのお声をいただき、ホッとしたところです。また皆さんとお目にかかれれば幸いです。皆さんのご活躍をお祈りいたします。
【笑門亭福来助】