西原落語名人会のご報告


 本日は、昨年に引き続き、ご依頼を頂きました山形市西原地区「西原落語名人会」に笑門亭福来助さん、錯乱坊双極さん、走風亭満月の3人が、クリスマスイブに因んだ笑いのお届け物ということで行って参りました^_^
【本日のネタ帳】
⚪︎ 走風亭 満月 「酒と恩返し」
⚪︎ 笑門亭 福来助 「道具屋」
⚪︎ 錯乱坊 双極 「粗忽長屋」
 開口一番は、私満月の「酒と恩返し」です。マクラでは、師走の多忙な状況や新年を迎える餅つきにちなんだ小噺を取り入れたところ、お客様の反応がすこぶる良くて、のっけから勢い付かせていただきました。
 お次は、福来助さんの「道具屋」です。マクラでは、福来助さんの初詣スタイルの話題から神様へのお願い事の数に対してお賽銭が割に合わないことなどあるあるネタで始まり、本編では、数々登場する古道具と与太郎のバカさ加減にお客様も納得の爆笑です。
 トリは、双極さんの「粗忽長屋」です。クリスマスイブに因み、サンタクロースの手拭いを披露しながらの始まりです。本編では、行き倒れの男をめぐって粗忽な男2人が、間抜けなやり取りを繰り返すため、見ているお客様もあまりの粗忽さに笑いを堪えられません。
 終演後は、そのまま会場でお客様からの質問形式による座談会へ。これも珍しい機会でしたが、噺家それぞれも自身のことを振り返る良い機会になったのではないでしょうか。もちろん年明けの山形落語まつりの宣伝もさせて頂きました。
 帰りがけには、「生の落語を初めて見ました、最後まで笑いっぱなしで楽しかった」という嬉しいお声掛けとケーキのお土産付きという最高のプレゼントを頂いて帰路につきました。ありがとうございました。役員様から「また来年も」という声も頂きまして、噺家一同精進して、また来年お会いできることを楽しみにしております。
【走風亭 満月】

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