南陽市赤湯地区はつらつ学級

青空見える気持ちのいいお天気の中、南陽市の赤湯地区はつらつ学級にお招きをいただき、落語を聴いていただきました。当協会、初めてのお伺い。山彦亭虎之輔さん、遊歩亭千早くん、そして錯乱坊双極の精鋭三名でお邪魔いたしました。約30名のお客様、十分に楽しんでいただけたと思います。

【本日のプログラム】
〇錯乱坊双極・・・・・『長短』
〇遊歩亭千早・・・・・『金明竹』
〜仲入り〜
〇山彦亭虎之輔・・・・『三方一両損』


開口一番は私双極が務めさせていただきました。「長短」で性格が全く違う二人のやり取りを、おもしろおかしく演じ分けさせていただきました。
まんじゅうを食べる、タバコを吸う。会場からはクスクス、クスクス笑いが漏れる感じで、演者としては嬉しい反応です。いい感じの流れで次の千早くんに繋ぐことができました。


千早くんです。2週間ほど前に「金明竹」を演ろうと決めたとのこと。この短い期間であの言い立ても完璧に覚え、笑いどころも外さずにお客様を納得させれいるというのだから、素晴らしい。言い立てのところのお客様の反応もバッチリで、落語らしい落語を堪能していただけたのではないでしょうか?


仲入りを挟んで、トリは虎之輔さん。得意の「三方一両損」でお伺い。まくらで啖呵売を入れたことで、赤湯のお客様も巻き込んで大盛り上がり。いい雰囲気のまま、話の本編に入り、江戸っ子の粋な、頑固な、そして馬鹿馬鹿しい気性からくるドタバタを、十分に堪能していただけたと思います。

初めてのお伺いでしたが、お客様の雰囲気はとてもよく、演者も楽しんで演じることができました。
お客様からも「楽しかった」という暖いお声もいただき、また次に会える機会を楽しみにしております。
赤湯地区はつらつ学級の皆様、本当にありがとうございました。

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