山辺町ロータリークラブ 例会での落語会のご報告


 山辺町ロータリークラブの新春例会の催しとして落語を披露してきましたよ。お邪魔したのはお馴染み先輩・後輩コンビの遊歩亭千早くんと私、天空亭魚々太郎の2人です。外は近頃の天候には珍しく、雪がしんしんと降る寒空でしたが、20名ほどのお客様の会場はホットなものになりましたゾイ!

【今日の噺家と演目】
○遊歩亭  千早 「転失気」
○天空亭魚々太郎 「勘定板」

 開口一番は千早くんの「転失気」です。自分の身近であった工夫されたマクラでお客様をほぐし、笑いの導火線に火をつけた千早くん。肝心の噺に入ってからも爆笑の連続となりました。会を重ねる毎に工夫とオリジナリティを加え、しかも高座姿に落ち着きを感じられる姿は、「若者っていいなあ」と思わざるにはいられません。ここまでお客様が温まってしまうと、「この後、どうしよう・・・」としか思えなくなってしまいます。

  最初と最後しかないわけですが、最後は、私の「勘定板」。最も汚い落語ネタと言われていますが、最も崇高な教訓を含んだネタだと私はとらえています。千早君がかなりホットにしてくれたので、たくさんある導火線にすでに火がついているお客様はもう大爆発!どっかんどっかん!もうこれしか形容のしようがありません。

 終わった後、たくさんの方から声をかけられ、「新春の会にふさわしかった!」「素晴らしかった!」「いやー、笑った!」という、あまりにもありがたい言葉を頂戴したところです。商工会議所の職員の方々からも「私も観たかった!」とまで言われてしまいました。高座に上がる身としてはこれほど嬉しいことはありません。たくさんのお年玉をいただいた気分です。
 お招きいただきました、山辺ロータリークラブの皆様方に感謝申し上げ、落語会の報告とさせていただきます。
 
【文責:天空亭 魚々太郎】

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