「上山市山元地区感謝祭」での落語披露

今日は、上山市山元地区で開催された感謝祭にお呼びいただき、落語を披露させていただきました。本日は、天空亭魚々太郎さん、走風亭満月さん、そして私、笑風亭佐と吉でお伺いしました。この3人の組み合わせは、もしかしたら初めてかもというくらい非常に珍しいです。地域の感謝祭を楽しみにされていた約40名のお客様を前に、たっぷり約60分間、落語を楽しんでいただきました(*^^*)

【本日の噺家と演目】
〇天空亭 魚々太郎 『勘定板』
〇走風亭 満月   『そば清』
〇笑風亭 佐と吉  『竹の水仙』

開口一番は、魚々太郎さんの『勘定板』です。魚々太郎さんはやっぱり面白すぎます!絶妙のマクラでお客様の気持ちを落語聴くモードにして、のっけから最後まで大爆笑でした(*^^)v私も『勘定板』は持ちネタの一つですが、これほどまでに登場人物を人間味良く、滑稽でバカバカしく演じることはできないです。頭の中に画が浮かんでくる素晴らしい高座で、まさに魚々太郎ワールド全開!最高の形で次の満月さんにつないでくれました。

続いては、満月さんの『そば清』です。見せ場となる、そばを次々と食べていくシーンは、お客様から思わず拍手が出てしまう上手さ。要所要所のくすぐりもしっかり笑っていただきながら、最後までテンポ良く深みのある高座でした。もう満月さんがトリで終わっても良いのではないかというくらいに良い噺を聞いたなぁとお客様はうっとりしてましたよ(*^^*)

トリは私の『竹の水仙』です。演者2人にワガママを言って久しぶりにトリを取らせていただきました。私の大好きな左甚五郎さんの噺です。正統派の古典をしっかり聴かせつつも、ところどころのくすぐりでも笑いを取ることができ、終始大満足で演じることができました(*^^)v

噺家一同、とても良く笑っていただけるお客様に助けられて、大変気持ち良くおしゃべりさせていただきました(*^^*)
次回もぜひお声がけいただきましたら嬉しいです。ありがとうございました。

【笑風亭 佐と吉】

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