元木町内合同いきいきサロン~落語会

 小春日和の11月10日(木曜日)。山形市元木町の元木公民館で開催された「元木町内合同いきいきサロン~余興(落語の部)」に、山形落語愛好協会の下記の2名がお邪魔して来ました。同いきいきサロンの今回の余興は、前半のフラダンスと後半の落語の二部構成になっており、ご来場いただいた約百名の皆様には、フラダンスで体をほぐした後、当会の落語二席で大いに脳を活性化してもらい、存分にお楽しみいただきましたよ(^^)/

【本日の噺家と演目】
〇笑望亭 半 生・・・『やかん』
〇山彦亭 虎之輔・・・『六尺棒』

 開口一番は、半生さんです。マクラではお客様を上げたかと思えば下げ、下げたかと思えば上げる語り口で会場を沸かせ、演目の「やかん」へ突入。世の中で知らないものはないと豪語するご隠居さんに、「グシャ、グシャ」と呼ばれて発奮した長屋の八っつぁんが質問攻めで逆襲します。それをすぐにギャグで応酬するご隠居さんとの珍妙なやり取りに笑いが巻き起こりましたよ。そして半生さんは、この噺の聞かせどころであるご隠居さんの「川中島合戦」の講釈を、扇子を打ちながら熱演。会場をさらにヒートアップさせ、お後と交代です。(^_-)-☆

 そしてトリは、虎之輔が務めさせてもらいました。マクラでは「深まる秋」にちなんだ小噺を幾つか振った後、現代と江戸時代の家族関係で、最も違うところは何かをお客様に問いかけました。答えは「おやじの権力の有無」。「ウム、なるほど」と納得してもらった後、演目の「六尺棒」に入りました。頑固一徹おやじと、したたかな道楽息子のオウム返しでやり取りする親子げんかが何とも楽しい江戸落語の一席ですが、お客様に笑いどころを外さずに大いに笑っていただき、無事お開きを迎えましたよ(*^_^*)

 最後のあいさつの後は、今が旬のラフランス付き豪華弁当をおみやげとしていただきました。コロナ禍なので、サロンの皆様も弁当はお持ち帰りとのこと。早くコロナが収束して、楽しい会食会が開けるようになるといいですね
 元木町内合同戸いきいきサロンの皆様、またお目にかかることを楽しみにしています。本日はまことにありがとうございました。    【山彦亭 虎之輔】

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