長沼地区健康落語会のご報告

本日は、鶴岡市の長沼地区自治振興会さん主催の「長沼地区健康落語会」にお伺いしました。晴れ渡る青空の下、午前中は草取り活動をされたそうで、午後は打って変わって約30名のお客様に笑いの一時を過ごして頂きましたよ!

【本日の噺家と演目】
・宝笑亭 卯さ銀・・・『やかん』
・笑風亭 佐と吉・・・『転失気』
・濃紺亭 らん朝・・・『寄合酒』

開口一番は卯さ銀さんで『やかん』です。
お約束の「落語で笑って健康よ!」のフレーズから始まる卯さ銀さんのまくらはこちらでも絶口調!勢いそのままに噺に入り、知ったかぶりの先生と矢継ぎ早に疑問を投げかける「愚者」のやりとりが楽し~い一席でお後と交代です。

続いては、佐と吉さんで『転失気』です。
卯さ銀さんの後を受け落語の世界の約束事に軽く触れ、お客様にクイズを投げかけます。
「転失気とは、今の言葉で何のことでしょうか?」
その答えが、まさに今から展開する噺に結びつくのです・・・!
噺の中で答えを知った珍念と知らない和尚。そこに珍念に答えを教えた医者が加わり、和尚と医者の噛み合うようで噛み合わない会話が笑いを誘います!

トリはらん朝で『寄合酒』です。
いつもの野球小咄で皆様のご機嫌を伺いながら、卯さ銀さんと佐と吉さんの勢いに乗って噺に入ります。
貰った酒で飲み会をしたい町内の若い衆。肴がないので各々調達に走りますが、どれもこれも曰く付きの物ばかり。肴をどうやって手に入れたかを生き生きと語る若い衆に笑いが絶えない一席でもってお開きとなりました。

終了後は改めて当会のご紹介として、会員の人数や構成、活動内容をお話ししてお開きとなりました。
最後までご覧くださいまして、誠にありがとうございました!
【濃紺亭 らん朝】

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