第4回薬師町第二地区落語会のご報告

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本日11月14日(土)は、薬師町第二地区落語会が柏山寺本堂で開かれました。今回で4回目のご依頼とのことで、落語好きの20名程のお客様にお越しいただきました。
コロナ感染者が山形でも少しずつ増える中、ソーシャルディスタンスにご配慮いただきながら、おおいに笑っていただきました。

【今日のプログラム】

〇笑門亭 福来助    『まんじゅう怖い』
〇浅草亭 恋之介    『愛を捨てないで』
〇笑望亭 半生     『お見立て』

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トップバッターは、福来助が務めさせていただきました。先月末に腰を痛めたことから、マクラで整形外科にまつわる小噺を振って、ネタに入りました。予想しないところで笑っていただくなど、古典落語を楽しんでいただきました。

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続いては、恋之介さんの登場です。何しろマクラの小噺で爆笑を誘い、場をおおいに暖めた上でネタに入るあたりは、さすがにベテランの風格を感じさせます。ネタは、本日ネタ降しとのことでしたが、随所で笑いを誘う熱演でした。あるものを擬人化したお話ですが、今どきの話題が満載の噺に、皆さん頷きながら聴き入っていました。

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トリは、半生さんです。7月に開かれた「1日限りの山形演芸ホール」以来の高座とは言え、軽妙な語り口は健在で、マクラから大爆笑を巻き起こし、ネタに突入です。花魁と客の間に入って取り持つ幇間と、次から次と難題を持ちかける客のお話は、何度聞いても楽しめる噺で、特に半生さんの語り口にはいつもながら感心させられます。お客さまも大満足の高座となりました。

コロナ禍の中、開催するに当たってはいろんなご苦労があったと思われますが、主催くださった皆さんに改めて感謝申し上げます。機会があれば、またお邪魔させていただきたいと思います。

【笑門亭 福来助】

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