2020年10月25日、遊学館ホールにてソーゾーシーTOUR2020～山形公演～が開催されました。
ソーゾーシーは立川吉笑さん、瀧川鯉八さん、春風亭昇々さん、玉川大福さん、玉川みね子師匠という、現在をときめく超売れっ子の演者さん５名からなる新作ユニットで、東京だけではなく全国各地に活動の幅を広げておられます。
本ツアーは昨年の11月に開催地と主催者の募集があり、当会で手を挙げさせていただき1年間準備して参りました。

ところがコロナ禍で全く先が見えない中、そもそも開催出来るのかどうかも危うい時期もありましたが、このたび無事開催することが出来ました。

当日お越しいただいたお客様の総数は130名！
４組の魂のこもった新作落語４本と太福さんの古典浪曲１本でお楽しみいただきましたよ！

本公演は、後ほど動画配信（有料）される予定となっております。そちらを楽しみにしておられる方へのネタバレを防ぐため、公演内容は控えさせていただきますが、どの新作落語、浪曲も会場が揺れるほどの大爆笑！演者の皆様も、ここまでの６公演で一番の反応だったと仰ってくださいました！

本イベントは、当会を普段ご贔屓いただいているお客様に、素晴らしい演者の演芸をご覧いただきたい、そして地域の落語文化醸成を加速させたいという思いから開催させていただきました。非常に多くの皆様のお力添えがあってこその会で、感謝申し上げます。

まずは、コロナ情勢がいまだ不安定な状況の中、会場に足をお運び頂いたお客様に感謝申し上げます。
また遊学館スタッフのＩさん、Ｔさんには、当日急な設備変更や演出の要望にも快く応じてくださり、また短時間での準備と公演中完璧な後方支援をいただきました。
当会メンバーも事前・当日のスタッフ業務に、お客様の呼び込みと、多数ご協力いただきました。
そしてなにより、素晴らしい芸とたくさんのお土産を持ってきてくださった演者の皆様、本当にありがとうございました。吉笑さんは、全国１５公演の事務作業をほぼおひとりでご担当しておられ、時間のない中、本公演に関しても、前日まで作業頂いておりました。また真打披露目興行のため山形には来られなかった鯉八さんには事前に収録した音声や動画でたくさん楽しませていただき、ご来場いただいていないのに一番鯉八さんのお声を聴けるというスペシャルな時間に。昇々さん、太福さん、みね子師匠にも高座上で、そして準備時間のリハ等、我々も学ぶことが多く、大変貴重な体験となりました。
残り９公演が無事、開催されることを心より祈念しております。

コロナ禍で、本公演が今年初の生落語というお客様も多数おられ、また初めて聞いたけど落語、浪曲ってこんなに面白かったの！？という嬉しい感想も多数頂戴しております。今後もたくさんの落語に触れて、贔屓の演者さんをどんどん増やしてほしいですね。

本公演が盛会のうちに終了できましたこと、関わってくださった皆様に再度感謝申し上げます。
ありがとうございました！！

【浅草亭恋之介】