清住町老人クラブ落語会のご報告

10/24(土)は、山形市は清住町にて開催された落語会にお伺いしました。こちらには初めてお伺いしたのですが担当の方が色々調べてくださって、我々3人の紹介までしていただきましたよ!急遽フェースガードもご用意下さって、お心遣いありがたく存じます。

私達も自己紹介がてら、10/25(日)遊学館ホールでのソーゾーシー公演と、11/22(日)山形国際ホテルでの春風亭昇りんさんの独演会のお知らせをさせていただきました!約30名のお客様に、3人で四席でもってたっぷり笑っていただきましたよ!

【本日の噺家と演目】
・如月家 道楽『金色夜叉』
・濃紺亭 らん朝『時そば』
仲入り
・濃紺亭 らん朝『たらちね』
・石々亭 註馬『カラオケ病院』

開口一番は道楽さんで『金色夜叉』です。

ド派手なヘアースタイルで高座へ上がり、お客様の関心を掴んだ所で衝撃の早変わり!すっかりお客様の心をトリコにしてしまいました!地噺としてナレーションの多い、噺家としてはなかなか手のかかる演目ですが、道楽さんの色々な洒落やギャグが盛りだくさんの十八番ですから、もう会場は爆笑の渦!!興奮覚めやらぬ中、お後と交代です。


続いては、らん朝で『時そば』です。
秋と言えば○○の秋。スポーツや食欲などにちなんだ小咄を振って、根多に入ります。
季節の噺として、落語の代表的な根多によくあげられますが、寒風吹き荒ぶ中で出来立てのそばを啜る様に感心の声もいただきました。後半の、真似をしてしくじる男の慌てぶりにも大きな笑い声があがりましたよ!
仲入りの後は、再びらん朝で『たらちね』です。
ご夫婦の出逢いはそれぞれですが、男余りの江戸の世は、同じ長屋の衆や大家さんがお嫁さんの世話を焼いてくれたそうで、会って初めてわかる事ばかり。
この根多も、大家さんの話に輪をかけて「言葉が丁寧過ぎるお嫁さん」に八っつぁんが翻弄されまくり!


トリは註馬さんで『カラオケ病院』です。
こちら清住町に関わるマクラを振りまして、近くの病院の話題に触れてからこの噺に入ります。
新型コロナで経営難の病院の話、なんてのは近頃耳にする話題ですが、この噺に出てくる病院は、そもそも医者がトンチンカンで患者が来ない。一発逆転の奇策で病院内にカラオケを開設しますが・・
替え歌の度に手拍子と拍手、笑いの絶えない一席でもって、本日はお開きです。

新型コロナでなかなか会合も開けない中、久々に皆様お集まりいただいたそうです。憩いの一時になれば幸いです。
この度はお呼び頂き、ありがとうございました!
【濃紺亭らん朝】

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