南山形住宅自治会いきいきサロン落語会のご報告

 
 
 冬色が濃くなってきた12月3日火曜日、南山形住宅自治会の皆様からご依頼をいただき、黒沢温泉喜三郎にて開催された「いきいきサロン落語会」に如月家道楽さん、楽笑亭明世さんと私、山彦亭虎之輔の三人でお伺いして、約40名の皆様に落語の世界に浸っていただきましたよ。!(^^)!
【本日のプログラム】
〇如月家道楽    「平林」
〇楽笑亭明世    「ストレスの海」
〇山彦亭虎之輔   「時そば」

 開口一番は、道楽さんです。実は「何日か前から風邪を引いていて、途中で咳が出ないか心配だ」と言っていた道楽さんでしたが、お客様に語りかけて、お客様の心にどんどん入っていくマクラといい、終盤に向けてしだいにボルテージが上がっていく演目の「平林」といい、そんなことを少しも感じさせない元気な一席でしたよ。(^^♪

 続いては、明世さんです。マクラの小噺といい、演目の「ストレスの海」といい、シニア世代のお客さまにぴったりな内容でお客様の心をつかみましたよ。「ストレスの海」は、前半は居眠りをしている夫にいたずらをする妻という、ある意味平和な家庭の風景から、後半はブラックジョークの世界に急展開していきますが、そのスピーディーな展開にお客様がしっかりとついてきてくれて、要所要所で爆笑がおきましたよ。(^_-)-☆

 そしてトリは、虎之輔が務めさせてもらいました。11月まではマクラで「秋が深まってきました」を冒頭にして始まる小噺を幾つか振っていたのですが、師走に入った今回からは、「12月になりました」を冒頭にする小噺に衣替えです。そして「冬になると、あったかーいものが食べたくなりますね」と振ってから、演目の「時そば」に突入。本日のお客様は大変反応がよく、笑いのツボは外さないし、うなずいてくれたり、笑顔で聞き入ってくれたりするので、噺家冥利に尽きる時間を過ごさせてもらいましたよ。( ^^) _U~~

 本日のお客様は、落語会の後、ゲーム大会や食事会、カラオケ大会があるとのことで、終演後着替えをしている時も楽しそうな声が聞こえてきました。そして、主催者の方から「お帰りになる時に、お見送りをしたい」ともう一度会場に招かれて、拍手で送っていただきました。南山形住宅自治会いきいきサロンの皆様、本日は誠にありがとうございました。また、お呼ばれする機会を楽しみにしています。    【山彦亭虎之輔】

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