飯塚町第14地区いきいきサロン落語会のご報告

 本日は、飯塚コミュニティーセンターにて開催された飯塚町第14地区いきいきサロンに満願亭珍逸さんと私、走風亭満月の二人でお伺いしての落語会でした。実は珍逸さんとは初コラボで、飯塚町第14地区さんからの依頼も初、今シーズン初積雪という初物の多い日となりました(*^^*)お足元の悪い中、約25名のお客様にお集まり頂きました。
【本日の噺家&演目】
○ 走風亭 満月 「尻餅」
○ 満願亭 珍逸 「時蕎麦」
 
 開口一番は、満月の「尻餅」です、12月の勉強会でネタおろしをさせていただき、年末にふさわしい演目として早速出前で掛けてみました。お金のない夫婦が近所の目を気にして餅をつく真似をするというコミカルな噺ですが、落ちも変えてわかりやすいものにしてみました。お客様の反応にも助けられ、良い出だしとなりました。
 
 続いて珍逸さんは、おなじみの「時蕎麦」です。餅と同じく寒さ厳しい年末年始にふさわしい蕎麦の演目という紹介をマクラに取り入れ、本編へ。要所要所でくすぐりを入れながら、蕎麦をすする所作と音、そしてあの表情でお客様は大満足。見事に珍逸・満月二人会を締めてくださいました。
 今回のお客様の男女比は女性:男性=7:3といったところでしょうか。噺家としてもとても演りやすい環境が整った他、男性のお客様の反応も良く、最後まで気持ちの良い高座でございました。お土産に偶然にも尻餅ならぬ「かき餅」を頂き、お心遣い大変嬉しい限りでございます。終演後は「第10回山形落語まつり」の告知もさせていただきました。また今後ともよろしくお願い致します。

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