庄内町さなぶり落語会のご報告


本日は庄内町の古関公民館にてさなぶり落語会が開催されました。「さなぶり」とは、「早苗饗」と書き、田植えを終えたお祝いのことを指します。田植えもひと段落ついた最高の陽気の中、たくさんのお客様にお集まりいただきました。ともに二度目の庄内遠征となる丘割君、珍逸さんと、恋之介の3名で笑いをお届けしてまいりましたよ(^^)

【今日のプログラム】
◯浅草亭 恋之介    「一目上がり」
◯満願亭 珍逸     「ん廻し」
◯闘球亭 丘割     「千両みかん」


開口一番は私恋之介の「一目上がり」です。いつものマクラから、ご隠居さんと八っつあんの掛け合いを楽しんでいただきました。ちょうど真後ろに掛け軸がかかっていました(画讃はありませんでしたが)ので、まさに八っつあんが床の間の前に居るような心もちで演じさせていただきましたよ(^^)


続いては珍逸さんの「ん廻し」です。お得意の野球マクラからの言葉遊びが楽しい一席です。見どころの「金看板銀看板・・」の言い立て部分は拍手を頂くほどのクオリティ。こちらもたくさん笑って頂きましたよ(^^)


本日のトリは丘割くんの「千両みかん」です。夏を先取りした一席です。あまり調子が良くなかったとの本人談でしたが、笑わせるだけでない、じっくりと聞かせる高座でしっかりとイベントの最後を締めくくってくれましたよ。かけたのはまだ2度目ですが、今後期待大の演目です(^^)

終演後は旬の孟宗汁を頂きながら、なおらいに参加させていただきました。おかげさまで庄内町でも次々とご縁がつながり、このような素晴らしい場で高座をつとめさせていただくことができ、大変うれしく思っております。本日はありがとうございました!!

【浅草亭 恋之介】

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