桜田東町内会いきいきサロン落語のご報告

 初めてお邪魔する桜田会館で行われた桜田東町内会いきいきサロン落語に、走風亭満月さん、浅草亭恋の介さん、そして私、天空亭魚々太郎の3名でお邪魔してきましたヨ。いきいきサロンとしては初めての内容の落語会だそうで、約30名のお客様に大いに落語に親しんでいただきました。(^o^)

【本日のプログラム】
〇走風亭   満月  「風呂敷」
〇天空亭 魚々太郎  「初音の鼓」
〇浅草亭  恋之介  「一目上がり」

 開口一番は、風貌だけで初っ端からお客様を惹きつける走風亭満月さんの「風呂敷」です。この噺はいわゆる間男の噺(つまり不倫)です。意外にも江戸時代はそういう性的なことに大らかだったとか。お客様たちはみんな、ニコニコ(ニヤニヤ?)しながら、時に大きな笑い声を上げて聴いて下さいましたヨ。(^_^)v
 
 次は、私、天空亭魚々太郎の「初音の鼓」です。あまり演者の多くない噺ですが、義経千本桜という歌舞伎を題材にして江戸時代に作られた噺だそうで、3人の登場人物が如何にもじゃれ合っているという楽しい噺です。私にとっては2度目ですがバージョンを変えたので実質上のネタ下ろしとなりましたが、皆さん、本当にニコニコしながら聴いて下さいましたヨ。(^^)/

 トリは、浅草亭恋之介さんの「一目上がり」です。知的な香りがするトリに相応しい演目です。出てくる数字が徐々に上がっていくお目出度い噺の一つに数えられています。健康寿命を延ばそうという講話から始まった今回のいきいきサロンを締めくくるにふさわしい内容で、皆さん楽しそうに聴いておられました。目と耳と脳の健康寿命が確実に延びたものと思います。(^_^)v

 終わった後はお茶会に混ぜていただき、聴く側からの落語の性質、特徴などを漫才との比較を通して貴重な感想を戴くことができました。
 最後には3人に菓子折のお土産を頂戴し、「また、お願いします。」という最もありがたい言葉まで頂戴して帰路に着いた私たちでございました。企画・運営して下さった役員の皆様、そして私たちの拙い落語を聴いて下さった皆様に厚く感謝申し上げ、桜田東町内会いきいきサロン落語会の報告とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。<(_ _)>

【天空亭魚々太郎】

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