滝山地区南二番町町内会「介護予防のつどい」落語会のご報告

昨年は石々亭註馬さんと私、満願亭珍逸でお伺いしました、滝山地区南二番町町内会さんの「介護予防のつどい」に、この度は霜月亭こよしさん、宝笑亭卯さ銀さんとまたまた私、満願亭珍逸の三人でお邪魔しました。約20名のお客様にいっぱい笑っていただきましたよ!!

【本日の噺家と演目】
・霜月亭 こよし 「手紙無筆」
・宝笑亭 卯さ銀 「転宅」
・満願亭 珍逸  「紙屑屋」

開口一番は、こよしさんの「手紙無筆」です。ご自分の芸名、霜月とちょうど今月、11月をかけてのマクラから、お互いに文字を読めない兄弟分のやりとりに笑いが絶えません!特に文字が読めないのに見栄を張って知ったかぶりをする兄貴分の描写がバツグンです!

続いては、卯さ銀さんの「転宅」です。基本的には標準語で語られる落語ですが(上方落語は主に大阪弁ですね)、卯さ銀さんが山形弁にアレンジしているネタもいくつかあります。この「転宅」もその一つで、泥棒のどこかにくめない感じが山形弁によって、より強く感じられますね!もちろん、笑いの量もより強く感じられます!

トリは私、満願亭珍逸の「紙屑屋」です。今、何かと騒がしい大相撲の話題をマクラに振って、奉公に行くハメになった調子の良い若旦那の仕草に笑ってもらいました。最後に一節歌うのが、このネタの聴きどころになってくれればうれしく思います。

終演後は三人で、皆さんと一緒に芋煮やおにぎりをご馳走になりました。先日雪も降った寒さがこたえるこの時期は、温かい芋煮が何よりのごちうそうですね!お土産も頂戴しました。本日はありがとうございました!!

【満願亭 珍逸】

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