南山形地区社会福祉協議会 落語会のご報告

 3回目となります南山形地区社会福祉協議会落語会に走風亭満月、山彦亭虎之輔、天空亭魚々太郎の3人でお邪魔してきました。約50人のお客様は、大変反応もよく、しかも以前出演した噺家の顔を覚えていて下さるという何ともありがたい環境で一人一席ずつ、計3席の落語を披露してきましたよ。

【今日の噺家と演目】
〇走風亭 満月 「孫帰る」
〇山彦亭 虎之輔 「トキ蕎麦」
〇天空亭 魚々太郎 「片棒」



 まずは満月さんの「孫帰る」です。これはお盆の前後に最適のしっとりとした噺です。久しぶりにかけてみたかったという満月さんの語りに会場がぐっと集中し、会場がおちつきました。笑うだけが落語ではないということを紹介するのにも良かったと思います。マクラで落語入門的なこともいれてくれたので初めての方にもやさしい配慮があったと思います。(*^^)v


 次は虎之輔さんの「トキ蕎麦」です。お得意の啖呵売から始まり、時事ネタ満載の奇想天外なストーリーに、お客様の笑いがたえない高座となりました。しばらく中国の大学で教えていたわけですが、もう完全に調子を取り戻したと思いました。(^o^)


 トリは私、天空亭魚々太郎の「片棒」です。これまでに随分とかけてきたネタでありながら、ここ1年間ほどやっておりませんでした。純粋な古典落語ですが、我ながら驚くほど皆様に笑っていただき、途中は拍手まで頂戴することができました。噺家冥利に尽きるとはこのことでしょうか。(*^_^*)

 「また、お願いします。」というありがたいお言葉を頂戴し、嬉しさ反面、身が引きしまる思いで帰路についた私たちでございました。企画・運営して下さった皆様。そして聴いて下さったお客様に感謝申し上げ、報告といたします。どうもありがとうございました。<(_ _)>
 
【天空亭 魚々太郎】

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