山形敬寿園デイサービスセンター慰問落語会のご報告


 本日は山形市妙見寺にあります、山形敬寿園デイサービスセンターにお伺いして落語を披露させていただきました。会場は約30名の元気なお客様でいっぱいです。職員さんも含め、3席の落語でたくさん笑っていただきましたよ(^o^)

【今日の噺家と演目】
〇霜月亭 こよし 「桃太郎」
〇山彦亭 虎之輔 「時そば」
〇浅草亭 恋之介 「東北の宿」


 開口一番は、こよしさんの「桃太郎」です。先週、新しいお囃子のCDを購入し、出囃子のレパートリーが増えたところですが、初使用となる曲目は、こよしさんの華々しさにぴったりの滝廉太郎の「花」で登場です。名前のマクラでお客さんとの距離をじっくり詰めていき、会場中を巻き込みながらの高座でございました。非常に反応の良いお客様ばかりで、落語を楽しんでいただいているのがよく分かる一席でございました。


 続いては中国帰り2度目の高座になる虎之輔さんの「時そば」です。啖呵売のロングバージョンから、時そばに入り、こちらもお客様に楽しんでいただけていたようでした。先週の会も含め、約1年以上ぶりの高座ということで感覚を掴むのが難しそうでしたが、これから頑張って行ってほしいですね(^o^)


 最後はわたくしの東北の宿です。綺麗な古典落語(出来ませんが・・)で締めようとも思ったのですが、非常に反応のいいお客様ばかりでしたので、思い切って東北の宿をかけてみました。これが大当たりでたくさんの笑いを頂くことが出来ました。マクラの「ねずみとり」や「痛くない」等の考えるオチもしっかりわかっていただけたようでしたので、少々難しいギャグも理解し、終始楽しんでいただけたようでした(*^_^*)

 あたたかいスタッフのみなさまと、ノリのいい利用者さんに囲まれていい高座をつとめさせていただけたと思います。本日は本当にありがとうございました。

【浅草亭 恋之介】

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