デイドリームセンター笑顔のたね 落語会 のご報告

 かつて山形で日本最高の40.8℃を記録したという7月25日(月)午後、強い陽射しの中、デイドリームセンター笑顔のたね様からお声掛け頂き、熊水、卯さ銀、註馬の3人でお邪魔させて頂きました。当日は施設の夏祭りが行われ、皆さんがゲームで楽しく盛り上がった空気を受け、楽しく落語を口演させて頂きました。
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【本日の噺家と演目】
○宝笑亭 熊水  「元犬」     
○宝笑亭 卯さ銀 「かぼちゃ屋」   
○石々亭 註馬  「カラオケ病院」  
○石々亭 註馬  「平林」(アンコール)
 
 今日のお客様は施設の利用者と職員の皆様合わせて30人ほどで、心地よいアットホームな空気が流れていたように思います。笑い所と聴き所のリズムも良い皆さんで、噺家の側も、心地よい時間を共に過ごせたことに満足しています。
 
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 熊水ちゃんの落語には、しばしばアッと驚く仕掛けが隠れています。今回の高座が根多卸しだったという元犬も例外ではなく、熊水ワールドを存分に感じさせるものでした。唯一無二の元犬は、ぜひ、生の高座でお楽しみ下さい。
 
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 続く卯さ銀さんは得意のかぼちゃ屋、のびのびと気持ちよいものでした。落語を口演することが大好きなんだな…そんなことを改めて感じる高座でした。
 
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 トリは註馬、実に2年ぶりのカラオケ病院です。当会ではすっかり間助代表で定着していますが、註馬も負けていられないと思い、新曲も入れながら口演しました。改めて感じるのが噺の持つ力で、作者の林鳴平(春風亭柳昇)さんの凄さを感じました。
 これで高座を降りようとしたら、すかさず「アンコール!」の声が。あまり落語ではないことですが、「喜んで!」の思いでおまけにもう一席やらせていただきました。実に楽しく、1時間あまりがあっという間に過ぎました。
 
 終演後、ある利用者の方から、かつて一世を風靡した根多のリクエストがありました。これを得意とした師匠は、80歳を過ぎた今も健在で、別の根多で連日爆笑をさらっています。また呼んで頂いたときにこの根多を口演する、そんな目標ができました。
  
 【石々亭註馬】

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