寿香蔵寄席-春の爆笑四人会- のご報告

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本日は東根市にあるお漬物屋さん「壽屋寿香蔵」さんに隣接する「野守の宿」にて、「寿香蔵寄席」を開催いたしました。非常に歴史ある建物で、途中美味しいお漬物を頂きながらの2時間。晴天にも恵まれ、3歳から102歳の幅広い年齢層の約60人のお客様にたっぷりと笑っていただきましたよ(*^_^*)

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本日の演目
○笑風亭 間助   「つる」
○笑風亭 おすし  「粗忽長屋」
-仲入り- お漬物試食
(梅たくあん、赤かぶ漬け、菊とわらびの山形物語、茜姫)
○浅草亭 恋之介  「漬物こわい」
○笑風亭 佐と吉  「竹の水仙」

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開口一番は代表の間助さんの「つる」です。健康の話題のマクラから、鶴の恩返し小噺、そして本題のつると、しっかりと寄席の場を作りながらも、たくさんの笑いを頂いておりました。良い雰囲気を作っていただいて、次の演者にバトンタッチです。

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続いては当会一のイケメン、おすし君の「粗忽長屋」です。非常にお客さんもノリが良くなってまりいましたので、自称イケメンではなく、本日はお客様も認める色男となりました。粗忽長屋の爆発力はすさまじく、ひとつひとつのくすぐりが大きな笑いを生んでおりました。

仲入り時には、4種盛り合わせの美味しいお漬物の試食タイムです。私も昨年初めて食べて以来すっかりファンになってしまいましたが、あまりお漬物になじみのない若いお客様にも大好評!茜姫をはじめ、美味しいお漬物を頂いた後、後半の部スタートです。

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3番目はわたくし恋之介の「漬物こわい」です。美味しいものつながりで、鰻屋のマクラからまんじゅうこわいの改作の漬物バージョンを演じさせて頂きました。仲入りのときに召し上がって頂いた壽屋さんのお漬物やオリジナルの漬物を取り入れ、他では聞けない本日限定の落語を聞いていただくことが出来ました。

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トリを飾ったのは、佐と吉さんの「竹の水仙」です。落語まつり以来の出演となりましたが、ブランクを感じさせぬ聞き取りやすい発声と滑舌を活かし、前3つの演目とはうって変わって人情噺というしっとりとした噺ではありますが、笑い処では大きな笑いを頂くことができ大盛り上がりのままお開きとなりました。

落語になじみのないお客様、またお漬物の美味しさを知らない昨年までの私のようなお客様が、それぞれの良さを発見して頂けたのであれば、これほど嬉しいことはございません。半年前から企画をさせて頂いており、このような形でたくさんの方にご来場いただけたことに感謝申し上げます。横尾社長はじめ、横尾会長、スタッフの皆様、きっかけを作って下さった荒井さん、本当にありがとうございました。噺家一同も非常に良い経験をさせて頂くことが出来ました。ありがとうございます(*^_^*)

【浅草亭恋之介】

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