今日は、天童市蔵増公民館の「蔵増いきいき教室」にお邪魔しました。約20年前くらいから、地区のみなさんが集まる生涯学習の場として、毎年このいきいき教室を開講しているそうです。その閉校式にお呼びいただき、約100名のみなさんを前に、吹雪の寒さを吹き飛ばす温かい笑いを届けさせていただきましたよ(*^_^*)
【今日のプログラム】
◯猪鹿亭 蝶介 「大安売り」
◯笑風亭 佐と吉 「勘定板」
◯山彦亭 虎之輔 「トキそば」
◯猪鹿亭 蝶介 「真田小僧」
開口一番は、蝶介さんの「大安売り」。絶妙なマクラと繰り返されるくすぐりで、お客さんの心をわしづかみ。のっけから大爆笑でした。物語りの雰囲気を感じる素晴らしい高座で、しっかり次につながる場を作ってくれました(*^^)v
続いては、私佐と吉の「勘定板」。私はこのばかばかしい噺が大好きです。年配の方が多かったので、ゆっくり・はっきりを意識しながらお話させていただきました。しっかり笑っていただき、大変気持ち良い高座になりましたよ(*^^)v
続いては、虎之輔さんの「トキそば」。汚い噺の後に食べ物の噺という逆境もなんのその、特にそばを食べるシーンでは「うまいうまい」とお客さんの声があがりました。今日の演目の中では一番所作が重要になる噺ですが、まさにショータイムという感じで、しっかり笑いを取っていました。古典と新作の融合した爆笑高座でしたよ(*^^)v
そしてトリは、蝶介さんの「真田小僧」。子どもが出てくる噺なので、お客さんの目じりが下がりっぱなし。きっとお孫さんの顔を思い出してるんだろうなぁと勝手に想像してました。男女の色っぽい部分では、より想像力をかきたてて、大きな笑いが起きていました。トリにふさわしい堂々たる高座でしたよ(*^^)v
終演後は、お弁当までご馳走になり、ぜひまた来年度も!という嬉しいお声もかけていただきました。噺家一同、大満足の落語会でございましたよ(*^_^*)
ぜひまたお声がけいただきましたら嬉しいです(*^_^*)
【笑風亭佐と吉】