鈴川敬寿園 慰問落語会のご報告

 今日は山形市内の老人ホーム「鈴川敬寿園」にお邪魔して落語会をさせていただきました。職員の皆様の完璧なサポートもあり、佐と吉副代表を筆頭に、くらら、註馬の3人が力を合わせ、利用者・職員合わせて40人ほどの皆様に、普段とは違うひとときを過ごしていただきました。
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 施設内にはこんなポスターも…利用者の皆様も楽しみにお待ちいただいている雰囲気で、嬉しく感じられました。
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【本日の根多帳】
○寿限無  石々亭 註馬
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 私の「寿限無」は、何と3年ぶりです。実は怖くて高座に掛けることができなかったのですが、逃げていられないと、思い切ってやってみました。「噺家は笑い上手に助けられ」、皆様に感謝です。

○厩火事  海遊亭 くらら
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 続いてはくららちゃんの「厩火事」、7月の落語まつりで好評を頂いた演目です。しっとりと聴き入った後のサゲも見事で、皆様の心をつかんだ高座でした。

○色物(篠笛の演奏) 石々亭 註馬
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 趣向を変えて色物の篠笛。「花笠音頭」「もみじ」「浜辺の歌」を演奏しましたが、自然と皆さんの歌声が加わり、ますます一体感が出てきました。

○狸の鯉  笑風亭 佐と吉
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 トリは佐と吉副代表の「狸の鯉」。この人にこの根多あり、という感じで、ファンタジーの中にも風格のようなものが感じられてきました。
締めにふさわしい高座だったと感じています。

 今回の落語会は少しバタついた中での開催となりましたが、皆様に喜んでいただけたのが伝わってきました。利用者の方から握手や写真撮影を求められたメンバーもおり、機会があればまたとのお声も頂戴したところです。皆様がますますお元気で過ごされることを願ってやみません。

 ぜひまた機会があればお声がけいただけたら嬉しいです。

【石々亭 註馬】

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