鶴岡市立朝暘第六小学校の落語会のご報告


 今日は、鶴岡市の「鶴岡市立朝暘第六小学校」におじゃましました。朝暘第六小学校は山形県内で3番目に大きなマンモス校です。四年生の国語の教科書に載っている「ぞろぞろ」を生で観てもらうということで、四年生の5クラス合同で90分間たっぷりと落語を学んで楽しんでいただきましたよ(*^^)v


 
 【今日の噺家と演目】
 〇笑風亭 間助  ☆落語の歴史・特徴・落語クイズ・小噺・演じ方など
 〇笑風亭 間助   「ぞろぞろ(教科書ver)」
 〇笑風亭 佐と吉 「ざる屋」
 -- 中入り --
 〇笑風亭 間助   「初天神(はつてんじん)」
 〇笑風亭 佐と吉 「転失気(てんしき)」
 
 初めに落語の歴史や特徴、上下などの所作についてお話をしたあと、教科書ほぼそのままの「ぞろぞろ」をご披露しました。子供たちは、興味津々で目をキラキラさせながら、落語に見入ってくれましたよ(*^_^*) のっけからおじいさん・おばあさんの演じ分けだけでも笑ってくれるくらいの場が作れて、幸先の良いスタート。
 
 続いて佐と吉くんの「ざる屋」。これは数ある演目の中でもとびぬけておめでたいお話です。子供たちへの新年の祝いも兼ねてアゲアゲの内容です。おめでたいだけでなく、笑いどころも多い素晴らしいネタで、子供たちも爆笑につく爆笑となりましたよ(*^^)v
 
 中入りを挟んで、わたくしの「初天神」。所作やセリフも含めてかなり本格的な演目になります。子供たちに分かってもらえるかな?とちょっと心配しながらの高座でしたが、そんな心配はなんのその!最初から最後までしっかり爆笑してもらうことができました(*^^)v


 
 大トリは佐と吉くんの「転失気」です。これはもう、鉄板中の鉄板ネタ!特に小学生にはすこぶるウケの良い演目です。90分という長い時間で子どもたちも疲れちゃったのかな?というところも見えたのですが、話の途中からすっかり疲れを忘れたように爆笑の連続!! もうドッカンドッカンのすごい高座になりましたよ(*^^)v


 
 私も佐と吉くんも大変気持ちよく落語ができました。時間が足りなくなって質疑応答コーナーが設けられなかったのが申し訳けなかったのですが、なんと、控室で着替えているところに子どもたちが質問に来てくれました! 「こんなところまで質問に来てくれるんだなぁ」と思わずうれしくなってしまいましたよ(*^_^*)。こんなに積極的な子どもたちの姿というのは、なかなか見られるもんじゃありませんねぇ(*^_^*)
 帰りがけも、教頭先生(めちゃめちゃすばらしい先生で、私も佐と吉くんも教頭先生のファンになっちいました(*^_^*))から大変暖かい言葉をかけていただき、出口までお見送りしていただきました。今日は、少しでも朝暘第六小学校の子どもたちのお役に立てたようで、申し訳ないくらいに気持ちの良い高座になりました(*^^)v
 
 【笑風亭 間助】

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