
九月中旬に入っても暑い日が続いていますが、本日(九月十一日木曜)は,山形市漆山の志村集会所で開催された「べにばなサロン~落語会」にお招きいただきました。こちらにお伺いするのは今回が初めてですが、約20名の皆様に当会の落語三席でたっぷりと楽しんでいただきましたよ(^_-)-☆
【本日の噺家と演目】
〇参遊亭 遊笑…………………………………………『六尺棒』
〇頭垂亭 稲穂…………………………………………『厩火事』
〇如月家 道楽…………………………………………『熊の皮』

初っ端は、遊笑が務めさせてもらいました。まずは、今の山形の天気や、食べ物をネタにしたなぞかけからスタート。おなじみの「〇〇とかけて〇〇と解く」と提示し、「そのこころは」というところを、お客様に言ってもらう形の「お客様参加型のなぞかけ」にしたところ、お客様はしっかりと声を出してくれました。さらに、オチを言うたびに大きな拍手をいただき、会場は大いに盛り上がりましたよ。(^_-)-☆
そして、本日の演目『六尺棒』に突入。商売熱心で堅物の父親と、店の金を持ち出しては使い放題、遊び放題の道楽息子が登場する親子噺にどっぷりと浸ってもらったところで、お後と交代です。

続いては、本日の出演が山形落語会に入会してから四席目という、頭垂亭稲穂さんです。演目は、本日がネタ下ろしという『厩火事』。出演は四回目でも、ネタは三つ目を仕込んだというハイペースです。『厩火事』とは、論語に出てくる「孔子の厩(うまや)の火事で愛馬が焼死しても、家来の安否を先に気遣った」という孔子の故事に由来する言葉。髪結いの女房おさきは自分にだけ稼がせて、遊んでばかりの亭主に愛想をつかし、亭主の自分に対する愛情を『厩火事』のように試そうとするのですが、はてさて……。やや長尺の夫婦噺ですが、お客様は静かに聞き入っていましたよ。そして、サゲのところでは笑い声が巻き起こり( ^^) _U、お後と交代です。

本日のトリは、道楽さんです。マクラでは、知る人ぞ知る、恒例の「カミ(髪?)ングアウト」。『ストレス解消のために、大声で叫びましょう』とお客様をあおって(?)のコール&レスボンスで、会場を盛り上げました。
その後、本日の演目『熊の皮』へ。最近、全国的に熊による人的被害が多発し、「クマった」では済まされない深刻な状況になっています。しかし、この噺に登場するのは、敷物になっている「熊の皮」で、ほんものの熊は登場しませんので、どうぞご安心ください。主たる登場人物である、気のやさしい甚平さんと、しっかり者で口うるさいおかみさんのやり取りの噺で、大いに沸かせ、無事お開きを迎えました( ^)o(^ )
「べにばなサロン」の皆様、本日は誠にありがとうございました。終演後はお土産をいただいたり、帰る際には玄関口までお見送りをしていただき、感謝に堪えません。また、皆様にお目にかかれる機会があることを楽しみにしています。
【参遊亭 遊笑】
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