
若葉が目にしみる頃を迎えた5月15日(水)、山形市青田の青田集会所で開かれた「青田福祉協力員会~落語会」に、笑望亭半生さんと、如月家道楽さんと、私、山彦亭虎之輔の三名がお邪魔して来ました。こちらのいきいきサロンに山形落語愛好協会がお呼ばれするのは久しぶりとのことでしたが、午前10時から11時15分までの75分間、和気あいあいとした雰囲気の中、約40名のノリのいいお客さんに、当会の落語三席でたっぷりと楽しんでいただきましたよ!!(^^)!
【本日の噺家と演目】
・如月家 道 楽・・・『お血脈』
・笑望亭 半 生・・・『禁酒番屋』
・山彦亭 虎之輔・・・『三方一両損』

初っ端は道楽さんです。マクラでは本日のお客さまの年齢ゾーンにピッタリの健康ネタを連発し、しっかりと場を作ってくれました。そして知る人ぞ知る「カミングアウト」のパフォーマンスで盛り上がって、演目の『お血脈』へ。「お血脈(おけちみゃく)」とは、どんな罪を犯しても額に押すと極楽浄土に行ける印判で、これが巷で大流行したものですから、地獄は未曾有の大不況。困った閻魔大王は、天下の大泥棒、石川五右衛門を蘇らせるのですが……はてさて。古典落語にたっぷりと隠しネタを仕込んだ噺で、お客様を落語の世界に引き付けましたよ。お後がよろしいようで (^_-)-☆

続いては、半生さんの登場です。矢継ぎ早に短い小噺を繰り出すマクラで、笑いを巻き起こした後は、演目の『禁酒番屋』へ。このネタは、禁酒番屋の役人と酒屋の主人や店員との攻防を描いたもので、いじめられている側が、いじめる輩(やから)に対して、最後に意趣返しをするという痛快な話。江戸時代、理不尽にいじめられてもお上には逆らえない庶民が、こうした落語を聞いて日頃の溜飲を下げたのではないでしょうか。時代は変わっても、権力を持つ立場の者が、弱い立場の者をいじめる構図はなくなりません。ともあれ、噺のオチでも笑ってもらい、お後と交代です( ^)o(^ )

そして、トリは虎之輔が務めさせてもらいました。前のお二人がたっぷりと場をあたためてくれたので、「高齢者ネタ」の短い小噺を幾つかかけた後は、早々に演目の『三方一両損』に突入しました。金に執着するお代官と越後屋を尻目に、宵越しの金は持たない江戸っ子の心意気と、御存知、江戸南町奉行所の大岡越前守の鮮やかなお裁き。江戸時代にタイムスリップして、大いに楽しんでいただいたのではないでしょうか。ほとんど女性の今日のお客様は、笑いどころを外さず、ここぞというところで笑い声を響かせてくれ、無事にお開きを迎えましたよ( ^^) _U~~
終演後、同会場でお茶会が催されましたが、我々も控室でお茶や漬物、お菓子等をいただきました。また、本日は先日、新会員となったばかりの名佐原さんがお手伝いに来てくれました。今回の最初の三人揃ってのあいさつの画像は、名佐原さんの撮影です。
青田いきいきサロンの皆様、本日はまことにありがとうございました。また、皆様にお会いできることを楽しみにしています。 【山彦亭 虎之輔】