鶴岡市鷹匠町親和会敬老会


ようやく秋らしいお天気となり、特に朝晩は涼しくなりましたね。そんな秋晴れの良い日、鶴岡の新茶屋さんで開催された、鷹匠町親和会の敬老会にお招きをいただきました。初めてのお招きとなりましたが、楽笑亭明世さんと、私、錯乱坊双極で落語を披露させていただきました。約30名のお客様にたっぷり笑っていただきましたよ。

【本日のプログラム】
〇楽笑亭明世・・・・『熊の皮』
〇錯乱坊双極・・・・『浮世床〜夢〜』
〇楽笑亭明世・・・・『松曳き』


開口一番は明世さん。演目は私の大好きな「熊の皮」です。何年かぶりに高座にかけたということでしたが、甚兵衛さんの突っ走り方が、やっぱりとっても良いですね。とても楽しい高座となり、お客様もクスクスクスクス。とても楽しい雰囲気となり、場がしっかりと暖まったところでお次と交代です。。


次は、双極の「浮世床〜夢〜」です。急に朝晩が寒くなったせいか、喉の具合があまり良くなかったのですが、半公と姉さんのなんとなくいやらしいやり取りを演じ分けることができたかなぁと思います。オチで全てが明らかになった時に、お客様の失笑が起きたので、しめしめと思いました。なんとかトリに繋ぐことができてホッとしています。

トリは明世さんの「松曳き」です。粗忽者のお噺。やっぱりいいですね。そそっかしいエピソードをたっぷり散りばめて、わけがわからなくなっている三太夫さんの様子がとっても面白かったです。お客様もたっぷり笑っていただけた様子。いい感じでお開きとなりました。

会場となった新茶屋さんの建物は明治39年に落成した建物で100年以上の歴史があるそうです。お庭の松も樹齢300年以上とか。そんな趣のある会場で落語をやらせていただき光栄でした。あとで幹事の方から、「皆さんとっても喜んでいましたよ。」とお声がけいただき、大変嬉しく思います。またお会いできるのを楽しみにしております。

【錯乱坊双極】

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