上山市旭町地区敬老会での落語披露

 敬老の日の9月18日(日)、上山市の旭町公民館で開催された「のんき・元気・やる気!旭町地区敬老祝賀会」にお呼ばれし、山形落語愛好協会の輪々亭そらしさんと、私、山彦亭虎之輔がお邪魔して来ました。午前10時に始まった同会では、最初に上山市長・県会議員(上山市区)・上山市議(旭町在住)のあいさつがあり、落語の部は10時15分にスタートです。約35名のお客さんに当会の落語三席で笑って楽しんでいただきましたよ!!(^^)!

【本日の噺家と演目】
・山彦亭 虎之輔・・・・・『還付金詐欺落語~スーパーマン』
・輪々亭 そらし・・・・・『地獄八景』
・山彦亭 虎之輔・・・・・『火焔太鼓』

 初っ端は、虎之輔です。マクラで「お客様参加型の寅さんのタンカバイ」をかけたのですが、お客さんがオチをしっかり答えてくれましたよ。特に「四角四面の豆腐屋の娘、色は白いが」のオチは、今まで出たことなかったのですが、男性の方が「○○くさい」とすんなり答えてくれ、会場は盛り上がりましたよ。その勢いで、『還付金詐欺落語』へ。紳士然を装う詐欺師と、とぼけた味わいのおばあちゃんとのやりとりをしっかり笑って楽しんでもらい、お後と交代です (^_-)-☆

 続いて、そらしさんの登場です。演目はお彼岸の今の時期にぴったりな『地獄八景』。実は、当初そらしさんは別の演目をかける予定でした。しかし、会場に到着し準備をしている女性役員の方との会話から、「五月に上山市北部公民館で開かれた落語会を聞いた人が何人か、本日もおられる」という情報を得たとのこと。雑談から情報を得て、それではと演目を変える彼女の裁量はさすがですね。ともあれ、お客さんを 賽の河原、三途の川渡り、閻魔の庁等の地獄めぐりにご招待。お客さんは笑ったり、ハラハラしたり、未知なる地獄の風景をたっぷりと楽しんでいましたよ( ^^) _U~~。

 そしてトリは、虎之輔が務めさせてもらいました。旭町地区には百歳を超えた方がお二人、九十歳を超えてお元気な方もたくさんおられるということをお聞きしたので、「皆様が幸せに長生きしてほしい」願いを込め、演目はハッピイエンド感満載の『火焔太鼓』にしました。この演目をかけるのは久しぶりでしたが、会場の和気あいあいとした雰囲気に助けられ、サゲまで盛り上がって無事お開きを迎えましたよ(^o^)

 終演後は、懇親会にも参加させてもらい、お弁当や手作りのおいしいなす漬け、味噌汁等をごちそうになりました。また、私が2017年度の同公民館での落語会に出演したことを覚えてくれていた役員の方がいて、「この間、上山市の浄公寺の落語会を聞き行き、あなたが来ると思ったがいなかった。今日聞けたので良かった」と言葉をかけてもらい、感謝の至りです。「旭町地区敬老会」のスタッフの皆様、そしてお客さまの皆様、本日はまことにありがとうございました。また、皆様とお会いできることを楽しみにしています(*^_^*) 
   【山彦亭 虎之輔】

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