第7回湯野浜出前落語~笑って健康、福来る~


 本日は湯野浜コミュニティセンターにて、湯野浜出前落語会が行われました。昨年はコロナ禍により中止になったものの、今年は昨年の秋口から打ち合わせを重ね、感染対策をしっかりと取ったうえで開催する運びとなりました。本日は多少の雲はありましたが、湯野浜落語会は過去すべて降水確率0%!良い気候の中、30名強のお客様にお集まりいただき、4本の落語をお楽しみいただきました(^^)

【今日のプログラム】

◯楽笑亭 明 世 「新世帯念仏」
◯笑門亭 福来助 「道具屋」
–仲入り–
◯山彦亭 虎之輔 「火焔太鼓」
◯浅草亭 恋之介 「ぐつぐつ(作:柳家小ゑん)」


トップバッターをつとめたのは明世さん。演目は「新世帯念仏」です。湯野浜は初登場。ひとつひとつのくすぐりをしっかりとキャッチしていただき、大笑いの一席となりました。本日は男女比約3:7くらいの構成比でしたが、特に女性の笑い声が良く聞こえてきておりました。会場の空気を充分に温めていただきましたよ(^^)


続いては福来助さんの「道具屋」です。福来助さんも湯野浜では初めての高座です。お客様に語りかけるようなマクラでグッと距離を縮めていく技術は流石。お客様を前のめりにさせたあと、以前よりも数段レベルアップした道具屋の一席でお楽しみいただきました。オチもバッチリ決まり、いい雰囲気の中前半パートを締めていただきました(^^)


くいつきは虎之輔さんの「火焔太鼓」です。道具屋さんと女将さんやお城の人物とのやり取りが楽しい一席となりました。虎さんは湯野浜落語会2回目でしたが、ほとんどがリピーターのお客様ということでしたので前回のエピソードも交えながらのマクラも楽しく、こちらも終始よい雰囲気となりました(^^)


ラストは恋之介です。この日にかけて何度も役員様とやり取りをしてきての開催となりましたので、マクラでは溢れ出る、運営の皆様と本日お越しいただいた皆様への感謝の気持ちを小噺を交えてお伝えさせていただいた後、「ぐつぐつ」を口演させていただきました。終始笑い処でしっかりと笑っていただき、擬人化された温かい世界をお楽しみいただきましたよ(^^)

 大勢の役員の皆様にご協力いただき、設営・撤収もスムーズに実施頂いたほか、綿密に協議を重ね開催を頂いたこと、本当に感謝しております。当会にとっても、毎年年度末の特別なイベントとなっておりますので、次年度以降も続いていきますよう、最大限協力をさせていただきたいと思っております。
 地域住民の皆様が、少しでも笑って健康になっていただけたのであれば幸いです。本日はありがとうございました!

【浅草亭 恋之介】

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