令和3年度 鶴岡市 かも楽遊会 出前落語講座のご報告

【本日の噺家と演目】

・楽笑亭 明世 「みどりの窓口」

・如月家 道楽 「ものいふ髑髏」

・山彦亭 虎之輔 「六尺棒」

 

本日は鶴岡市「かも楽遊会」落語講座におじゃましました。昨年に引き続き2回目の開催です。職員の方もホームページをしっかりチェックしていただいて、とても嬉しいです。(>ω<)  昨年も虎さんとわたくし、道楽が担当させていただきましたが、今年は明世さんを加えての3人の登場です。

ほぼ20名のお客様。女性が8割のお客様。昨年もいらして頂いたお客様がほとんどで、しっかり覚えていて下さいました。本当にありがたい事でございます。

さて、トップバッターは明世さんの「みどりの窓口」誰でも知ってるもちろんあのJRですね。JRの窓口の職員とめんどくさい家族、何かとイチャモンをつけるおじさんが登場。このやり取りが面白いんです。あるあるネタ満載の新作落語です。誰もが経験あるシチュエーションなのでツボにハマって大爆笑!また明世さんの飄々とした佇まいが演るとまたいいんですねぇ。

続いてはわたくし道楽、あえて、やや毛色の変わったネタをご披露。お客様も昨年の出演を覚えていてくれたので笑って頂きたいのはヤマヤマですが、今日はマクラのテッパンネタ「髪ングアウト」も封印。因果応報の怪談仕立の講談風朗読、ドクロが喋る?と言う、笑いなしの文字通りシリアスなラジオドラマの雰囲気(BGM入り)を楽しんで頂きました!要するに楽しければ免疫度が上がるんです。こんな芸風もアリ…かも(加茂)。

さて、昨年から再登板、トリは虎之輔さん、お得意のネタ「六尺棒」で勝負!マクラではなぞかけをふり、お客様を取り込んでの大爆笑。加茂のお客様はとっても良く笑ってくれます。六尺棒が何だか分からなくてもダメダメ息子と真面目親父のやり取りが面白く、噺の途中にはフーテンの寅の啖呵売も折込み、オリジナル風味も。とにかく楽しんで笑って頂いたのは間違いなし!

そんなこんなであっという間に60分を軽く超えてしまいましたが、加茂コミュニティセンターの優しい職員さんのご配慮でお客様にも大満足?!して頂いたと思います!来年のオファーもガッチリ!!

海がすぐ近くのロケーション、秋の日本海を眺めながらの帰り道でした。

かも楽遊会の皆さん、心よりありがとうございました。

【如月家 道楽】

 

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