2020/09/02 定例勉強会のご報告


9月2日、毎月恒例の定例勉強会が開催されました。
会場は東部公民館1F機能回復訓練室で、あいにく工事期間中にあたってしまったため冷房が入らず、窓を全開しての勉強会となりました。

まずは、めでたいお話からで、半生さんの山新文学賞の入選に、皆さんから拍手が沸き上がったところから会が始まり、依頼を受けている落語会の日程調整に入りました。

今年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、9月中の敬老会や町内会等の行事について、どこも自粛なさっているようで、9月の依頼が全くないと言った寂しい状況です。
それでも、10月以降は少しずつ増えているようで、特に庄内地方からの依頼が多いようです。取りあえず、現時点での依頼のうち、12月までの分について、それぞれお伺いする噺家を決めたところです。

さて、本日の高座ですが、おじいさん2人の噺を孫が締めると言った構図になりました。それぞれの個性が存分に発揮された熱演で、楽しませてもらいました。

【本日の演目】
 ◎ 如月家 道楽     洒落番頭
 ◎ 楽笑亭 明世     相撲場風景
 ◎ 闘球亭 丘割     午後の保健室

丘割くんは、高校の文化祭で同じネタを披露したのだそうですが、噺の中に登場する校長先生については、大胆にも彼が通う高校の校長先生の実名を使わせてもらったことなど、エピソードを交え、面白おかしく話してくれました。

この日は、冷房が入らないと言った条件の悪い中での会でありましたが、それでも時折夜風が入ってきて、暑さをあまり感じさせず、侵入してきた“蚊”も3人の熱演に聞き入ってしまったのか、思わず「クーン」と笑ったばっかりに、あえなく潰されてしまいました。

【笑門亭 福来助】

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