蔵王駅前自治会落語会(寄席「オキナグサ亭」)のご報告

6月20日(木)、山形市松原の「みこころの園南山形」を会場に、蔵王駅前自治会の「ふれあい いきいきサロン」の6月の会として『カフェオキナグサ』が催されました。今回は、その中で落語会(寄席 オキナグサ亭)を行うということで、笑門亭福来助さんと私、山彦亭虎之輔がお伺いしてきました。「みこころの園南山形」のスタッフの方を含めて、約20名の皆さんに落語二席をお届けして、楽しんでもらいましたよ。

[プログラム]

〇笑門亭福来助  「野ざらし」

〇山彦亭虎之輔  「火焔太鼓」

開口一番は、福来助さんです。今回、「みこころの園南山形」に初めてお邪魔したわけですが、かつて福来助さんが仕事で、「みこころの園」(山形市沼木)に納入した製品が、ここで備品として使われていることに驚きながらも、感慨を覚えたそうです。そのことをマクラに振り、場があったまったところで、本日のネタの「野ざらし」へ突入。大胆なアクションとメリハリの利いた言い回しで、お客さんの心をつかみ、要所要所で笑いが巻き上がりましたよ。

そしてトリは、わたくし虎之輔が務めさせてもらいました。今日のお客さんは大変反応がよく、例えばマクラで「人はなぜ和太鼓を聞くと、なつかしさがこみあげてくるのか」という話をすると、「ん~なるほどな~」と大きくうなずいてくれたり、こちらが予期していなかったところでも笑いが起きたりするので、最初から最後まで、大変気持ちよく演じることができました。終演後の茶話会でも自治会の役員の方から「『火焔太鼓』は、月の家圓鏡で何度も聞いたことがある。虎之輔さんのは聞きやすく、わかりやすかった」という有難い言葉を頂戴し、恐縮しています。

終演後の茶話会では、おいしいコーヒーをいただきながら、落語の話や雑談で盛り上がり、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。帰る時には「また来てください」と言われ、嬉しい限りです。蔵王駅前自治会の皆さん、そして「みこころの園南山形」のスタッフの皆さん、昨日は本当にありがとうございました。                     【山彦亭虎之輔】

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