天童市立蔵増公民館「蔵増いきいき教室」での落語会

 今日は、天童市立蔵増公民館の「蔵増いきいき教室」におじゃましました。蔵増地区にお住まいの高齢者が、いきいきと健康に過ごしていただけるよう、年5回の教室をされているそうです。今回は、開校式での落語会ということで呼んでいただきました。

私も久しぶりの高座ということや、この3人での組合せは初ということもあり、張り切っておじゃましましたよ(^^)
 
 【今日の噺家と演目】
 〇石々亭 註馬  「目薬」
 〇笑風亭 佐と吉 「ざる屋(ショートバージョン)」
 〇桜亭 猫いち  「牛ほめ」
     ― 仲入り ―
 〇笑風亭 佐と吉 「転失気」
 
 開会の30分前からお客さんが集まってこられて、嬉しさをかみしめながら、スタンバイ。開校式ということで、館長さんや会長さんからご挨拶がありましたが、みなさん笑いを交えながらのご挨拶で、すでに落語会の場作りができてしまいました(*^_^*)
 
 さて、まず初めに註馬さん。やっぱり註馬さんのまくら、いいですねぇ(^^)雑談のようでいて、気がついたらグイグイ引き込まれてしまう感じがさすがです(*^^)v「目薬」は久しぶりにかけたらしいですが、ガンガン笑いを取っていました。トリの「転矢気」への「屁」つながりも考えながら、しっかりと場作りしてくださいました(*^^)v

 
 続いては私の「ざる屋(ショートバージョン)」。はじめの方ではあまり笑いが起こらない話なので、ウケてるのか心配でドキドキ。でも実は、そんな心配は杞憂に終わり、後半のたたみかけるような笑いの場面では、しっかり笑っていただきましたよ(*^^)v落語を生で聞くのが初めての方が多かったとのことで、どうやらじっくり聞いていただいていたようでした(^^)

 
 三番手は猫いちさんの「牛ほめ」。与太郎の演じ分けを丁寧に、そしてしっかりとした語り口で、最後まで笑いを取っていました。まだ8回目とは思えない高座で、堂々と演じていました。

 
 トリは私の「転失気」。長いこと演じさせてもらっているので、安心してトリにもってこれる演目になりました。今回は、特に和尚と珍念の対比を意識しながら話をさせていただきましたが、最後まで爆笑いただき、自分としても大満足の高座になりました。
 
 館長さんから、みなさん満足されてお帰りになったようだとお話をお聞きし、大変嬉しくなりました。大満足の落語会になりましたよ(*^^)v
 
【笑風亭 佐と吉】

コメントは受け付けていません。