山辺町立大寺小学校の国語の授業のご報告

 今日は、山辺町立大寺小学校の国語の授業に呼んでいただきました。
 まず学校につくと、入口に歓迎のメッセージが!二人とも初めから大感激です(*^_^*)



 ご挨拶のため校長先生とお話していると、子どもたちが校長室に入ってきました。子どもたちが校長先生と遊ぶために休み時間になると会いに来るそうです。私たちが来ているとわかると、大根の漬物を持ってきてご馳走してくれました。この漬物は、子どもたちが自分たちで大根を育てて、漬物にしたものだとか。とても美味しく、思わず「ご飯ください!」と叫びそうになってしまいましたよ(*^^)v

 さて、美味しい漬物をいただいた後は、いよいよ落語の披露です。
 今回は、小学校4年生の国語の教科書に載っている演目「ぞろぞろ」を中心に、4~6年生の子どもたちを前に落語をさせていただきました(*^_^*)

 【今日のプログラム】
 ○ごあいさつ
 ○落語の歴史・特徴(一人芸・口伝・道具)
 ○落語クイズ(扇子と手ぬぐいを使って)
 ○落語の演じ方(上下について、所作による演じ分け)
 ○笑風亭 間助   古典落語「ぞろぞろ(教科書ver.)」
 ○笑風亭 佐と吉  古典落語「転失気(てんしき)」
 ○質問コーナー

 
 まずは、間助さんのもちネタとも言える、簡単な落語の歴史や特徴の説明と、毎回大好評の落語クイズ、そして実演しながら上下(かみしも)をきる動作のお話をしました。これは、子どもたちに、落語がはじめてでも楽しんでもらえるための工夫ですが、毎回大好評をいただいているようです(*^^)v



 この後はいよいよ落語の実演です。小噺をまじえながらマクラもしっかりと話します。子どもたちに落語の世界を味わってもらいたいので、手を抜きません(*^_^*)間助さんの「ぞろぞろ」は、ほぼ教科書と同じバージョンにしてあります。今まで活字で読んでいたものが、実演を実際に間近で見ることで、子どもたちは、より具体的に話をイメージできているようでした。とても反応の良い子どもたちで、すぐに大笑いしてくれました。最後まで大爆笑でしたよ(*^^)v



 続いて、わたくしの「転失気」。この噺は、とにかくバカバカしくて、子どもたちのウケも良い噺です。今回は、話の中に一部古い言葉が出てくるので、なるべくわかりやすい言葉を選んで話すように心がけました。子どもたちは、最初から最後まで何度も大声をあげて大爆笑してくれましたよ(*^^)v

高座後に先生から「あんなに笑った子どもたちを見たことがない」とお褒めの言葉をいただき、二人とも大満足でございました(*^_^*)

私が何より嬉しかったのは、帰り際に子どもたちがお見送りしてくれて、みんなと握手できたこと。
これは一生の想い出になりました(*^_^*)
おかげで、わたくし佐と吉は、今年もいい年越しができそうですよ(*^^)v

大寺小学校のみなさん、大変あたたかいおもてなしをありがとうございました(*^_^*)

 【笑風亭 佐と吉】

コメントは受け付けていません。