今日は、山形市立第四小学校の国語の授業におじゃましてきました。昨年も第二小学校でお声掛けいただいた先生が今年は第四小学校にいらしたということで、昨年に引き続きお話をいただいたのでした(^^) 小学校四年生の国語の教科書に載っている「ぞろぞろ」を中心に、生の落語を体験してもらいました(*^^)v
【今日のプログラム】
○ごあいさつ
○落語の歴史・特徴(一人芸・口伝・道具)
○落語クイズ(扇子と手ぬぐいを使って)
○落語の演じ方(上下について、所作による演じ分け)
○笑風亭 間助 古典落語「ぞろぞろ(教科書ver.)」
○笑風亭 佐と吉 古典落語「転失気(てんしき)」
○質問コーナー
あいさつ代わりに軽いボケをかましつつも、なるべくわかりやすい言葉づかいを心掛けました。まずは落語の歴史や特徴を簡単に説明し、そのあとは恒例の落語クイズです。実は、これが毎回大好評なのでございます(^^) 続いて落語の演じ方を実演を交えて説明しました。これは、子供たちが落語を理解しやすくするのにも一役買っているんですよ(*^^)v
ここからいよいよ、わたくしの「ぞろぞろ」と佐と吉くんの「転失気」のご披露です。
「ぞろぞろ」は、ほぼ教科書と同じバージョンにしてあります。先生のご配慮で、子供たちは事前に教科書を読んできていたようで、大変理解が早く、すぐに大笑いしてくれました(*^^)v 思った以上の大爆笑で私もノリノリで演じさせていただくことができましたよ(*^^)v
続いて、佐と吉くんの「転失気」。この噺は、佐と吉くんの鉄板ネタですが小学生を対象に演じるのは今回が初めてです。どのくらい理解してもらえるかなぁと思いつつ観ておりましたが・・・! これが、予想以上の大爆笑!! 子供たちは何度も何度も爆笑しながら笑い転げてくれましたよ(*^^)v (もじどおり、腹を抱えて床をごろごろ転がってくれるくらいでした(*^_^*))
今日は担任の先生のご配慮もあり、大変すばらしい高座となりました。来年も機会がありましたらぜひお声掛けいただければうれしいです(^^)
【笑風亭 間助】
間助師匠も書いておられますが、私は子どもたちを前に「転失気」を披露するのは初めてで、果たして受け入れられるのだろうかと心配していましたが、おもいっきりの大爆笑で驚くとともに安心し、大変気持ちよく高座をさせていただきました。
それにしても、今まで落語をしてきた中で、こんなにお客様の笑いが終わるのを待ったのは初めての経験でした(^^)
質問の時間でも、鋭い質問が多く、素直で頭のいい子どもたちなんだなと感心しました。
先生方にも大変よくしていただき、先生から褒めていただけるのは久しぶりだった佐と吉は、とても嬉しくなりました(笑)
来年ももしよろしければお声がけいただけたら嬉しいです(^^)
【笑風亭 佐と吉】