大石田町生涯学習活動推進研究集会での落語会のご報告


3/3(土)は大石田町町民交流センター「虹のプラザ」にて開催された大石田町生涯学習活動推進研究集会にて地域やコミュニティに関わる落語を、というご要望にお応えし、石々亭註馬さんと濃紺亭らん朝でお伺いしました。
大石田町の各地から来られた地区の代表の皆様や運営の方々など約80名に、当日の雪の寒さを吹き飛ばすようにたっぷり笑っていただきましたよ!

【本日の演目と噺家】
・『からぬけ』 石々亭 註馬
・『ん廻し』  濃紺亭 らん朝
・『堪忍袋』  石々亭 註馬


開口一番は註馬さんです。
かっちりとした会の間に挟まっての落語ということで、こういう場で先陣を切るのは百戦錬磨の註馬さん!
落語の中には色んな人が出てきますが、お互い様の心でもって仲間はずれにしないというのが良い所、というマクラから与太郎が大活躍の『からぬけ』へ。
キレがあるのにほのぼのとしたやり取りでもってお後と交代です。


続いてはらん朝です。
この前日に発表された世界をゆるがる大ニュース、大谷翔平結婚という話題からマクラに入ります。
いつもの野球小噺から長屋のみんなでワイワイガヤガヤの噺、『ん廻し』へと入ります。
受けどころでは方々で笑い声も起こり、皆さんしっかりと耳を傾けていただいたのがひしひしと伝わってまいりましたよ!
サゲの一言で持ってお後と交代です。


トリは再び高座に上がりました註馬さんです。
最も小さなコミュニティの一つに御夫婦なんてのがありまして、夫婦喧嘩は犬も食わない、それでも長屋の大家さんなんかが仲裁に入ったりすると噺が転がっていくもので。
不平不満を堪忍袋に向けて大声で怒鳴った後の、実にスッキリとした表情が何とも可笑しかったり、時事ネタ(中には賞味期限ギリギリも!)を吹き込む様が楽しい一席でもってお開きでございます。


普段は私共が高座や音響機材を持ってお伺いするのですが、今回は「虹のプラザ」の演劇を主体としたなないろホール(多目的ホール)で実際に使っている高座やめくり台、音響機材などをあらかじめご用意していただきました!ありがとうございました。


終了後に、会場近くのこちらへもお伺いしました。
高座でかいた汗もきれいサッパリ!
身体の芯から温まる、大変良いお湯でした。

本日はありがとうございました!
【濃紺亭 らん朝】

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